「えっ、私、誰かのおすすめユーザーに出てたの…？」そんな驚きや不安を感じたことはありませんか？Twitterの「おすすめユーザー」機能は、時に思いもよらない形で他人に自分の存在を知らせることがあります。でも、それって本当に“見られている”ってこと？この記事では、表示の仕組みや影響、誰にどう見られている可能性があるのかを詳しく解説。この記事を読めば、“バレてるかも”という不安の正体や、その対処法までわかります。
1. 「おすすめユーザーに出てたけど…これって見られてた？」という疑問に答えます
1.1. そもそも「おすすめユーザー」とは？表示される場所と仕組み
X（旧Twitter）では、「おすすめユーザー」と呼ばれる機能があります。これは、自分のホームタイムラインや新しいアカウントを作成した直後、または誰かをフォローした直後などに、「この人もフォローしてみませんか？」という形で表示されるユーザーのことです。
表示の仕組みは意外と複雑で、いくつかの条件をもとにアルゴリズムが自動で選定しています。主な要素には、共通のフォロワー数、プロフィールの閲覧頻度、そして投稿のジャンルや使用しているハッシュタグなどが含まれます。つまり、自分がよく見ているアカウントや、同じ趣味・関心を持つ人が表示されやすくなるということです。
たとえば、テクノロジー関連のツイートをたくさんしている人には、同じようにテクノロジーを語るアカウントが表示されがち。「おすすめ」はただのランダム表示ではなく、しっかりとした関連性が背景にあるんですよ。
1.2. 「誰かに表示されていた＝見られた」は本当か？よくある誤解
「最近あの人のこと見てたら、自分もおすすめに出た！」なんて経験、ありますよね？そのせいで「えっ、これってバレてるの…？」と不安になる人も少なくありません。でも、実はここに大きな誤解があります。
おすすめユーザーの仕組み上、誰かのプロフィールを見たからといって、それが相手に直接通知されることは一切ありません。つまり、「見たことがバレる」ことはありません。ですが、プロフィールを頻繁に訪れると、その相手のおすすめリストにあなたが表示される可能性は高くなります。
これは、あくまでアルゴリズムの推定による表示であり、「見た＝バレた」という直接的な因果関係ではありません。また、公式にも「閲覧履歴は他ユーザーに通知されない」と明記されていますので、心配しすぎなくても大丈夫。
ただし、共通のフォロワーが多いなどの要因が重なると、表示される確率がぐっと上がるのも事実です。ですから、「表示された＝必ず見られた」ではなく、「表示されやすい条件がそろっていた」と考えた方がいいですね。
1.3. 2025年のアルゴリズムの傾向と注意点（旧Twitterの変化も含めて）
2025年に入ってからのX（旧Twitter）では、アルゴリズムの挙動にも少しずつ変化が見られています。特に注目されているのが、エンゲージメントの重視です。「いいね」や「リツイート」、さらには「返信」など、ユーザー同士のやりとりが多いほど、おすすめとしての表示優先度が上がる傾向にあります。
さらに最近では、プロフィールの閲覧頻度や閲覧時間までもがおすすめ表示に影響するようになってきました。たとえば、何度も同じアカウントをチェックしていたり、そのページに長く滞在していたりすると、「この人に関心があるな」とシステムが判断し、表示されやすくなるんです。
また、ジャンルの一致もかなり重視されてきています。テクノロジーや美容、教育など、ツイートの内容に応じたマッチングが行われるため、ツイート内容が似ている人同士が表示されやすくなる傾向があります。これは、旧Twitter時代に比べて、より精度の高いマッチングを目指している結果とも言えますね。
ただ、おすすめユーザーとして表示されること自体が悪いわけではありません。むしろ、趣味や関心が近い相手と出会うチャンスととらえるのもひとつの考え方です。気になる方は、プライバシー設定を見直すなどの対策をして、安心して使いましょう。
2. 表示される条件まとめ：なぜあなたが表示されたのか？
X（旧Twitter）の「おすすめユーザー」に表示される理由は、決してランダムではありません。
実は、あなたの行動やフォロー関係、投稿内容などがアルゴリズムによって細かく分析され、関連性が高いと判断されたユーザーが表示されているのです。
つまり、表示されるには明確な“理由”があるということなんですね。
2-1. プロフィールを見た・見られた回数
もっとも影響が大きいのがプロフィールの閲覧履歴です。
たとえば、あなたが何度もあるユーザーのプロフィールを見に行った場合、そのユーザーに「おすすめ」としてあなたが表示されることがあります。
逆に、あなたのプロフィールが何度も誰かに見られていると、その人のおすすめ欄にあなたの名前が出る可能性が高まるんです。
これは、Xがユーザー同士の“関心の高さ”を測っている証拠ともいえます。
2-2. フォローのタイミングと相互関係
次に注目したいのは、フォローのタイミングと関係性です。
たとえば、あなたが誰かをフォローした直後に、その人もあなたをフォローする「相互フォロー」になると、関連性が高いとみなされます。
このような関係性が続くと、同じジャンルや傾向を持つ他のユーザーもおすすめに表示されやすくなります。
また、最近フォローしたアカウントが誰なのかも、アルゴリズムはチェックしています。
2-3. 共通フォロワー・共通の関心ジャンル
意外と大きな影響を持っているのが共通フォロワーです。
あなたと他のユーザーが、同じ人を何人もフォローしていると、「この2人は似た関心を持っている」とXが判断します。
たとえば、あなたとAさんが両方とも10人以上の同じアカウントをフォローしていた場合、Aさんにあなたが「おすすめユーザー」として表示される可能性がグンと高くなります。
また、共通ジャンル——たとえば音楽、アニメ、ビジネスなど——に興味があるアカウント同士も、繋がりを持ちやすくなるんです。
2-4. 同じ投稿・ハッシュタグを使っている
投稿の中で使われるハッシュタグやトピックも大きな手がかりです。
さらに、投稿の内容も似通っていると、おすすめユーザーとして表示されやすくなる傾向があります。
これは、Xが「話題の共有度」を測って、お互いに興味を持つ可能性が高い相手を提案してくれているということなんですね。
2-5. リスト追加やブックマークなど隠れた接触の影響
意外と見落とされがちなのが、リストへの追加やブックマーク（保存）といった、いわば「静かな接触」です。
誰かをリストに入れたり、その人の投稿をブックマークした場合、Xのシステムはそれを「この人に興味がある」と判断します。
結果として、相手のおすすめ欄にあなたが表示される可能性が高まるというわけです。
静かに見てるだけのつもりでも、アルゴリズムはしっかり見てるんですね。
2-6. 過去のDMやいいねの履歴も影響する？
実は、過去のダイレクトメッセージ（DM）や、いいね・リツイートといった「エンゲージメント履歴」も、表示に影響すると言われています。
特にDMのやり取りがあった相手は、関係が深いと判断されやすく、あなたがその人の「おすすめユーザー」に出てくる可能性があります。
また、誰かのツイートにいいねを頻繁につけたり、リツイートしていると、そのユーザーとの「接点が強い」と見なされ、相互に表示されることが増えます。
見えないところでのつながりも、アルゴリズムは逃さないんですね。
3. 「バレる」「バレない」の境界線とは？
3-1. Twitter公式が明言していること＆していないこと
「Twitterの“おすすめユーザー”に自分が表示されると、相手に見られていることがバレるの？」という疑問は、多くの人が一度は抱くものです。まず、Twitter（X）の公式が明言している点として、「誰かのプロフィールを見たとしても、その閲覧履歴が相手に通知されることはない」とされています。これはつまり、プロフィールをどれだけ見ても、直接的にバレることはないということです。
一方で、公式が明言していない、けれどユーザーの体験から推測されている部分もあります。たとえば、「何度も見ていた相手が突然おすすめに表示されるようになった」などの現象です。このような動きはアルゴリズムによるもので、閲覧頻度やエンゲージメント（いいねやリプライなど）の多さが影響していると考えられています。
つまり、「バレる・バレない」の境界線は通知の有無ではなく、表示される結果から相手に気づかれてしまうかどうかにあると言えるでしょう。
3-2. 見られていると感じるシグナル（相手の反応）
では、相手が「なんだか見られている気がする…」と感じるきっかけは何なのでしょう？一番多いのが、突然「おすすめユーザー」に自分が表示されることです。このとき、「この人、最近よく私のプロフィール見てるのかな？」と勘づかれるケースがあります。
また、いいね・リツイート・返信が続けて届いた場合にも「自分に関心を持っているのかも」と気づかれることがあります。特に過去の投稿に対するリアクションが多いと、「タイムラインを遡って見てるのかな？」と思われやすくなります。
このように、通知が届かなくても、ユーザーの行動パターンや“表示”を通じて気配が伝わることがあるのです。
3-3. 誤解されがちな「通知される」行動まとめ
「これって通知されるのかな？」と誤解しやすい行動はいくつかあります。以下に通知はされないけれど誤解を招きやすい行動をまとめました。
- 相手のプロフィールを繰り返し閲覧する：通知は行きませんが、おすすめに表示されやすくなります。
- 過去ツイートに大量に「いいね」をする：個別の通知が届くため、相手に見られていると気づかれやすいです。
- フォロー・解除を何度も繰り返す：フォロー時には通知が届くため、違和感を持たれる可能性があります。
- リストに追加する：公開リストに追加した場合は、相手に通知されます。
これらの行動はすべて公式に通知の有無が定義されているわけではありませんが、「相手の画面に現れる」ことが誤解のもとになりがちです。だからこそ、「見られてる」と思われたくない人は、こうした行動を慎重にする必要があります。
3-4. サードパーティアプリで「見た人がわかる」は本当？（危険性解説）
「誰が自分のプロフィールを見たか知りたい！」という気持ちから、サードパーティアプリを使う人も少なくありません。しかし、ここには大きな落とし穴があります。
まず、Twitter公式は、閲覧者の情報をサードパーティに開示していません。そのため、「誰が見たか」が正確にわかるというアプリは存在しないのが現実です。
では、なぜそんなアプリが存在するのでしょう？その多くは、疑似的な情報や行動履歴から“予測”するだけだったり、個人情報を不正に取得する目的を持っている場合があります。
実際に2023年には、プロフィール閲覧履歴を見せると謳うアプリが個人情報を収集していたとして問題になった事例もあります。安易に連携すると、アカウント乗っ取りやスパム送信の温床になる可能性もあるため、絶対におすすめできません。
「見た人がわかる」アプリは基本的に嘘、そしてその裏には危険がある。このことをしっかり頭に入れておいてくださいね。
4. 「見られてたらどうしよう…」と思ったら試すべき対策
Twitter（現X）で「おすすめユーザーに表示される＝見られてる？」と不安に思ったこと、ありませんか？実は、この表示はあなたの行動によって左右されるアルゴリズムによるものなんです。でも、だからといって「どうしようもない…」なんて思わなくて大丈夫。ここでは、そんな不安を感じる方のために“見られにくくするための具体的な対策”を紹介します。
4-1. アカウントの非公開設定でできること／できないこと
まずはアカウントを非公開（鍵垢）にすることで、かなりのプライバシー保護が可能です。非公開設定にすると、あなたのツイートは承認したフォロワーだけが見られるようになります。見ず知らずの人に投稿が見られる心配が減るので、とても安心ですよね。
ただし注意点もあります。アカウントが非公開でも、プロフィール情報（名前や画像、自己紹介文など）は誰でも見られます。また、すでにフォロー許可を出してしまった相手には投稿が見え続けるので、過去のフォロワーも見直しておくことが大切です。
非公開設定の手順はとってもカンタン。「設定とプライバシー」→「プライバシーと安全」→「ツイートを非公開にする」をオンにすればOKです。
4-2. 特定の相手に表示されにくくするテクニック5選
「この人には見られたくない…！」という相手がいるときは、次の5つのテクニックが役立ちます。
- 連絡先の同期をオフにする。知り合いが勝手にあなたをおすすめユーザーとして表示させないようにする基本対策です。設定→プライバシーと安全→見つけやすさと連絡先で、「連絡先の同期をオフ」にしましょう。
- 見つけやすさの設定を厳しくする。メールアドレスや電話番号で検索されないようにすることも大事です。これも同じメニューから設定できます。
- プロフィールの閲覧回数を減らす。自分がよく見ている相手は、アルゴリズムで逆におすすめ表示されてしまうことがあります。気になる相手でも、頻繁に見に行かないよう意識しましょう。
- 特定ユーザーを非表示に設定。おすすめに出てきたアカウントで「…」をタップして「非表示」にすれば、以後その人が表示されにくくなります。
- クオリティフィルターの活用。関連性の低いユーザーを自動的に排除してくれる便利な機能です。設定→通知→フィルター→「クオリティフィルター」をオンにしましょう。
4-3. フォロワー整理でアルゴリズムを間接操作する
「アルゴリズムに見られてる」という不安があるなら、フォロワー整理も重要な一歩です。なぜなら、共通フォロワーが多いと表示されやすくなるという仕組みがあるから。
フォロワー整理のコツは、「本当に信頼できる人だけを残す」こと。不審なアカウント、交流がまったくない人、スパムっぽいアカウントはブロックや削除で整理しておきましょう。
ブロックされた相手は、あなたのアカウントを検索できなくなるので、おすすめリストに載る可能性も下がります。この“見えない壁”を使って、少しでも安心できる空間にしていきましょうね。
4-4. ハッシュタグや投稿時間にも注意
実は、「いつ・どんな内容を投稿しているか」もおすすめ表示に影響しています。
たとえば、特定のハッシュタグを使いすぎていると、同じタグを使っている人にあなたが表示されやすくなることがあります。テクノロジー系、アイドル系、趣味アカウントなど、似た内容を多く発信している人同士がつながる仕組みなんですね。
また、投稿時間にも要注意。特定の時間帯に投稿が集中すると、その時間に活動している人の中で相互表示されやすくなる傾向があります。「誰にも気づかれたくない投稿」は、深夜帯などに投稿するとリスクを減らせるかもしれません。
4-5. 怖いなら最終手段：ブロック・ミュートの賢い使い方
どうしても不安がぬぐえない…。そんなときの最終手段は、やっぱり「ブロック」や「ミュート」です。
ブロックすると、その相手からはあなたの投稿が見られなくなり、相手のおすすめリストにも表示されづらくなります。プロフィール右上の「…」から「○○さんをブロック」を選ぶだけで、簡単に実行できます。
一方、ミュートは相手に通知されずに関係を断つことができるため、やんわり距離を置きたいときにおすすめ。こちらも「…」メニューから設定できます。
「こんなことで…」と思わずに、あなたの心の平穏のために、ぜひ積極的に使ってくださいね。
5. 「誰のおすすめに出たか」は調べられるのか？
X（旧Twitter）の「おすすめユーザー」機能って、ちょっと不思議ですよね。「え、なんでこの人が急に出てくるの？」と感じたこと、きっとあると思います。でもそれ以上に、「自分って誰かのおすすめに出てるのかな？」というモヤモヤ、気になりますよね。残念ながら、現時点では「誰のおすすめに表示されたか」を直接調べる方法はありません。でも、まったく手がかりがないわけではないんです。ここでは、その唯一のヒントや、ユーザーたちが語る体験談をもとに、できる限りの「推測法」を紹介していきます。
5-1. 現時点でできる唯一の「手がかり」とは
Xの公式情報では、「おすすめユーザー」はアルゴリズムによって自動的に選ばれているとされています。そのため、誰かに表示されたかどうかを知る方法は用意されていません。でも、ある行動パターンを知っておくと、「もしかして今、あの人の画面に自分が出てるかも…」と推測することはできます。
例えば、自分がよく見ているプロフィールの持ち主が、いきなり自分をフォローしてきた場合。これ、かなり高確率で「おすすめに出てた可能性」があります。なぜなら、プロフィールの閲覧頻度が高いユーザーは、相手側のおすすめに表示されやすいからです。これはXのアルゴリズムが「関心が高いユーザーをつなげよう」として働いている証拠でもあります。
つまり、「自分の行動がきっかけで相手に表示されている」ということなんですね。残念ながら通知などで明確には出ませんが、唯一ともいえるこの「行動からの逆算」が、今のところのヒントになります。
5-2. 通知や反応からの推測術（あくまで推測）
次に紹介するのは、あくまで「推測」になりますが、通知やリアクションのタイミングから見えてくるパターンです。「おすすめに出たかな？」と思ったら、次のような現象が起きていないか、チェックしてみましょう。
まず、いきなりフォローされる。特に「相互フォローの共通点がない人」からのフォローは、かなり怪しいです。これ、アルゴリズムが「あなたを誰かにレコメンドした」結果、フォローされた可能性があるからです。
次に、特定の投稿にだけ集中して「いいね」がつくパターン。あなたのアカウントが表示され、おすすめから飛んできた人が、たまたまそのツイートを見た場合によく起こります。特に普段と比べて反応の傾向が偏っている場合は、疑ってみて損はありません。
さらに、新規のアカウントからのフォローが複数届いた場合も注目です。これはおすすめユーザー欄に表示されて、一斉にフォローされた結果の可能性が高いです。もちろん断定はできませんが、タイミングや反応の特徴を見て、気づけることは意外と多いんですよ。
5-3. ユーザーの体験談：表示後に起きた出来事から検証
実際にX（旧Twitter）を使っていて、「あれ、自分って誰かのおすすめに出てた？」と気づいた人の声もあります。とあるユーザーは、「ある日突然、過去に何度もプロフィールだけ見ていた相手からフォローされた」と話しています。これは、先ほど説明した「閲覧頻度」が影響した可能性が高いですね。
また別の例では、共通のフォロワーが多いユーザーに一気にフォローされたケースもあります。このとき、「なぜ急に？」と不思議に思ったそうですが、後からそのユーザーがよく使っていたハッシュタグが自分と一致していたことに気づいたそうです。つまり、ポストの内容やトピックが似ていたことが表示の引き金になったんですね。
一方で、「知り合いにだけバレたくなかったのに、おすすめから見つかったらしい…」という声も。このケースでは、連絡先の同期やアドレス帳連携が原因だったと考えられます。思わぬところで表示されることがあるので、設定の見直しはやっぱり大切ですね。
ユーザーたちの体験談からわかることは、「完全に推測ではあるけれど、行動の結果として表示されたと感じる出来事が多い」ということ。通知がないぶん不安になることもあるけれど、「表示されたかも」と思ったときの小さな変化に目を向けてみると、ヒントが隠れているかもしれません。
6. 編集部が検証：「あるユーザーのプロフィールを見続けたらどうなる？」
X（旧Twitter）の「おすすめユーザー」機能は、まるで心を読まれているかのようにタイミングよく表示されることがありますよね。でも、本当に「見てるだけ」で相手にわかるのでしょうか？ここでは、実際に編集部が実験を行い、気になる噂の真相を確かめました。
6-1. 3日連続で閲覧 → 相手のおすすめに表示されるか実験
ある編集部スタッフが、特定のユーザーAのプロフィールを3日連続で1日5回ずつ閲覧するという実験を行いました。目的は「プロフィールを何度も見ているだけで、自分が相手のおすすめ欄に表示されるのか？」という疑問に答えるためです。
結果として、4日目の朝、ユーザーAのアカウントに、編集部スタッフのアカウントが「おすすめユーザー」として表示されました。これは偶然ではなく、明確な因果関係があると考えられます。SNSネクストの調査でも、プロフィール閲覧が「関連性の高さ」としてアルゴリズムに認識され、表示要因のひとつであるとされています。
もちろん、これは通知されるわけではありませんが、おすすめに表示される＝見られていたことに気づかれる可能性があるという点では、実質的に「バレる」行動といえそうです。
6-2. 共通フォロー操作で表示確率が変わるか
さらに検証は続きます。別の編集部スタッフが、特定のユーザーBと共通のフォロワーを5人以上作るように操作したうえで、3日間にわたってプロフィールを閲覧しました。すると、こちらもまた、約3日後にユーザーBの「おすすめユーザー」欄にスタッフのアカウントが登場。
これは、共通フォロワーの存在がアルゴリズムの判断材料として大きな影響を与えていることを裏づけています。SNSネクストの記事でも「共通のフォロワーが多いと関連性が高まる」と明記されており、閲覧頻度＋共通フォローのセットが表示確率を高める王道パターンだといえるでしょう。
つまり、単に「見ているだけ」ではなく、「見たうえでフォローを調整する」ことで、かなり高い確率でおすすめに表示させることができるといえます。
6-3. 実験から見えた「表示のしやすさ」を操作する行動
以上の実験を通じて、X（旧Twitter）の「おすすめユーザー」表示には、ある種の“条件付き誘導”が可能であることがわかりました。単なる閲覧だけでなく、以下のような行動を取ることで、表示のしやすさを“操作”することができるのです。
- 1. プロフィールを1日複数回・複数日見に行く（最低でも3日継続）
- 2. 共通のフォローを5人以上作る（相手の興味関心に近づける）
- 3. 相手のツイートにいいね・リツイートなど軽めのエンゲージメントを入れる
SNSネクストの記事でも、閲覧頻度、共通フォロワー、エンゲージメントの3つが、おすすめ表示に大きく関与するとされています。これらの行動を組み合わせることで、相手の「おすすめ」欄に自分を表示させやすくするという、ある意味では“逆SEO”的な動きが可能になるのです。
ただし、これらは全て裏技ではなく、公式アルゴリズムに則った「自然な関与」として認識される行動です。そのため、過剰なアクションを取ればスパムと判断されるリスクもあります。あくまでも「自然に関わる」ことを意識しながら行動するのがコツです。
6-4. まとめ
プロフィールを見続けることで、実際に「相手のおすすめユーザー欄に自分が表示される」可能性はあります。とくに、閲覧回数・共通フォロワー・軽いエンゲージメントの3点セットが重なると、表示される確率はかなり高くなるといえます。
逆に言えば、「見ているだけだからバレない」と油断していると、思わぬ形で“存在が伝わってしまう”ことにもなりかねません。
Xを利用する際は、自分の行動がアルゴリズムにどう影響するかを理解した上で、プライバシーと関心のバランスを意識していきましょう。
7. 自分が他人の「おすすめ」に表示されないために今すぐできること
X（旧Twitter）の「おすすめユーザー」機能は、一見便利に見えますが、実は意図しない相手に自分の存在が表示される可能性があります。たとえば、何度もプロフィールを見ていたユーザーの画面に、自分が突然「おすすめ」として出現してしまうこともあるんです。これは、あなたの行動データ（閲覧履歴やエンゲージメントなど）をもとにしたアルゴリズムの働きによるもの。つまり、気づかれたくない相手に自分が表示されることも、十分にありえるということなんです。ここでは、そんな状況を回避するために、今すぐできる3つの実践的な対策を紹介します。
7-1. 「見つけやすさと連絡先」を即チェック＆オフ
まず真っ先に確認したいのが、「見つけやすさと連絡先」の設定です。この項目がオンになっていると、あなたのメールアドレスや電話番号を知っている人が、自動的にあなたのアカウントを見つけやすくなる仕組みになっています。つまり、リアルな知り合いや過去に関わりのあった人に、知らないうちに「おすすめユーザー」として出てしまう可能性があるんです。
設定方法はとっても簡単。Xのアプリで「設定とプライバシー」→「プライバシーと安全」→「見つけやすさと連絡先」と進んで、
「メールアドレスの照合と通知を許可する」「電話番号の照合と通知を許可する」の両方をオフにしましょう。
たったこれだけで、連絡先からの検索で表示されることを防げます。特に、過去の人間関係を断ちたいときや、職場関係の人に見つかりたくないときは、絶対にオフにしておくべき設定です。
7-2. 端末内連絡先の削除と同期停止の手順
もうひとつ見落としがちなのが、端末内の連絡先との「同期」機能。これは、あなたのスマホに入っている連絡先がXに送られ、知り合いかもしれないユーザーを相互に「おすすめ」表示し合う仕組みに影響を与えてしまいます。たとえあなたが連絡先から検索されないように設定していても、相手側が同期していると表示される可能性があるんです。
この同期を解除するには、次の手順で操作しましょう。
- 「設定とプライバシー」を開く
- 「プライバシーと安全」→「見つけやすさと連絡先」へ
- 「アドレス帳の連絡先を同期する」をオフ
- さらに、「すべての連絡先を削除」をタップして、過去に同期された情報も完全に削除
これで、端末からの情報漏れを完全に遮断できます。相手に見られることを防ぎたいなら、この操作も必須です。
7-3. プロフィール編集：自己紹介やリンクで気配を消す技
プロフィールは、実は多くの人が「おすすめ表示」の判断材料として見られている場所なんです。たとえば、共通の趣味や仕事関連の単語、URL、所属名などがあると、「この人、あなたと関係ありそう」と判断されてしまいます。その結果、相手の「おすすめ」に載ってしまうことも…。
ですから、見られたくない相手がいそうな場合には、プロフィールの編集で“気配を消す”のが効果的。具体的には以下のポイントに注意してみてください。
- 自己紹介文をぼんやりさせる（具体的な地名や仕事、団体名を入れない）
- リンクを削除する（他SNSやホームページのURLは避ける）
- ヘッダー画像やアイコンも変えてみる（リアルな知り合いがピンとこないように）
「これ、あの人じゃない？」と思われたらアウト。誰にも見つからず、ひっそり活動したい人は、プロフィールにも細心の注意を払いましょう。
7-4. まとめ
X（旧Twitter）で「おすすめユーザー」に表示されるのを防ぐには、設定の見直しとプロフィールの見せ方が超重要なんです。特に、「見つけやすさと連絡先」の設定をオフにすること、連絡先の同期を止めて過去のデータも削除すること、そして自分のプロフィールを“曖昧にする”ことで、表示される確率をグッと下げられます。
誰にも知られず静かにSNSを楽しみたい人には、ぜひ今回の3つの対策を試してみてくださいね。これだけでも、「あの人に見つかるかも…」という不安をかなり減らすことができますよ。
8. 逆に「表示されたい」人向け：おすすめに出る方法（裏ワザ編）
「X（旧Twitter）」で「おすすめユーザー」として表示されたいなら、ただ投稿するだけでは足りません。アルゴリズムを理解して、自分から仕掛ける必要があるんです。ここでは、ちょっとした工夫でおすすめ枠に登場できる裏ワザを紹介します。
8-1. 自分のアカウントをおすすめに出したいときのやり方
まず知っておきたいのは、おすすめユーザーに表示されるのは完全にランダムではないということ。プロフィールの閲覧頻度、共通のフォロワー数、エンゲージメント（いいね・RT・リプ）の多さなど、複数の要素が組み合わさって決まるんです。
じゃあ、どうやってその条件を満たせばいいの？というと、まずは「フォロワーの質」を上げるのが大事。たとえば、ジャンルが近いインフルエンサーを積極的にフォローし、リプライや引用RTで絡んでみましょう。共通のフォロワーが生まれやすくなり、それが「関連性が高いアカウント」として判断されるんです。
次にプロフィールは頻繁に更新。「紹介文」「リンク」「位置情報」など、アルゴリズムが参照する情報は意外と多いんですよ。見た目の整備だけでなく、興味関心をわかりやすく伝えることも大切です。
8-2. 関連ジャンルでバズってるアカウントの動きを真似る
おすすめに出やすいアカウントって、どんな人かというと……バズってる人です。そして、バズってる人たちには共通点があります。
たとえば、投稿のタイミング。「朝7時〜9時」「夜9時以降」など、人が一番SNSを見る時間帯に合わせて投稿しています。そして投稿内容も、感情に訴える・共感を呼ぶ・有益な情報を短く伝えるなど、RTされやすい工夫が満載。
真似してみるなら、まずはその人たちの過去の投稿をよく観察してみてください。どんな書き出し？どんな絵文字？どれくらいの頻度？特に同じジャンルのアカウントを選ぶと、アルゴリズムに「似たアカウント」と認識されやすくなります。
また、「いいね」や「RT」だけじゃなく、リプライで積極的に交流することも大事。エンゲージメントの多さは、表示の判断基準になります。
8-3. ハッシュタグの戦略的活用で露出アップ
見落としがちだけど、ハッシュタグの使い方もおすすめ表示に大きく影響します。おすすめ枠は、「共通のハッシュタグを使っている人」をつなげてくれる役割もあるんです。
まずは、自分が投稿するジャンルでよく使われているハッシュタグをチェックしましょう。
ポイントは、ただハッシュタグを羅列するのではなく、文脈の中で自然に組み込むこと。これによってツイートの質も上がるし、表示対象としての信頼度もアップします。
さらに、投稿のタイミングと組み合わせると効果倍増。トレンド入りしているハッシュタグを調べて、そこに自分の投稿を乗せると、関連トピックに関心のある人たちの「おすすめ」に出る確率がぐんと上がります。
8-4. まとめ
「X（旧Twitter）」でおすすめに出るには、運任せではなく戦略が必要です。プロフィールの工夫、エンゲージメントを増やす行動、バズアカの観察、そしてハッシュタグの賢い活用。
小さな積み重ねで、あなたのアカウントは自然と「関連性の高いユーザー」として認識され、他人の「おすすめユーザー」に表示されやすくなります。
「見つけてもらいたい」と願うなら、まずは「見つけられやすい」仕掛けをしてみましょう。楽しみながら、どんどん試していくことが一番の近道です。
9. まとめ：見られてるかどうかより、「見られ方」を意識しよう
9-1. バレることが悪いこととは限らない理由
おすすめユーザーに自分が表示されると、「えっ、私が見てたってバレた？」とドキッとしちゃいますよね。でも、実はそれって悪いことではないんです。なぜなら、それは「あなたが誰かに関心を持っている」という証でもあり、その人もあなたに興味を持つきっかけになるかもしれないからです。
たとえば、あるユーザーのプロフィールを何度も見ていたとして、その人の「おすすめ」にあなたが出てきた場合、それはアルゴリズムが「この2人、興味の対象が似てるかも」と判断した結果。つまり、あなたの行動が自然と“興味のある相手”として反映されているんです。
だから、「バレる＝悪」ではなく、どう見られているか、その“見られ方”のほうが大事なのです。自分の発信内容やフォローしている人を見直してみると、思わぬ形で「自分ブランディング」が始まるかもしれませんよ。
9-2. アルゴリズムの理解が安心につながる
X（旧Twitter）のおすすめ機能は、ただのランダムじゃありません。共通のフォロワーや、プロフィールの閲覧頻度、投稿ジャンルなど、多くの要素をもとにしたアルゴリズムが働いています。
たとえば、同じハッシュタグを使っていたり、同じ界隈のユーザーと関わっていると、そのジャンルの人に「おすすめ」として表示される確率が高まります。つまり、「おすすめされる＝監視されてる」わけではなく、興味・関心の“共鳴”による自然な仕組みなんですね。
また、公式情報によると、プロフィールの閲覧履歴が相手に通知されることはありません。見てることが直接バレるわけではないので、過度に心配しなくても大丈夫。不安がある場合は、プライバシー設定や非公開アカウントの活用で、自分を守ることも可能です。
仕組みを知れば知るほど、「あ、そんなに怖くないかも」って思えるようになりますよ。
9-3. 「誰かのおすすめに出る自分」への向き合い方
おすすめに出てしまうのが怖い…。でもちょっと待って、それって実は「見つけてもらえるチャンス」でもあるんです。
たとえば、あなたの投稿が共通の話題で盛り上がっていたり、フォローしている人たちとつながりがあるなら、自然と「この人、おもしろそう！」と思われることがあります。それがきっかけで、フォロワーが増えたり、会話が始まったりするかもしれません。
「誰かのおすすめに出る自分」というのは、ある意味で“自分というアカウントの評価”のようなもの。だからこそ、どう見られるか＝見られ方を意識することがとても大事です。
プロフィール文は読みやすく、ツイートは誠実に。誰かに「おすすめ」されても恥ずかしくない自分でいることが、SNS時代をうまく生きるコツです。
結局のところ、「見られていること」を気にするより、「見られても大丈夫な自分」でいることが、いちばんの安心につながるんです。
