Xで日本語にする方法|ブラウザ設定だけで簡単切り替え

X(旧Twitter)を開いたら、なぜか英語表示に――そんな経験はありませんか?これは多くの方が直面する悩みで、原因はブラウザの設定やアクセス環境にあることがほとんどです。この記事では、Xが英語で表示される理由から、自分のアカウントが対象かどうかの確認方法、そしてPCブラウザ版で日本語に戻す最短の手順まで、スクリーンショット付きで丁寧に解説します。

目次

1. はじめに:なぜX(Twitter)が英語表示になるのか?

X(旧Twitter)を開いたとき、いつもと違って英語で表示されていて戸惑った経験はありませんか?このような表示の変化は、実はあなたの操作ミスではなく、いくつかの要因によって起こるごく一般的な現象なのです。特に、最近では海外のサーバーを経由するVPNや、スマホやPCの設定が影響しているケースも増えています。ここでは、その理由を具体的に見ていきましょう。

1.1 ブラウザの言語設定に引きずられる仕組み

X(Twitter)の表示言語は、あなたのアカウント設定だけでなく、利用しているブラウザの言語設定にも強く影響されます。たとえば、Google ChromeやSafariなどのブラウザで「英語」が優先言語になっていると、Xはそれに従って英語で表示されることがあります。つまり、アカウントは日本語のままでも、ブラウザが「この人は英語ユーザーだ」と判断してしまうと、表示が自動で英語になるというわけです。

また、特に注意したいのが新しい端末で初めてXを開いたときや、キャッシュやCookieを消した直後です。その場合、ログイン状態が一時的にリセットされて、ブラウザの設定が優先されるケースが多くあります。パソコンが少し苦手な方でも、この仕組みを知っておけば安心ですね。

1.2 初期設定で英語になる具体的なケース(VPN使用・海外アクセス時など)

もうひとつありがちな原因が、VPNの使用や海外からのアクセスです。たとえば、NordVPNやProtonVPNなどのサービスを使ってアメリカやイギリスのサーバー経由でネットを利用している場合、Xは「この人は英語圏のユーザーだ」と判断して英語表記に切り替えてしまいます。

また、海外旅行中に現地のWi-Fiに接続してXを開いたときや、ホテルのパソコンなどを使ってアクセスした場合にも、同様に英語になってしまうことがあります。これはあなたの設定ミスではなく、Xが自動で最適だと考えて切り替えているだけなのです。ちょっと驚きますが、きちんと日本語に戻す方法もありますのでご安心ください。

1.3 自分のアカウントが対象か確認する方法

では、自分のアカウントが本当に英語設定になっているのか、それともブラウザの影響なのか、どこで確認すればよいのでしょう?実はとっても簡単にチェックできます。

PCブラウザからXを開き、左側のメニューにある「More(…)」をクリックして「Settings and Support」→「Settings and privacy」と進みます。そこから「Accessibility, display, and languages」→「Languages」→「Display language」とたどっていくと、現在の表示言語が確認できます。もし「English」となっていれば、アカウント側の表示言語が英語に設定されているということになります。

一方、ここが「Japanese – 日本語」になっていれば、ブラウザ側の設定や一時的な接続環境が原因かもしれません。スマホアプリでも同様に、プロフィールアイコンをタップして「Settings and Support」から順にたどることで、今の言語設定をすぐに確認できますよ。

このように、自分のアカウントが英語になっているのかどうかは数ステップで見分けることができます。英語になってしまったからといって焦らなくて大丈夫。まずは原因をしっかり把握することが大切なのです。

2. Xを日本語にする最短ルート【PCブラウザ版】

X(旧Twitter)をパソコンのブラウザで開いたときに、「英語で表示されていて困ったな…」と感じたことはありませんか?それ、実はとっても簡単に日本語表示に戻すことができるんです。ここでは、最新の手順にそって、誰でも迷わず設定できるように、一つずつ丁寧に解説していきますね。画像がなくても分かるように、見落としがちなポイントもしっかりフォローします。

2.1 「More(…)」→「Settings and Support」を開く

まず、X(旧Twitter)をパソコンで開いたとき、左側のメニューに「More」と書かれたメニューがあります。もし表示されていなかったら、「…」のマーク(3点リーダー)を探してクリックしてみてください。

これは画面サイズが大きかったり、メニューが折りたたまれている場合に起こりやすいので注意しましょう。クリックするとメニューが展開され、一番下に「Settings and Support」が見つかるはずです。

2.2 「Settings and privacy」→「Accessibility, display, and languages」

「Settings and Support」を開いたら、次に出てくるのが「Settings and privacy」です。これはXの設定全体を管理する場所です。そこをクリックすると、さまざまな項目が表示されますが、その中から「Accessibility, display, and languages」を選びましょう。ここには、画面表示やアクセシビリティ、そして言語設定がまとめられていて、まさに今回の目的にピッタリの場所なんです。

2.3 「Languages」→「Display language」→「Japanese – 日本語」

次の画面に進むと、「Accessibility, display, and languages」の中に「Languages」という項目が現れます。この「Languages」をクリックすると、さらに細かい設定が出てきます。一番上にある「Display language(表示言語)」を選択してください。

現在の言語が「English(英語)」になっていると思います。その部分をクリックすると、使用できる言語の一覧が表示されます。その中から「Japanese – 日本語」を見つけて選択しましょう。

2.4 「Save」で確定しリロード

「Japanese – 日本語」を選んだあとは、忘れずに画面下にある「Save」ボタンをクリックしてください。この「Save」を押すことで、あなたの設定がしっかり保存されます。その後、自動で画面が再読み込みされ、X(Twitter)の画面がすべて日本語に切り替わるはずです。

もし反映されていないように見える場合は、手動でブラウザをリロード(更新)してみてくださいね。これで英語で困っていた画面が、スッキリ日本語に戻ってくれるはずです。

3. 【スクリーンショット解説】初心者にもわかる手順(Chromeベース)

X(旧Twitter)の表示が突然英語になって、「どこをどうすれば日本語になるの?」と困ってしまうこと、ありますよね。特にパソコンでChromeを使っている方にとって、英語のままだと操作のハードルが一気に上がります。

ここでは、2025年最新版のUIに基づき、初心者でも迷わず日本語に切り替えられるように、実際の画面配置やスクリーンショットをもとに手順をくわしく解説します。途中で表示が違うときの対処法もまとめてあるので、安心して読み進めてくださいね。

3.1 実際のボタン配置と画面キャプチャ(2025年最新版UI)

まず最初に、X(旧Twitter)のホーム画面を開いてください。左側のメニューに「More(…マーク)」があります。ここが出発点です。画面幅によっては「More」ではなく「…」と表示される場合があります。この「More(…)」をクリックすると、メニューが展開されます。

次に出てくるメニューの一番下にあるのが「Settings and Support」。これをクリックすると、さらに選択肢が出てくるので、「Settings and privacy」をクリックしましょう。

ここまで進むと、ようやく「設定」画面にたどり着きます。次は「Accessibility, display, and languages」を選びます。この中に「Languages(言語)」という項目があるので、クリックしてください。

「Languages」を開くと、「Display language(表示言語)」の設定項目が表示されます。この表示言語の部分が今「English」になっているのを、「Japanese – 日本語」に変更するだけでOKです。変更後は、下に表示される「Save(保存)」ボタンをクリックして完了です。

ポイント:・「Display language」の中にある「Japanese – 日本語」を選択すること。・設定を変更した後は、必ず「Save」ボタンを押さないと反映されません。・切り替え後は、ページが自動でリロードされ、日本語表示になります。

3.2 表示が違うときのパターン別対処法(折りたたみ表示・表記違いなど)

画面の表示がこの記事の手順と違って見えることがありますが、慌てなくて大丈夫です。ここでは、よくある2つのケースに絞って解決策を紹介します。

ケース1:メニューが「More」ではなく「…」と表示されている

これは画面サイズやブラウザの表示倍率によって起こる仕様です。「More(もっと見る)」が省略されて「…」という記号に変わっているだけなので、「…」をクリックして同じように操作すれば問題ありません。

ケース2:「Settings and Support」が表示されない

英語表記のままで混乱しやすいポイントですが、実はスクロールしないと出てこない場合があります。メニューを開いたら、一番下までスクロールして「Settings and Support」を探してみてください。また、別の言語設定が入っていると、まれに表記が異なることもあります(例:「Paramètres et assistance」など)。その場合は、設定アイコンや歯車マークを目印に進めるとよいでしょう。

ケース3:言語選択画面に「Japanese – 日本語」が表示されない

この場合は、一度ブラウザを再読み込み(リロード)してみましょう。それでも出てこない場合は、Cookie設定やキャッシュの影響が考えられるため、Chromeのシークレットモードで再試行すると表示されることがあります。

どのパターンも、焦らず一つずつ確認していけば、ちゃんと解決できます。X(旧Twitter)のUIはときどき変わるので、目印になるのは「表示名」よりも、配置やアイコンの形です。

4. スマホ版との違い:ブラウザならではの注意点

X(旧Twitter)を日本語にしたいとき、スマホアプリとブラウザ版で操作方法が微妙に違うことに気づいた方も多いのではないでしょうか。

特にブラウザ版は表示のされ方やボタン配置が異なるため、慣れていないと「え?どこにあるの?」と戸惑ってしまうことがあります。ここでは、スマホアプリとの違いを丁寧に紹介した上で、PCブラウザ版ならではの注意点も一緒に解説していきますね。

4.1 モバイルアプリとPCブラウザのUIの違い

まず大きな違いは、メニューの表示場所と構造です。

スマホアプリでは、設定メニューは画面右上のプロフィールアイコンからアクセスし、「Settings and Support → Settings and privacy」とタップを重ねて進みます。画面全体が縦に長くなっていて、次々に新しいページへ移動する設計ですね。

一方でPCブラウザ版では、画面左下の「More(…)」をクリックしてメニューを展開し、「Settings and Support」や「Settings and privacy」に進んでいきます。

この「More」がボタンではなく省略記号(…)で表示されているため、初心者は気づきにくいのです。また、画面を最大化していないと「More」が省略され、メニューが表示されないこともあるため注意が必要です。

さらにPC版では、設定項目が画面の中央ではなく右側にパネルとして開かれるUIになっているため、どこに進めばいいのか迷ってしまうケースもよく見られます。

このように、スマホとPCでは構造も表示位置も違うため、同じ「言語設定の変更」であっても迷いどころがまったく異なるんです。

4.2 片方だけ日本語になる現象とその対処

「スマホでは日本語なのに、パソコンでは英語のままなんだけど……」という声、よく聞きます。

これはスマホアプリとブラウザ版で言語設定が別々に管理されているために起きる現象です。

例えば、スマホアプリで「Japanese-日本語」を設定しても、PC版では「English」のままというケース。逆も同じで、パソコンで変更してもスマホアプリには反映されないのです。

対処法はとっても簡単。両方のデバイスでそれぞれ設定を行うことが必要です。

PCブラウザ版では、「More」→「Settings and Support」→「Settings and privacy」→「Accessibility, display, and languages」→「Languages」→「Display language」の順にクリックし、「Japanese – 日本語」を選んで「Save」するだけ。

スマホアプリ版では、プロフィールアイコンをタップして「Settings and Support」→「Settings and privacy」→「Accessibility, display, and languages」→「Languages」→「Japanese – 日本語」を選択して「Save」すればOKです。

大切なのは「設定はそれぞれ別で行う必要がある」と理解しておくこと。これを知らないと、「ちゃんと日本語にしたはずなのに…」と困ってしまうかもしれません。

もし「PCで日本語にならない」「スマホだけ英語に戻る」といったトラブルがあったら、まずこの2重設定を思い出してみてくださいね。

5. ブラウザ側の言語設定もチェックしよう

X(旧Twitter)を日本語に変更しても、ブラウザの設定が英語になっていると、再び英語表記に戻ってしまうことがあります。そんなときは、ブラウザ本体の言語設定も確認してみましょう。以下に、主要ブラウザごとの設定方法や違いを詳しくご紹介します。

5.1 Google Chromeの言語設定を変更する手順

Google Chromeでは、表示言語を変更することで、ウェブサイトの表示言語にも影響を与えることがあります。たとえば、X(Twitter)などのSNSやGoogleサービス全般が、ブラウザの言語をもとに表示言語を自動で選ぶケースが多いのです。

以下が、Chromeでの言語変更手順です。

1. 画面右上の「︙(三点アイコン)」をクリックして「設定」を開きます。
2. 左側メニューから「言語」を選びます(または、検索バーで「言語」と入力してもOK)。
3. 「言語」セクション内の「表示言語を追加」をクリックし、「日本語」を選択します。
4. 日本語を「Google Chromeの表示言語として設定」ボタンをクリックします。
5. ブラウザを再起動して変更を反映させます。

これで、Chromeを使って閲覧するすべての対応サイトが日本語優先に切り替わります。Twitterの英語表記が戻るのを防ぐ効果もあるので、必ず設定しておきたいですね。

5.2 Microsoft Edge・Safari・Firefoxの場合の違い

ブラウザによって言語設定の手順や影響範囲には違いがあります。ここでは、Google Chrome以外の主要ブラウザについて、それぞれの特徴と変更方法を見ていきましょう。

Microsoft Edgeの場合

EdgeもChromiumベースなので、基本的な手順はChromeとよく似ています。

1. Edgeの右上「…(三点アイコン)」から「設定」を開く
2. 左メニューから「言語」を選択
3. 「優先する言語を追加」で「日本語」を追加
4. 日本語の右側にある「…」をクリックし、「Microsoft Edgeの表示言語に設定」を選択
5. Edgeを再起動

これでEdge全体が日本語表記になり、対応サイトも日本語で表示されやすくなります。

Safari(Mac)の場合

Safariでは、Macのシステム言語と連動しているため、Mac全体の言語設定を変更する必要があります。

1. Macの「システム設定」→「一般」→「言語と地域」を開く
2. 「優先する言語」に日本語を追加して、最上位にドラッグ
3. Macを再起動(またはログアウト)

この方法により、Safari上のウェブ表示も日本語優先になります。

Firefoxの場合

Firefoxでは、独自に言語設定が可能です。以下の手順で変更できます。

1. 右上のメニュー(三本線)から「設定」をクリック
2. 下の方にスクロールして「言語」セクションを探す
3. 「代替言語を設定」をクリックし、「日本語」を追加・最上位に設定
4. Firefoxを再起動

Firefoxでも、これにより表示される言語が日本語に切り替わります。

5.3 ブラウザが「英語」を優先する場合の回避策

ときどき、ブラウザの言語設定に「英語(English)」が残っていると、X(旧Twitter)などの表示が自動で英語に戻ってしまうことがあります。これは、ウェブサイトが「最優先言語」を参照して表示を切り替える仕組みのためです。

対策として、以下の点を確認しましょう。

  • 日本語を優先する言語の一番上に設定する(他の言語が上にあると影響します)
  • 英語を削除するか、リストの下位に移動する
  • 設定を変更したら、必ずブラウザを再起動して反映させる

特にGoogle ChromeとEdgeでは、複数言語が並んでいると順番の影響が大きいため、「日本語」だけにしておくのが最も確実な方法です。

また、X(Twitter)のアプリやサイトでも、初回アクセス時にブラウザの言語をもとに表示が変わることがあるため、最初から正しく設定しておくと、あとで困ることがなくなります。

言語表示の不一致で戸惑う前に、ブラウザの言語設定をしっかり整えておきましょう。

6. よくあるトラブルQ&A【日本語にならないときの対処】

X(旧Twitter)を日本語に設定しても、なぜか英語に戻ってしまったり、うまく表示が切り替わらないという声もありますよね。ここでは、「言語設定がうまくいかない」よくあるトラブルをひとつずつ解説しながら、その解決方法をご紹介します。「もう何度も設定を変えたのに…」とお困りの方も、ぜひ以下を参考に試してみてください。

6.1 「保存しても英語に戻る」原因と解決策

「Japanese – 日本語」を選んで「Save」ボタンを押したはずなのに、再度Xを開いたときには英語に戻っている…。そんなときは、アカウント設定がうまくサーバーに保存されていない可能性があります。

まず確認したいのは、Twitterにログインした状態で設定を変更しているかどうかです。ログアウトした状態では、設定の保存ができないことがあります。また、設定完了後に「Save」ボタンを押しても反映されない場合は、ブラウザのセッションが切れていることも考えられます。

対処法としては以下の手順をおすすめします。

  • Xにログインしてから「More」→「Settings and Support」→「Settings and privacy」を開く。
  • 「Accessibility, display, and languages」→「Languages」→「Display language」を選択。
  • 「Japanese – 日本語」を選択し、必ず「Save」をクリック。
  • 設定後は、必ず一度ページをリロードまたはブラウザを再起動。

保存が成功していれば、以後日本語表記が維持されるようになります。それでも戻ってしまう場合は、次の項目で紹介するキャッシュやCookieの影響も疑ってみましょう。

6.2 Cookieやキャッシュが影響するケース

Xの表示言語は、ブラウザのCookieやキャッシュに強く依存しています。そのため、過去に英語設定で利用していた履歴が残っていると、せっかく日本語に設定しても自動で英語に戻ってしまうことがあります。

こうした問題が起こったら、まず以下の対応を行いましょう。

  • ChromeやEdgeなど、使っているブラウザの「設定」から「閲覧履歴データの削除」を選択。
  • 「Cookieと他のサイトデータ」「キャッシュされた画像とファイル」にチェックを入れて削除。
  • 再度Xを開いて、日本語設定をやり直す。

特に、ブラウザに保存された古いセッションやCookieが原因の場合、削除しない限り繰り返し問題が起こるので注意が必要です。削除のあとは再ログインが必要になることもあるので、パスワードを忘れないように準備しておきましょう。

6.3 拡張機能やVPNが邪魔しているかも?

意外と見落としがちなのが、ブラウザの拡張機能やVPN(仮想プライベートネットワーク)の影響です。特にVPNを使ってアメリカや他国経由でインターネットに接続していると、Xが自動的に「英語が最適」と判断してしまうケースがあります。

また、言語切り替えに関係しそうなブラウザ拡張(Google TranslateやAdblock系など)が干渉して、設定変更が反映されないこともあります。

このような場合には、以下のような対処が効果的です。

  • VPNを一時的にオフにして、再度Xにアクセス。
  • Google Chromeの「拡張機能」管理画面で、怪しい拡張を一時的に無効化。
  • その後、再び日本語に設定し直し。

とくにVPNに関しては、ログイン場所によって自動的に言語が変わる仕様があるため、常時接続している人は要注意です。

6.4 職場や学校のPCで設定変更ができない場合

「自宅ではちゃんと日本語表示されるのに、職場や学校のパソコンではいつも英語のまま…」という場合、管理者によるアクセス制限やアカウント制御が原因になっていることがあります。

たとえば、以下のような制限が想定されます。

  • ブラウザにログインできない、またはセッションが制限されている。
  • 設定変更後にCookieが保存されないように管理されている。
  • 一時的なゲストモードやプロファイルが使われている。

このような環境では、Xの表示言語設定が毎回リセットされてしまい、保存がきかない状態になっています。

もしもそれが学校や会社のルールであれば、無理に設定を変更することは推奨されません。代替として、スマホアプリでの利用や、個人の端末からアクセスする方法をおすすめします。どうしても業務でXを使う必要がある場合は、IT管理者や担当者に相談してみましょう。

7. ログイン前でも日本語化したいときの裏技

X(旧Twitter)を開いたとき、「あれ? 全部英語だ…」と困ったことはありませんか?特にログイン前の画面では、設定メニューも出てこないので、どこから言語を変えたらいいのかわからず焦ってしまいますよね。でも、実はちょっとした裏技で、ログインしなくても日本語表記に切り替えることができるんです。

ここでは、そんなときに役立つ2つのテクニックをご紹介します。「もう英語表示に困らない!」という気持ちで、安心して読み進めてくださいね。

7.1 URLパラメータで表示言語を変更する方法

まずご紹介するのは、URLの末尾にある文字をちょこっと書き換えるだけで、日本語に変えられる方法です。このテクニックは、公式にも非公開ではありませんが、意外と知られていない便利な方法です。

例えば、https://twitter.com/explore というURLがありますね。このページを開いたとき、英語表記になっていたら、アドレスの最後に以下のように追加してみてください。

?lang=ja

つまり、最終的には次のようになります。
https://twitter.com/explore?lang=ja

この「lang=ja」というのは、「このページを日本語(Japanese)で表示してくださいね」という意味なんです。XはURLのパラメータをもとに表示言語を切り替えてくれる仕組みなので、このようにURLの一部を編集するだけで、ログインしなくても表示が変わるというわけなんですね。

しかも、ログインしていない状態でも有効なのがこの技のすごいところ!パソコンのブラウザだけでなく、スマホのブラウザからでも同様に使えるので、知っておくととっても便利ですよ。

7.2 X公式ヘルプの日本語ページからナビゲート

もうひとつの方法は、X(旧Twitter)の公式ヘルプページを経由するやり方です。「設定とかURLいじるのはちょっと苦手…」という方にもおすすめな方法で、視覚的にナビゲートされながら自然に日本語の環境にたどり着けます。

まず、https://help.twitter.com/ja にアクセスしてみてください。このURLは、X公式の「ヘルプセンター」の日本語版です。

ここを開くと、すべてのナビゲーションが日本語になっているのがわかります。上部メニューから「ログイン」ボタンを押してアカウントにサインインすれば、言語設定も引き継がれた状態でXの画面が表示されることがあります。

さらに、「設定」→「表示言語(Display language)」に進んでみると、自動的に「Japanese – 日本語」が選ばれていることも。これは、公式ヘルプページからアクセスしたことによって、日本語優先の表示がシステムに伝わった結果です。

つまり、難しい操作がなくても「正しい場所からアクセス」することで、言語設定に関する誘導がスムーズになるという裏技なんですね。特に、初めてXを使う人や、デバイスを初期化したばかりで英語表記になってしまった方には、この方法がとても役立ちますよ。

7.3 まとめ

ログインしていなくてもXを日本語表示にする方法、意外と簡単ですよね?URLパラメータの「?lang=ja」を活用すれば、どんなページでもすぐに日本語化できますし、公式ヘルプの日本語ページを経由する方法も安心して使えます。

これらの裏技を知っておくことで、「英語表記で混乱すること」はぐっと減るはず。普段使いのXをもっと快適に、そして日本語でストレスなく楽しみましょうね。

8. 複数アカウントを使っている場合の注意点

X(旧Twitter)では、アカウントごとに言語設定が独立しています。つまり、複数のアカウントを使い分けている方は、それぞれのアカウントで個別に「日本語」への切り替えを行わなければなりません。これを知らずに「前に直したのに、また英語に戻ってる…?」と混乱してしまう人も少なくないのです。

たとえば、仕事用とプライベート用で別のアカウントをお持ちの方が、仕事用アカウントで日本語に設定したとしても、プライベート用はそのまま英語表示になっている、ということがよくあります。このように、アカウントごとに設定が保存されているため、面倒に感じるかもしれませんが、逆に言えば「用途ごとに言語を使い分ける」ことも可能です。

8.1 各アカウントに言語設定が個別にある理由

なぜXはアカウント単位で言語設定を分けているのでしょうか?これは、ユーザーの使用環境や目的に応じて最適な表示ができるようにするためです。たとえば、日本語と英語の両方でツイートをしているユーザーが、それぞれ異なる言語環境を使い分けたいと考える場合、アカウントごとに言語を変更できる仕組みは非常に便利です。

また、企業アカウントや海外の顧客向けアカウントなど、国際的な利用を想定しているユーザーにとっては、英語表示のまま維持したいというニーズもあります。こうした背景から、Xでは「アカウント単位で設定を管理」する設計がされているのです。

そのため、1つのアカウントだけで日本語に直して満足してしまうと、他のアカウントでログインしたときに英語が残っていて驚く、というケースが多発します。これはとくに、スマホアプリで複数アカウントを切り替えて使っている人がよく経験するトラブルの1つです。

8.2 切り替え時に英語に戻るケース

複数のアカウントを使っていて、「ちゃんと日本語に直したはずなのに、アプリを開いたらまた英語に戻っている…!」という経験はありませんか?実はこれ、アカウント切り替え時に、それぞれの言語設定が反映されているだけなんです。

たとえば、Aアカウントで日本語設定にした後に、Bアカウント(言語設定が英語のまま)に切り替えると、そのBアカウントの設定が反映されて画面が英語に戻ったように見える、ということです。

さらにややこしいのは、ブラウザとスマホアプリでは設定が同期されないこと。ブラウザでAアカウントを日本語にしても、スマホアプリでBアカウントに切り替えた際には、アプリ内のBアカウントの英語設定が優先されるのです。

そのため、アカウントごとに「Display language」を確認・設定することがとても大切です。特にビジネス用・家族用・趣味用など、目的に応じてアカウントを使い分けている方は、それぞれのアカウントで手動で設定を見直すことをおすすめします。

設定の場所はどのアカウントでも同じで、
「More」→「Settings and Support」→「Settings and privacy」→「Accessibility, display, and languages」→「Languages」→「Display language」→「Japanese-日本語」→「Save」という手順で進めればOKです。

少し手間はかかりますが、1回設定しておけば、アカウントごとの表示言語がしっかり保たれますので、迷わずやってみましょう。

9. まとめ:日本語表示でXを快適に使おう

X(旧Twitter)の表示が英語になっていて、何となく使いづらい…そんな経験、きっとありますよね。でも大丈夫。この記事で紹介した手順を使えば、パソコンでもスマホでも、表示言語を簡単に日本語に戻すことができます。ここでは最後に、大事なポイントをもう一度おさらいしていきましょう。

9.1 今回の手順の再チェック

まずはPCブラウザでの変更方法をおさらいします。左メニューの「More」をクリックして、「Settings and Support」を開きましょう。次に「Settings and privacy」を選択し、「Accessibility, display, and languages」に進みます。そこから「Languages → Display language」を選択して、「Japanese – 日本語」を選び、「Save」を押すだけです。

スマートフォンの場合は、アプリを開いてプロフィールアイコンをタップ。そこから「Settings and Support → Settings and privacy → Accessibility, display, and languages → Languages」と進みます。同じく「Japanese – 日本語」を選んで「Save(完了)」をタップすればOKです。

このように、PCとスマホの両方で、数ステップの操作だけで日本語表示に変更できます。一度やってみると、とても簡単で覚えやすい手順なので、焦らずに進めてくださいね。

9.2 設定後に再起動・リロードを忘れずに

設定を変更した直後は、画面にすぐ反映されないことがあります。特にPCブラウザを使用している場合は、「ブラウザの再読み込み(リロード)」をするか、一度ブラウザを再起動してみてください。

スマホアプリでも同じように、設定後にアプリを一度閉じて再起動することで、確実に言語が切り替わります。リロードや再起動を忘れてしまうと、「あれ?設定したのに英語のまま?」と混乱してしまうかもしれません。設定の反映にはちょっとしたひと手間が必要なんですね。

9.3 「言語を変えたい」ときに備えてブックマークしておくと安心

今回のように「Xの表示言語を日本語に戻したい」と思うことは、今後もあるかもしれません。そのときにもう一度同じように調べ直すのは少し大変ですよね。

ですので、この記事や、実際のXの設定画面の場所などをブックマークしておくことをおすすめします。特に表示が突然英語に戻ってしまった場合など、ブックマークがあるとすぐに対処できて安心です。

Xは世界中のユーザーが使っているサービスだからこそ、言語設定も頻繁に変わることがあります。いつでも使い慣れた日本語表示に戻せるよう、この記事をお守り代わりに保存しておいてくださいね。