Xのいいね欄が見れないのはなぜ?2025年の変更点と仕様を紹介

最近「X(旧Twitter)」で、他人の“いいね欄が見れない”という声が急増しているのをご存じでしょうか?SNSや検索でもこの疑問を抱くユーザーが増えており、混乱が広がっています。突然の仕様変更に戸惑う一方で、「これは不具合?」「誰の“いいね”なら見れるの?」といった疑問も後を絶ちません。本記事では、2025年現在の最新仕様をもとに、閲覧制限の背景や見れないパターン、自分や他人の“いいね”の確認方法、さらには検索コマンドの活用術まで詳しく解説します。

目次

1. はじめに:Xで「いいね欄が見れない」混乱の現状とは

1-1. SNSや検索で急増する「見れない」報告

2024年6月、X(旧Twitter)で「いいね欄が見れない」という声が一気に増えました。SNS上では「突然、他人のいいねが見られなくなった」「プロフィールから『いいね』タブが消えた」という報告が相次ぎ、検索ワードランキングにも関連キーワードが上位に登場しています。

特に長年Xを利用してきたユーザーほど、以前は当たり前のように見られていた機能が使えなくなったことに戸惑いを感じています。「友達がどんな投稿に反応しているか知るのが楽しみだったのに…」という声や、「マーケティングで活用していたデータが取れなくなった」というビジネス利用者の不満も少なくありません。まるで図書館に行ったら、突然お気に入りの棚がカーテンで覆われてしまったような感覚なのです。

1-2. なぜ突然見れなくなった?背景にある仕様変更と運営の意図

この変化の大きなきっかけは、2024年6月に行われたXの仕様変更です。従来は誰でも他人のプロフィールから「いいね」タブを開き、その人がどんな投稿にいいねしたか一覧で確認できました。しかし、このアップデート以降は本人以外には「いいね履歴」が非公開となり、他人の行動履歴を追えなくなっています。

背景には、プライバシー保護や「いいね」をきっかけとした攻撃や炎上を防ぐ狙いがあります。例えば、政治的な投稿やセンシティブな内容にいいねしたことで個人が特定され、批判を受けるケースが過去にはありました。また、著名人や企業アカウントへの嫌がらせ防止も目的の一つと考えられます。つまり、これは単なる機能削除ではなく、ユーザーの安全性を高めるための戦略的な仕様変更なのです。

1-3. 本記事でわかること・解決できること(読者にメリットを提示)

この記事では、Xの「いいね欄」が見れなくなった理由を詳しく解説するとともに、自分のいいね履歴や、自分の投稿についたいいねの確認方法をステップごとに紹介します。また、通知設定の見直しや、検索コマンドを使った投稿の抽出方法も取り上げるので、「いいね欄が見られない」状況でもできる限り情報を把握できるようになります。

さらに、通知が来ない場合の原因と対策、特定の条件で人気投稿を探す方法など、実際のアプリ画面操作を想定して解説します。これを読むことで、仕様変更後のXをストレスなく使いこなし、必要な情報をしっかりキャッチできるようになるでしょう。

2. 最新仕様まとめ:2025年現在の「いいね」閲覧制限とは

X(旧Twitter)では、2024年6月に「いいね」欄の公開範囲を大幅に制限する仕様変更が行われました。

これまで誰でも他人のプロフィールから「いいね」タブを開き、その人がどんな投稿に反応したかを見られましたが、現在は本人以外は一切閲覧できない状態になっています。

この仕様は2025年現在も継続しており、一般ユーザーだけでなく有名人や企業アカウントも例外ではありません。

背景には、プライバシー保護や「いいね」による攻撃・炎上の防止といった目的があり、SNS全体の安全性向上を狙った動きといえます。

2-1. 【変更ポイント一覧】いつ・どう変わった?(2024年6月アップデート詳細)

この大きな仕様変更は2024年6月16日に反映されました。

変更のポイントは以下の通りです。

  • 他人のプロフィールから「いいね」タブが非表示に
  • 自分の「いいね」履歴はこれまで通り閲覧可能
  • 自分の投稿についた「いいね」は従来通り全員分確認できる
  • 他人の投稿についた「いいね」を押した人は、投稿者本人しか確認できない

特に注目すべきは、他人の「いいね」履歴が完全に見られなくなった点です。

これにより、以前のように「この人がどんな投稿にいいねしているか」を追跡することは不可能になりました。

2-2. プライバシー保護?それとも検閲?運営の公式見解まとめ

運営側はこの変更について、主にユーザーのプライバシー保護を理由に挙げています。

特定の投稿への「いいね」が原因で炎上したり、嫌がらせを受けるケースがあり、それらを防ぐために非公開化が実施されたと説明しています。

また、「検閲ではないか」という声もありますが、運営はコンテンツ自体は制限していないと明言しており、「いいね履歴の公開範囲を本人限定にしただけ」という立場を取っています。

2-3. 他人の「いいね」はどこまで見れなくなったのか具体パターンで解説

この仕様変更によって、閲覧できる「いいね」情報は大きく制限されました。

  • 自分の投稿 → 誰がいいねしたか全員分見られる
  • 他人の投稿 → 投稿者本人のみ、いいねした人の一覧を確認できる
  • 他人のプロフィール → 「いいね」タブが表示されず、過去のいいね履歴は一切見られない

つまり、相手がどんな投稿に反応しているかを調べることは、現状ほぼ不可能になっています。

例外的に、公開リストや検索機能を使って特定の投稿の人気度を知ることはできますが、誰がいいねしたのかまでは追えません。

2-4. 有名人・企業アカウントも例外なく非表示?

この仕様変更は、全アカウントに一律適用されています。

たとえばフォロワー数が数百万人いる有名人や、公式認証済みの企業アカウントであっても、他人がその「いいね」履歴を確認することはできません。

かつては「有名人がどんな投稿にいいねしたか」がニュースになることもありましたが、現在はそのようなチェックはできなくなっています。

これにより、著名人のSNS活動がより安全になった反面、ファンが動向を追いにくくなった側面もあります。

3. 自分の「いいね履歴」の見方と操作方法

3-1. スマホアプリからの確認方法(iPhone/Android)

X(旧Twitter)のスマホアプリでは、自分がこれまでに押した「いいね履歴」を簡単に確認できます。

まず、Xアプリを開いて、自分のプロフィール画面に移動します。

画面上部にある「フォロー」や「フォロワー」タブのすぐ下に並んでいるタブを横にスライドし、「いいね」をタップします。

すると、これまで自分が「いいね」したポストが、新しい順に一覧表示されます。

2024年6月の仕様変更以降、この「いいね」タブは自分にしか表示されませんので、他人の履歴はここからは確認できません。

iPhoneとAndroidの操作はほぼ同じですが、端末によってタブの位置やスワイプ感覚にわずかな違いがありますので、最初はゆっくり操作してみると安心です。

3-2. PCブラウザでの手順と注意点

PCブラウザからも、自分の「いいね履歴」を見ることができます。

まず、Xにログインし、画面左側のメニューから「プロフィール」をクリックします。

プロフィールページのタブ一覧にある「いいね」を選択すると、自分が過去に押した「いいね」が一覧で表示されます。

こちらもスマホアプリと同じく、他人の「いいね」履歴は表示されません

また、ブラウザ版では通信環境によって表示に時間がかかる場合がありますので、表示が遅いときはページを再読み込みすると改善することがあります。

会社や学校のネットワークでは一部機能が制限される場合もあるため、見られないときはネットワーク環境も確認してみましょう。

3-3. 過去の「いいね」をさかのぼるには?制限の有無も検証

自分の「いいね履歴」は、新しいものから順に一覧表示されますが、過去のものもスクロールしていけばすべて確認できます

現時点(2025年8月)では、履歴の表示件数に明確な上限は設定されていません。

ただし、アプリやブラウザの動作が重くなったり、通信環境が不安定な場合は途中で読み込みが止まることがあります。

大量にさかのぼる場合は、安定したWi-Fi環境で行うのがおすすめです。

また、検索コマンドを使って特定の条件に合うポストだけを探す方法もありますが、これは「いいね」履歴の絞り込み検索には対応していません

つまり、古い「いいね」を探すときは、地道にスクロールするのが現状の最善策ということです。

4. 他人の「いいね欄」は本当に見れない?裏を取る方法は?

X(旧Twitter)では、2024年6月の大きな仕様変更により、他人の「いいね」欄は原則非公開となりました。

以前はプロフィールの「いいね」タブを開けば、どんな投稿にいいねしているのか丸わかりでしたが、今は本人以外には表示されません。

この背景には、プライバシー保護や炎上防止の狙いがあるとされています。

とはいえ、「どうしても知りたい!」という好奇心があるのも自然なことです。

ここでは、仕様上できること・できないこと、そして間接的に探る方法まで詳しくお話しします。

4-1. Xの仕様上できないこと/できること

まず押さえておくべきなのは、2024年6月以降、他人の「いいね履歴」は仕様上見られないという事実です。

たとえ有名人でも友人でも、プロフィール画面から「いいね」タブを探しても表示されません。

できることは限られており、以下の通りです。

  • 自分の「いいね履歴」を確認する(プロフィール→「いいね」タブ)
  • 自分の投稿についた「いいね」一覧を確認する(ポストを開いて「いいねされました」欄)
  • 通知設定をオンにして、自分の投稿にいいねされたときに把握する

逆に、他人の投稿についた「いいね」や、その人がどんな投稿にいいねしたかは、投稿者本人か本人の端末からしか確認できません

4-2. 検索・通知・引用リポストから間接的に探る方法

直接的に「いいね欄」を覗くことはできませんが、間接的に手がかりを得る方法は存在します。

例えば、Xの検索コマンドを使って「min_faves:数字」と入力すると、その数字以上のいいねがついた投稿を探せます。

「ユーザーID min_faves:50」とすれば、そのユーザーの中でも50いいね以上の投稿を抽出できます。

また、通知設定をオンにしておけば、自分の投稿にいいねされた瞬間に把握できます。

さらに、相手が気に入った投稿を引用リポストしていれば、それも一種の「好み」のヒントになります。

ただし、これらはあくまで間接的な推測手段であり、確証を持つことはできません。

4-3. サードパーティツールの活用可能性とリスク

インターネット上には「他人のいいね履歴が見られる」とうたうサードパーティツールがありますが、利用は非常に危険です。

理由は3つあります。

  • 仕様変更後は技術的に不可能であり、実際には情報を取得できない
  • アカウント情報を入力させ、乗っ取りや不正利用につながる可能性がある
  • Xの利用規約に違反し、アカウント凍結のリスクがある

特に、「ログインして確認するだけ」といった誘い文句には注意が必要です。

本当に安全なサービスであれば、X公式が認可している形で提供されるはずです。

4-4. 実際のユーザー調査結果:試したが見れなかった声まとめ

実際に複数のユーザーが、「友人や有名人のいいね欄を確認しようとしたが見られなかった」と報告しています。

2024年6月以前からXを使っていた人は、「以前は普通に見られたのに…」と戸惑いを隠せません。

また、「検索や引用リポストから好みを推測しようとしたが、やはり直接的な証拠は得られなかった」という声も多数あります。

このことからも、現状では正規の手段で他人のいいね欄を完全に把握することは不可能だといえます。

とはいえ、検索コマンドや通知を駆使すれば、ある程度の傾向は見えてくるでしょう。

5. 「いいね通知が来ない」問題の原因と完全対処法

5-1. 通知が届く条件・届かない条件を整理

X(旧Twitter)では、誰かが自分の投稿に「いいね」すると、基本的にはすぐに通知が届きます。
ただし、これは通知が有効になっている場合に限ります。通知にはプッシュ通知とメール通知の2種類があり、スマホアプリ・PC・Web版のそれぞれで細かく設定できます。

一方で、通知が届かない条件もあります。
例えば、通知設定そのものがオフになっていたり、アプリやスマホ本体の通知許可がオフになっている場合です。
また、通信環境が悪い時や、一時的なサーバーの不具合でも通知が遅れることがあります。さらに、相手が自分をブロックしている場合、その人からのアクションは通知されません。

5-2. 通知設定のチェックリスト(端末・アプリ・X本体)

通知が来ない時は、次の三段階チェックリストで確認しましょう。

① Xアプリ内の通知設定
1. プロフィールアイコンをタップ
2. 「設定とプライバシー」→「通知」→「設定」→「プッシュ通知」へ進む3. 「いいね」や「リポスト」など、必要な通知がオンになっているか確認

② 端末(スマホ本体)の通知設定
・iPhoneなら「設定」→「通知」→「X」アプリを選び、通知が許可されているか確認・Androidなら「設定」→「通知」→アプリから「X」を選び、通知の許可を確認

③ 通信環境とアプリの状態
・Wi-Fiやモバイルデータが安定しているか・アプリが最新版か(古いバージョンだと通知が不安定になることがあります)

5-3. 特定ユーザーだけ通知が来ないのはなぜ?(ブロック・ミュート・制限の影響)

「なぜかあの人からのいいねだけ通知されない…」という場合、次の理由が考えられます。

① ブロックされている場合
ブロックされていると、その相手からの「いいね」はそもそも発生しません。ブロックは双方向で効果があり、お互いのアクションが届かなくなります。

② ミュートしている場合
自分が相手をミュートしていると、その人からの「いいね」通知は届きません。ただし、ミュートは相手には通知されませんので、知らないうちに設定していることもあります。

③ 制限(制限アカウントからの通知)Xが不審と判断したアカウントや一時制限中のアカウントからの「いいね」は、通知が抑制される場合があります。

5-4. 【実体験】通知トラブルが解決した事例3選

事例1:アプリ更新で即解決
あるユーザーは、通知が急に来なくなったため調べたところ、Xアプリが3か月以上更新されていませんでした。最新版にアップデートしたところ、数分後から通知が正常に届くようになったそうです。

事例2:端末の通知許可ミス
別の方は、スマホのOSアップデート後に通知が来なくなりました。
原因は端末側の通知許可が自動でオフになっていたこと。再び許可をオンにしたらすぐに復旧しました。

事例3:通信環境の見直し
海外旅行中に通知が止まったユーザーは、帰国後にWi-Fi環境に戻しただけで復旧しました。どうやら一部の国ではXの通知が制限されていたようです。

6. 投稿ごとの「いいねした人」を確認する方法

6-1. 自分の投稿:一覧で確認する手順と見逃しを防ぐコツ

自分が投稿したポストについた「いいね」は、これまで通り一覧で確認することができます。スマホアプリの場合、まず対象の投稿を開きましょう。画面下に表示される「ポストの反応を表示」をタップすると、「いいねされました」という欄が出てきます。そこには、その投稿にいいねを押してくれたユーザーがずらりと表示されます。

ただし、タイミングによっては見落としてしまうことがあります。特に通知欄だけを頼りにしていると、ほかの通知に埋もれてしまうことも…。そこでおすすめなのが、定期的に自分の投稿を直接開いて確認する習慣をつけることです。忙しいときでも、1日1回まとめてチェックすれば、大切な反応を逃さずに済みます。

6-2. 他人の投稿:見えない理由と仕様的制約

2024年6月の仕様変更以降、他人の投稿についた「いいねした人の一覧」は、投稿者本人以外は見ることができなくなりました。この仕様は、プライバシー保護やトラブル防止を目的としており、今後もしばらくは続く見込みです。

以前は、誰でも他人の投稿に「誰がいいねしたか」をタップ一つで確認できましたが、現在は完全に非公開です。つまり、他人のポストで「この人がいいねしているかな?」と気になっても、あなたからは確認できないということです。見られるのはあくまでその投稿をした本人だけという仕様です。

このため、「あの人が反応してくれたかどうか」を知る方法は直接的には存在しません。気になる場合は、相手と交流を深めて投稿のやりとりを増やすほうが、結果的に反応を得られる近道かもしれません。

6-3. 「いいねされました」が表示されないトラブル解決法

本来なら自分の投稿を開けば表示されるはずの「いいねされました」欄が出てこない場合、いくつかの原因が考えられます。まずチェックしたいのは通知設定です。Xアプリの「設定とプライバシー」→「通知」→「設定」→「プッシュ通知」で、「いいね」の項目がオンになっているか確認しましょう。

それでも表示されない場合は、アプリやOS自体の通知許可がオフになっていないかを確認します。また、一時的な通信不良やアプリの不具合によって情報が反映されないケースもあります。その場合はアプリの再起動や再インストールが有効です。

どうしても解決しない場合は、時間を置いて再度確認するのも一つの方法です。X側のサーバーの問題であれば、数時間から1日程度で復旧することも多いです。

7. 検索コマンドで「いいね数」を使いこなすテクニック

X(旧Twitter)では、仕様変更によって他人の「いいね欄」が見られなくなりましたが、実は検索コマンドを使えば、いいね数を基準に投稿を絞り込むことができます。これを活用すれば、人気投稿だけを探したり、自分の関心に合ったツイートを効率よく見つけられます。

ここからは、基本的なコマンドの意味から、プロっぽく使いこなす応用例まで、順番に解説します。

7-1. 検索演算子:min_faves/max_faves/from:/since: の基本

まずは基本コマンドです。min_favesmax_favesは、それぞれ「いいね数の下限」と「上限」を指定できます。

例えば、「寿司 min_faves:100」と入力すると、「寿司」というキーワードを含み、かつ100いいね以上の投稿だけが表示されます。逆にmax_faves:50とすれば、50いいね以下の投稿だけを探せます。

from:は特定ユーザーの投稿に絞るときに使い、since:は指定日以降の投稿だけを抽出します。これらを組み合わせることで、かなり細かい検索が可能になります。

7-2. 人気投稿だけを抽出するプロ的コマンド例

「人気投稿を一瞬で見つけたい!」というときは、min_favesを高めに設定するのがコツです。

例えば、from:elonmusk min_faves:5000と入力すると、イーロン・マスク氏のツイートの中でも5000いいね以上のものだけを一覧できます。

さらにキーワードを組み合わせれば、「特定テーマ×人気投稿」の絞り込みができます。例:from:username キャンペーン min_faves:200とすれば、そのユーザーが発信したキャンペーン関連で200いいね以上の投稿だけを取得できます。

7-3. 「いいね」が多いツイートだけを日付・キーワードで絞り込む応用術

応用編では、日付とキーワードを組み合わせます。例えば、寿司 min_faves:300 since:2025-01-01 until:2025-06-30とすれば、2025年上半期に投稿された「寿司」関連で300いいね以上のツイートだけを拾えます。

また、イベントやトレンド分析にも使えます。「ハロウィン min_faves:500 since:2024-10-01 until:2024-10-31」とすれば、その期間の盛り上がった投稿だけがわかります。これで、情報の鮮度と影響力を両立できます。

7-4. 投稿のパフォーマンス分析に役立つコマンド一覧表付き

最後に、検索コマンドの活用一覧をまとめます。これを手元に置いておけば、Xの情報収集がぐっと効率的になります。

コマンド意味使用例
min_faves:数字指定数以上のいいねがある投稿を検索猫 min_faves:100
max_faves:数字指定数以下のいいねがある投稿を検索旅行 max_faves:50
from:ユーザーID特定ユーザーの投稿を検索from:username min_faves:200
since:YYYY-MM-DD指定日以降の投稿を検索since:2025-01-01
until:YYYY-MM-DD指定日以前の投稿を検索until:2025-06-30
キーワード組み合わせテーマ+条件で検索花火 min_faves:300 since:2025-07-01

これらを覚えておくと、他の人の「いいね履歴」が見られなくても、影響力のある投稿やトレンドを効率的に追えるようになります。まるで情報探偵になったみたいに、Xの世界が広がります。

8. 見れないのは不具合?バグ・アプリ不調のケースもある

X(旧Twitter)で「いいね欄」が急に見られなくなった場合、2024年6月の仕様変更が大きな理由になっていることが多いですが、実はアプリや端末側の不具合が原因になるケースもあります。

例えば、アプリが最新バージョンでないと表示の仕様が正しく反映されず、いいね欄が空白になったり、読み込みが途中で止まってしまうことがあります。

また、通信環境が不安定なときや、アプリ内のキャッシュがたまりすぎていると、プロフィールやタイムラインの表示が乱れることも珍しくありません。

さらに、アカウントが一時的に制限されている場合も、特定の機能が使えなくなることがあります。

このように、「見れない」=必ず仕様変更のせいとは限らないため、まずはアプリや端末の状態を確認することが大切です。

8-1. 実際に報告されている不具合パターンとは

実際のユーザーからは、以下のような不具合パターンが報告されています。

・アプリを開くと「いいね」タブ自体が表示されない。

・タブは表示されるが、中身が「読み込み中」のまま進まない。

・特定の相手のプロフィールでのみいいね履歴が見られない。

・自分の「いいね」欄が更新されず、過去の履歴しか表示されない。

これらは、アプリの一時的な不具合や通信エラー、またはサーバー側のメンテナンス中に発生することがあります。

もし自分だけでなく複数人が同時に同じ症状を訴えている場合は、X側でのシステム障害の可能性が高いです。

8-2. キャッシュ・アップデート・アカウント制限の確認方法

不具合を疑う場合、まず試してほしいのが「キャッシュの削除」と「アプリのアップデート」です。

・スマホの設定からXアプリのキャッシュを削除する。

・Google PlayやApp Storeで最新バージョンに更新する。

これらを行うことで、古いデータやバグが原因の表示不良を解消できることがあります。

また、アカウント制限がかかっているかどうかも確認しましょう。

Xでは、スパム行為やポリシー違反が疑われた場合に、機能制限が行われることがあります。

制限がかかると、いいねやフォローなどの一部機能が利用できなくなる場合があります。

通知やアカウント設定画面に警告メッセージが出ていないかをチェックしてください。

8-3. 問い合わせ・不具合報告のやり方(Xサポートリンク付き)

どうしても解決しない場合は、公式サポートに直接問い合わせを行うのが確実です。

スマホアプリからの場合、以下の手順で不具合報告ができます。

1. プロフィールアイコンをタップ。

2. 「設定とプライバシー」を選択。

3. 「ヘルプセンター」→「不具合を報告」を選択。

4. 症状をできるだけ詳しく入力し、送信します。

Web版からは、Xヘルプセンターにアクセスして、適切なカテゴリから問い合わせフォームを送信できます。

スクリーンショットや発生日時、利用環境(スマホ機種・OS・アプリバージョンなど)を添えると、サポート側の対応もスムーズになります。

9. 「いいね欄を見られたくない」人が取るべきプライバシー設定

X(旧Twitter)の仕様変更によって、他人から自分の「いいね欄」が見られる心配はほぼなくなりました。

しかし、油断は禁物です。

フォロワーや投稿内容によっては、自分の活動が思わぬ形で知られてしまうことがあります。

ここでは、さらにプライバシーを強化するための具体的な設定や使い方を解説します。

9-1. 非公開アカウントのメリット・デメリット

非公開アカウント(鍵アカウント)に設定すると、自分の投稿やフォロワーリストを承認した人だけが見られるようになります。

これにより、知らない人から勝手に情報を見られるリスクが大きく減ります。

メリット:

  • フォロー申請を承認しない限り、投稿やプロフィールの内容が見られない。
  • 検索結果やおすすめ表示に出にくくなるため、見知らぬ人の目に触れにくい。
  • リプライや引用リポストもフォロワー内だけに表示される。

デメリット:

  • 新しいフォロワーを増やしにくい。
  • 外部からの拡散が起きにくく、バズりにくい。
  • 過去の投稿もすべて非公開になるため、共有したい場合は個別対応が必要。

もし「知り合いのみに情報を見せたい」という場合は、非公開設定がおすすめです。

設定方法は、プロフィールアイコン → 「設定とプライバシー」 → 「プライバシーと安全」 → 「オーディエンスとタグ付け」から切り替え可能です。

9-2. いいね履歴を避けるための使い方(ブックマーク・引用リポスト活用)

仕様上、他人から「いいね履歴」は見られませんが、投稿者やフォロワーには通知や履歴で活動が伝わる場合があります。

そこで、どうしても目立たせたくない場合はいいねの代わりにブックマークや引用リポストを活用しましょう。

ブックマーク: 相手に通知されず、他人からも見られない完全な保存機能です。

気になる投稿をこっそり保存して後から読み返せます。

引用リポスト: コメントを付けて自分のタイムラインに流す方法です。

非公開アカウントなら、自分のフォロワーだけに見せられます。

この方法を使えば、「いいね」を押すことで起きる意図しない通知や注目を避けられます。

9-3. フォロワー整理・ミュート活用でのプライバシー強化

どれだけ設定を工夫しても、フォロワーに見られる範囲は残ります。

そこで重要なのがフォロワー整理ミュート機能の活用です。

フォロワー整理: 不必要なフォロワーや信頼できないアカウントは、ブロックや削除で整理しましょう。

特にリアルで関わりたくない人や、監視してくるような人は早めに対処するのが安心です。

ミュート機能: 相手をフォロー解除せずに、自分の投稿を見られる機会を減らせます。

相手の投稿や通知が見えなくなり、お互いにストレスを減らせます。

ミュートはプロフィールページから「…」 → 「ミュート」を選択するだけで簡単に設定できます。

これらの機能を組み合わせることで、仕様変更後でもしっかりとプライバシーを守りながらXを楽しむことができます。

10. よくある質問(FAQ)

10-1. 他人のいいね履歴を見る合法な方法はある?

2024年6月以降、X(旧Twitter)の仕様が大きく変わり、他人の「いいね」履歴は原則非公開になりました。この変更は、プライバシー保護や炎上防止のために導入されたもので、公式アプリやWeb版を使っても他人のいいね欄を直接見ることはできません。

そのため、現時点では合法的に他人の「いいね」履歴を確認する方法は存在しません。ただし、自分の投稿に付いた「いいね」であれば、これまで通り誰が押したかを一覧で確認できます。もしも他人のいいね動向が知りたい場合は、その人が公開でリポストやコメントをしている投稿から推測する程度しか方法はありません。

10-2. 見られたくない「いいね」を削除するには?

「このいいね、やっぱり残したくないな…」と思ったら、削除はとても簡単です。削除したい投稿を開き、「いいね」ボタン(ハートマーク)をもう一度タップすれば、いいねは解除されます。

スマホアプリでもWeb版でも手順は同じで、反映もほぼ即時です。なお、解除したことは通知されないため、相手に直接知られる心配はありません。ただし、一度スクリーンショットを撮られていた場合や、外部サービスで履歴が保存されている場合は完全には消せないこともあるので注意しましょう。

10-3. 見え方に個人差があるのはなぜ?(アプリのバージョン・実験機能)

同じXを使っていても、「いいね欄が見える人」と「見えない人」がいることがあります。その理由の一つは、アプリやWeb版のバージョンの違いです。最新版にアップデートしていない場合、古いUIや仕様が残っていることがあります。

また、Xは不定期に一部ユーザー限定で実験機能を試すことがあり、そのテスト対象になると他の人とは違う表示になることがあります。例えば、一部の国やアカウントでは「いいね」欄の仕様が段階的に変わっているケースも確認されています。そのため、もし表示が周囲と異なると感じたら、アプリの更新とテスト機能の有無を確認してみましょう。

10-4. 企業・公式アカウントの「いいね」はどう扱われる?

企業や公式アカウントの「いいね」も、基本的には一般ユーザーと同じ扱いです。2024年6月の仕様変更後は、公式アカウントであっても他人からその「いいね」履歴は見られません。ただし、公式アカウントは広報活動の一環として、戦略的にいいねを使うことがあります。

例えば、フォロワーの投稿にいいねして交流を深めたり、キャンペーン対象の投稿に積極的に反応したりします。また、企業側がいいねした投稿は、場合によってはフォロワーのタイムラインに「◯◯がいいねしました」と表示されることもあり、間接的にユーザーに伝わるケースもあります。

つまり、企業アカウントのいいねは直接履歴を見られなくても、ブランドイメージやマーケティング施策の一部として機能していると言えます。