インスタのピン留め解除のやり方まとめ|初心者でも簡単にできる操作手順

「インスタの投稿をピン留めしたのはいいけれど、そろそろ外したい…でもやり方がわからない」そんなお悩みはありませんか?本記事では、Instagramのピン留め解除の基本から、スマホ・PCでの具体的な操作方法、解除できない時の対処法、解除による影響までわかりやすく解説します。

目次

1. Instagramのピン留め解除とは?基本をおさらい

Instagramの「ピン留め解除」とは、プロフィールの最上部に固定されていた投稿を元の位置に戻す操作のことです。普段Instagramの投稿は新しい順に並びますが、ピン留め機能を使うと、古い投稿でも常に一番上に固定できます。

たとえば、お店のメニュー紹介やお知らせ、自己紹介投稿などをトップに固定しておくと、新しいフォロワーにも見てもらいやすくなりますね。しかし、いつまでも同じ投稿を固定しておくと、古い情報が残ってしまったり、最新の投稿が目立たなくなったりすることがあります。そんなときに行うのが「ピン留め解除」なのです。

1-1. 「ピン留め」とは?仕組みと目的を簡単に復習

「ピン留め」とは、Instagramのプロフィール画面の上部に最大3つまで投稿を固定できる機能のことです。固定できるのはフィード投稿リール投稿で、ピンマークの付いた投稿がプロフィールの一番上に並びます。スマホアプリ版からのみ設定でき、PCブラウザではピン留め機能は表示されません(2025年1月時点)。

この機能を使うと、自己紹介や実績紹介、サービス告知など、ユーザーに一番見てほしい投稿を常に上に表示できるようになります。企業アカウントであればキャンペーン情報、個人アカウントであれば活動内容や実績をトップに置くなど、アカウントの印象をコントロールするのにとても便利です。

一方で、固定された投稿は新しい投稿がどれだけ増えても一番上に残り続けます。そのため、内容が古くなっていたり、季節や時期に合わなくなった場合は、定期的にピン留めを見直すことが大切です。

1-2. ピン留め解除とは何を意味する?どんなときに使うのか

ピン留め解除とは、固定表示されていた投稿をプロフィール上部から外し、通常の時系列順に戻すことを指します。つまり、固定を解除することで、その投稿は新しい投稿の下へ移動し、他の投稿と同じ扱いになります。

たとえば、以前に「キャンペーン告知」をピン留めしていたけれど、そのキャンペーンがすでに終了している場合。そのまま放置しておくと、「まだ開催中」と誤解されることがあります。そんなときに「プロフィールから固定解除」を選ぶと、その投稿のピンが外れ、自然な位置に戻ります。

また、ピン留めの数には上限が3つあるため、4つ目をピン留めしようとすると、自動で一番古いピン留めが解除される仕組みになっています。新しい投稿を固定したいときも、手動または自動で解除されることがあるので、整理しながら管理するのがポイントです。

ピン留め解除の手順はとても簡単です。解除したい投稿を開いて右上のメニューアイコン(三点リーダー)をタップし、「プロフィールから固定解除」を選ぶだけ。プロフィール画面でピンマークが消えていれば、解除は完了です。

1-3. 投稿を解除したらどこに表示される?表示順の基本ルール

ピン留めを解除した投稿は、もともとの投稿日時の順番に戻ります。Instagramでは新しい投稿ほど上に表示される仕組みなので、解除された投稿は自然にその位置へ戻っていくのです。

たとえば、1年前に投稿した写真をピン留めしていた場合、解除するとその写真はフィードのかなり下の方に戻ります。逆に、最近の投稿をピン留めしていた場合は、解除しても上部付近に残ることもあります。このように、解除後の位置は投稿した日付によって変わるというルールになっています。

さらに、ピン留めの表示順は「ピン留めした順」で並んでいます。つまり、左から「最新にピン留めした投稿 → 古いピン留め投稿」の順番で表示される仕組みです。順番を変えたい場合は、一度解除してから改めてピン留めし直すことで、好きな順番に調整できます。

このように、ピン留めと解除をうまく使い分けることで、アカウントの見せ方を柔軟にコントロールできます。Instagramを使う上では、「ピン留め=固定」「解除=リセット」と考えるとわかりやすいですね。

2. 【図解付き】インスタでピン留めを解除する操作手順

Instagramのピン留め機能はとっても便利だけど、うっかり古い投稿をそのままにしてしまったり、内容がもう合わないと思ったら、すぐに解除したくなりますよね。ここでは、スマホアプリでの解除方法から、PC版の注意点、そして「再ピン留め」する場合のポイントまで、ぜんぶ丁寧に説明していきます。操作に迷ってしまう人も、この手順通りにやれば安心なので、ぜひチェックしてくださいね。

2-1. スマホアプリ(iOS/Android)での基本手順

インスタグラムのピン留め投稿を解除する操作は、とっても簡単なんです。だけど、間違えて他の投稿を触ってしまったり、ピン留めした投稿がどれかわからなくなったり…なんてこともよくありますよね。以下の3ステップを覚えておけば、誰でもスムーズに解除できますよ。

① プロフィール画面を開く
まずは、自分のInstagramアカウントのプロフィールページを開きましょう。上段に表示されている投稿の中で、右上に白いピンマークがついているものがピン留めされた投稿です。

② ピン留めを解除したい投稿を選択し、右上のメニューをタップ
解除したい投稿をタップして開いたら、右上の「三点マーク(︙)」をタップします。ここがメニューアイコンです。

③ 「プロフィールから固定解除」を選択
メニューの中にある「プロフィールから固定解除」を選べば、それで完了です。投稿の右上からピンマークが消えていれば、きちんと解除されていますよ。たったこれだけなので、初めての人でも安心して試してみてくださいね。

2-2. PC・ブラウザ版では解除できるのか?注意点あり

ここは要注意ポイントです!
2025年1月現在、インスタグラムのピン留め機能はスマホアプリからしか使えません。つまり、PCやブラウザ版のInstagramでは、ピン留めを解除することができないんです。

実際にPCでプロフィールにアクセスしても、「プロフィールに固定」や「固定解除」という項目は表示されません。そのため、ピン留めを設定したり、解除したいときは、必ずスマホのInstagramアプリを使うようにしてください

PCでは閲覧はできても、細かい操作が制限されているのがインスタの特徴の一つなんですね。「なんで表示されないの!?」と焦らなくても、スマホで開けばちゃんと操作できますよ。

2-3. ピン留めと再ピン留めの切り替え操作も確認しよう

「一度解除したけど、やっぱりまたピン留めしたい」なんてこともありますよね。そんなときは、再度同じ手順で「プロフィールに固定」を選べば、すぐに再ピン留めが可能です。

ただし、ここで覚えておきたいのが「ピン留めの順番」です。Instagramではピン留めした順に左から並ぶので、新しくピン留めすると左端に移動します。たとえば、3つピン留めしていて、順番を入れ替えたいときは、一度すべて解除してから、順番通りに再ピン留めする必要があるんです。

また、ピン留めは最大3件までなので、4つ目をピン留めしようとすると、一番古いピン留め投稿が自動で解除されます。その際には確認メッセージが出るので、間違って大事な投稿を外さないように、操作前にしっかりチェックしてくださいね。

このように、ピン留めの操作はとてもシンプルだけど、順番や数の制限にはちょっとしたコツが必要です。見せたい順番にうまく調整しながら、投稿の魅力を最大限に引き出してくださいね。

3. ピン留め解除できない?よくある原因と解決策

Instagramでピン留めを解除しようとしたのに「うまくいかない……」と感じたことはありませんか?実は、ピン留め解除ができないのにはいくつかの明確な原因があります。ここでは、よくあるケースを4つに分けて、それぞれの対処法をわかりやすく解説していきます。あなたがつまずいているポイントも、ここを読めばきっと解決できますよ。

3-1. アプリが古い/不具合がある場合の対処方法

ピン留め解除の操作がうまくいかない原因としてもっとも多いのがアプリのバージョンが古いことです。Instagramのピン留め機能は、スマホアプリでのみ利用可能で、2022年6月に正式実装されてからも、アプリのアップデートによって挙動が変わることがあります。そのため、バージョンが古いままだと「ピン留めはできるのに、解除ボタンが出てこない」といった不具合が起きることも。

まずはApp Store(iPhone)Google Play(Android)でInstagramアプリを最新にアップデートしましょう。また、OSのアップデートも一緒に行うことで、より安定した動作が期待できます。

アップデート後も不具合が続く場合は、スマホを一度再起動してみてください。それでも改善しない場合は、次の項目で紹介する「キャッシュクリア」「再インストール」などの方法も試してみましょう。

3-2. 投稿そのものに問題があるケース(削除済・非公開 など)

ピン留め解除ができない理由として、実は「投稿側に問題がある」というケースもよくあります。例えば、以下のような投稿では正常に操作できないことがあります。

  • すでに削除された投稿をピン留めしたままになっている
  • 投稿が非公開設定(アーカイブ)されている
  • インスタの不具合で表示が反映されていない

こうした場合は、まず該当の投稿が今も公開中かどうかを確認しましょう。プロフィールの上段に表示されているピン付き投稿をタップし、正常に表示されるかチェックしてみてください。もし「投稿が見つかりません」などと表示される場合、その投稿はすでに削除されたか非表示になっています。

このような状態では、ピンマークの表示は残っていても実質的に解除操作はできません。同じ投稿を再アップロードする、または新しい投稿をピン留めすることで上書きされ、自動的に解除されることもあります。

3-3. メニューに「プロフィールから固定解除」が出ない原因

ピン留めされた投稿を開いたのに、メニューに「プロフィールから固定解除」の項目が見当たらない――そんな経験をした方も多いのでは?この症状は、Instagramアプリ側の表示バグ、もしくはログイン状態の不具合が原因であることがほとんどです。

まず確認してほしいのが、「ピンマークが本当に付いている投稿か?」という点です。プロフィール画面上ではピンマークが見えていても、実際には設定が解除されている可能性もあります。そのため、必ず該当の投稿を開いて、右上の三点アイコンからメニューを再確認してみてください。

もしそこに「プロフィールから固定解除」が出てこない場合は、一度Instagramアプリを完全に終了させて再起動しましょう。それでも改善しない場合は、次の手段を試してみるのがおすすめです。

3-4. 一時的なバグ?キャッシュクリア・再ログイン・再インストールのすすめ

上記の対処法でも問題が解消しないときは、Instagramアプリが一時的に不安定になっている可能性があります。その場合は、次の3つの手順を順番に試してみてください。

  1. キャッシュクリア:設定アプリからInstagramのキャッシュを削除する(Androidはアプリ情報から可能。iPhoneは一度削除が必要)
  2. 再ログイン:Instagramから一度ログアウトし、再度ログインする
  3. 再インストール:アプリを一度アンインストールしてから、最新バージョンを再インストールする

これらの手順を試すことで、多くの不具合は解消されます。実際に、Instagramの動作が重い、ボタンが反応しないといった症状が一気に改善された事例も多くあります。

再インストール時にはログイン情報が必要になるので、事前にユーザー名やパスワードを確認しておくと安心ですよ。

3-5 まとめ

Instagramでピン留め解除ができないときは、まずアプリのバージョン投稿の状態をチェックしましょう。また、「固定解除」のメニューが表示されない場合は、一時的な不具合であることも多いため、再起動・再ログイン・再インストールといった対処法を順に試すのがおすすめです。

どうしても解除できないと感じたときも、あわてずに落ち着いて原因を一つずつ探ってみましょう。ピン留めは便利な機能ですが、正しく使わなければ逆効果にもなりかねません。だからこそ、解除操作もしっかり理解しておくことが大切です。

4. ピン留め解除による影響とは?事前に知っておきたい3つの変化

4-1. プロフィール上の表示順が変わる

Instagramでピン留めを解除すると、プロフィールページの投稿の並び順に大きな変化が起きます。ピン留めしていた投稿はプロフィールの一番上に固定表示されていましたが、解除すると投稿された日付順の位置に戻ってしまいます。たとえば、3か月前に投稿した内容をピン留めしていた場合、解除した瞬間にその投稿はタイムライン上のかなり下の方へと移動します。

この変化により、「一番見せたい投稿が突然見えにくくなってしまう」といったことも起こり得ます。特に、ユーザーの目にとまりやすい場所に置いていた「自己紹介」や「キャンペーン情報」などの投稿を解除すると、プロフィールの魅力が一気に弱まってしまう可能性もあるのです。

解除前には、どの投稿がどこに移動するかをあらかじめ確認して、全体のバランスをイメージしておくことが大切です。ピン留めをやめる=投稿が消える、というわけではありませんが、閲覧される確率が下がってしまうことは十分にあり得ます

4-2. 他のピン留め投稿の見え方・並び順への影響

ピン留め投稿は最大3つまで設定できますが、その順番にはルールがあります。ピン留めした順に、左から右に並ぶため、たとえば3つの投稿をピン留めしていた状態で1つを解除すると、残りの2つが自動的に左側へとスライドします

つまり、ピン留め解除によって意図していない順番の変更が起きることがあるのです。例えば「①自己紹介 → ②サービス紹介 → ③実績紹介」という並びにしていた場合、②を解除すると、③が左に移動し、「①自己紹介 → ③実績紹介」という順番になります。この変化によって、プロフィールを訪れたユーザーに与える印象やストーリー性が変わってしまうこともあります。

また、新たに別の投稿をピン留めしようとした場合、どの位置に表示されるかを意識しないと情報の優先順位が伝わりにくくなるかもしれません。順番をコントロールしたいときは、いったんすべてのピン留めを解除してから、表示したい順に再度ピン留めを行うというテクニックを使うのもおすすめです。

4-3. ユーザーの印象/クリック率への影響はある?

実は、ピン留めの有無はユーザーの第一印象やクリック率(エンゲージメント)にも直結しています。なぜなら、プロフィールを訪れたときに一番最初に目に入る3つの投稿は、そのアカウントが「どんな人なのか」「何を発信しているのか」を判断する材料になるからです。

特に、自己紹介や実績、サービス内容などの投稿をピン留めしておくことで、ユーザーはすぐに信頼感や共感を感じやすくなります。逆に、それらをピン留め解除してしまうと、アカウントの意図や魅力が伝わりづらくなり、フォローやアクションを起こしてもらうチャンスを逃すことにもつながりかねません。

また、ピン留め投稿は「いいね」や「コメント」などの反応が集まりやすく、アルゴリズム上も有利に働く可能性があります。ピン留めを解除することで、これまで集まっていた反応が減少し、結果的に投稿のリーチが落ちることも考えられます。そのため、ピン留め解除をする際は、本当に解除してもよいタイミングかどうかをしっかり検討することが重要です。

5. ピン留めと解除を活用したアカウント設計術

5-1. あえて「解除」するタイミングとその狙い

Instagramのピン留め機能は、投稿をプロフィール画面の最上部に固定して表示できる便利な機能ですが、**あえて「解除」することにも意味があります。**解除のタイミングを間違えると、逆に「古い情報がずっと固定されたまま」になり、アカウントの信頼性が下がってしまうこともあるのです。

たとえば、キャンペーン終了後にも告知投稿がピン留めされたままだと、「このアカウント、管理されてないのかな?」と感じるユーザーが出てくる可能性があります。特に告知系や期間限定の内容を含む投稿は、終了後に素早く解除するのが鉄則。これはユーザーとの信頼関係を守るためにも非常に重要です。

また、ピン留め投稿が常に最新のものである必要はありませんが、アカウントの方向性や戦略に応じて内容を更新していく必要があります。たとえば、新商品リリースや実績の変化があった場合は、その都度「古いピン留めを解除 → 新しい投稿を固定」という流れを組み込むと、アカウントに「動き」が生まれ、ユーザーにも好印象を与えます。

5-2. 季節・キャンペーンごとにピン留めを入れ替える方法

季節やイベントごとにコンテンツのニーズが変化するのは、Instagramでも同じです。バレンタイン・新生活・夏のセール・ハロウィン・クリスマスなど、季節性が高いテーマに応じてピン留めを切り替えることは、集客や共感を得るうえで非常に効果的。

たとえば、「春のキャンペーン」用に作成した投稿は、4月中旬を過ぎたら「解除」して、次の季節イベントに備えるべきです。ピン留め投稿は最大3件までの制限があるため、「今この瞬間、最も見せたい情報は何か?」を常に問い直す必要があります。

おすすめの運用フローとしては、**あらかじめ年間のキャンペーンカレンダーを作成し、それに基づいてピン留めの更新スケジュールを決めておく**こと。これにより、思いつきではなく、戦略的にアカウントを運営することができます。また、キャンペーン投稿を解除する際は、うっかり情報が古いまま放置されないように、リマインダーを設定しておくと安心です。

5-3. 「最新情報を目立たせたい」場合の運用テクニック

ピン留め投稿は便利ですが、「最新情報をより目立たせたい」場合は、**あえて解除することが重要なテクニック**になります。なぜなら、ピン留め投稿は常に上部に表示されるため、その下に表示される通常の投稿は見えづらくなってしまうからです。

新商品のリリース、イベント直前のお知らせ、新しいメニューの紹介など、「今すぐ見てほしい」情報があるときは、一時的にピン留めをすべて解除し、最新投稿を最上部に表示させましょう。こうすることで、フォロワーや初見ユーザーに対して「今動いている感」「リアルタイム性」を強く伝えることができます。

また、ピン留めを解除したあとでも、再度必要になればすぐに再固定できます。投稿の右上メニューから簡単に「プロフィールに固定/解除」の操作ができるため、**状況に応じて柔軟に使い分けることが、インスタ運用の成功のカギ**になります。

5-4. 実例紹介:ビジネスアカウントのピン留め再構成術

ビジネスアカウントでは、「ピン留めする投稿の順番」や「どの投稿をピン留めすべきか」を定期的に見直すことが、ブランディングにも集客にも直結します。たとえば、自己紹介 → 実績 → サービス案内の順にピン留めする構成は、訪問者にとって理解しやすい流れです。

一方で、キャンペーンや告知が増えてきたタイミングでは、それらを上位に持ってくるために、既存のピン留めを一度解除し、構成を大胆に入れ替えることも有効です。あるアカウントでは、以下のような再構成を行って、反応率が大きく変わった事例もあります。

  • 旧構成:自己紹介・実績・サロン紹介
  • 新構成:告知情報・バナー形式の誘導投稿・サービスのこだわり

このように、ピン留めを「固定」としてではなく、「変更可能なパーツ」として扱うことが重要です。ピン留めをうまくリストラクチャリング(再構築)することで、訪問者の理解度・滞在時間・クリック率をすべて底上げできる可能性が高まります。

ピン留めを外すと「もったいない」と思う方もいるかもしれませんが、本当に大事なのは**ユーザー視点でのわかりやすさと最新性**です。「ピン留めの再構成」こそが、戦略的なInstagram活用の真骨頂といえるでしょう。

6. Q&A|ピン留め解除に関するよくある質問まとめ

6-1. 解除しても通知される?フォロワーにわかる?

Instagramでピン留めを解除しても、フォロワーに通知が届くことはありません。誰かのタイムラインに「○○さんがピン留めを解除しました」といったアクション通知が出ることもなく、静かに解除できます。そのため、キャンペーン終了後や内容が古くなった投稿を整理する際も、気兼ねなく対応できます。

ただし、プロフィール画面を見ているユーザーが「ピン留めが消えている」と気づく可能性はあります。特に、アカウントを頻繁にチェックしているファンやリピーターであれば、違和感を覚えることも。とはいえ、「通知される」ことと「気づかれる可能性がある」ことは別問題。
基本的にはユーザーにバレずに解除が可能ですので、安心して整理しましょう。

6-2. 他人の投稿は解除できるの?

他人の投稿は、あなたのアカウントでピン留めしたり解除したりすることはできません。ピン留めできるのは、あくまで自分のアカウントから投稿したコンテンツのみに限られています。つまり、フォロワーの投稿や他のユーザーの投稿を勝手に操作することはできません。

たとえば、企業アカウントで運用していても、他のアカウントのリポスト投稿などはピン留め不可です。ピン留めは、自分のフィード投稿かリール投稿に限定されており、投稿主以外が何か操作を加えることはできないという仕組みになっています。ですので、「この投稿いいな」と思っても、自分の投稿でない限り、ピン留めや解除は一切不可能です。

6-3. 解除した投稿を再ピン留めすると順番はどうなる?

ピン留めの順番は、設定した順に左から表示される仕様になっています。つまり、解除した投稿を再びピン留めすると、そのタイミングで「最新」として扱われ、一番左側に表示されます。順番を意図的に並べ替えたい場合は、一度すべてのピン留めを解除し、希望の順番で再ピン留めする必要があります

たとえば、すでにA・B・Cの順でピン留めしていたとします。このうちCを一度解除して、もう一度ピン留めし直すと、表示順は「C・A・B」になります。このように、ピン留めの再設定=左側に移動すると覚えておくとよいでしょう。並び順にこだわりたい方は、順番にも気を配って操作するのがおすすめです。

6-4. 最大数(3件)以上ピン留めしている場合、解除の挙動は?

Instagramでは、ピン留めできる投稿数は最大で3件と決まっています。この上限を超えて4件目をピン留めしようとすると、自動的に一番古いピン留め(右端の投稿)が解除されます。その際には、「ピン留め上限に達しました」といった確認画面が表示され、「続行」ボタンを押すことで、古い投稿が外れる仕組みです。

つまり、手動で解除しなくても、Instagram側が古いものを自動的に解除してくれるのです。ただし、この動作はあくまで「自動処理」なので、どの投稿が外れるのか把握しておくことが重要です。特に、キャンペーン情報や実績など重要な投稿を右端に配置していた場合は、意図せずに解除されてしまうリスクもあります。

そのため、新しいピン留めを追加する前に、いま表示されている3件の順番と内容を必ず確認しておくのがおすすめです。思わぬミスを防ぐためにも、「自動解除」の仕組みを理解しておきましょう。

7. より深く使いこなす!ピン留め機能の裏ワザ&注意点

Instagramのピン留め機能は、ただ目立たせたい投稿を固定するだけの機能ではありません。
実は、使い方を工夫することでアカウントの印象をガラッと変えることができるんです。

でも、ちょっとした使い方のコツや注意点を知らないと、逆にマイナスになることもあるので要注意。
ここでは、ピン留め機能をもっと上手に活用したい人のために、3つの裏ワザと注意ポイントをわかりやすく紹介しますね。

7-1. ピン留め順の並び替えテクニック(意図的に順序を調整)

「ピン留めって並び替えできないの?」と感じたことはありませんか?
実はInstagramの仕様上、ピン留めした順番=表示される順番になっています。
つまり、最後にピン留めした投稿が一番左、最初にピン留めした投稿が一番右に表示される仕組みなんです。

ここでちょっとしたテクニックをご紹介。
表示順を調整したいときは、いったんすべてのピン留めを解除して、表示したい順番で再度ピン留めし直せばOKです。
たとえば「A→B→C」という順番にしたい場合は、最初に「C」、次に「B」、最後に「A」をピン留めすると、「A」が左、「C」が右に並ぶようになります。

このように、ピン留め順序のコントロールをすることで、グリッド投稿のバナー演出や、見せたい導線の設計がしやすくなりますよ。
ちょっと面倒に感じるかもしれませんが、視覚的な印象を大事にしたい方には、とても大切なポイントです。

7-2. グリッド投稿をピン留め→解除するときの注意点

インスタの「グリッド投稿」とは、3枚の投稿を1つの画像のように並べて表示する手法のこと。
バナー形式の演出としてとても効果的で、リンク誘導のクリック率アップにもつながると注目されています。

ただし、グリッド投稿をピン留めしたあとにうっかり1枚だけ解除してしまうと、統一感が一気に崩れてしまいます。
バナー画像がバラバラに見えたり、途中の画像だけが外れてしまうことで、見る人に「違和感」や「雑さ」を与えてしまうんです。

このトラブルを防ぐためには、解除も3枚セットで行うのが鉄則。
グリッド投稿を使うときは、事前に「この期間だけバナーにする」といったスケジュールを決めておくとスムーズです。
また、元に戻すときも「順番の再設定」を忘れずに。解除と再ピン留めを繰り返すことで、バナーの美しさを保てます。

7-3. アカウントのブランディングとピン留め解除のバランス

ピン留めは便利な反面、使い方を間違えるとアカウントのブランディングを損なうリスクもあります。
たとえば、古いキャンペーン情報や季節外れの投稿をピン留めしたままにしていると、ユーザーから「更新されていないアカウントなのかな?」と思われてしまうことも。

また、投稿のトーンやデザインがバラバラだと、プロフィール全体の統一感がなくなり、ブランドイメージが崩れる可能性があります。
特にビジネスアカウントや店舗運用の場合は、この点をしっかり意識しましょう。

ここでのポイントは、ピン留め投稿の「鮮度」と「見た目の統一感」を常に意識すること
定期的にピン留めを見直して、必要に応じて解除・再設定を行うことで、ブランディングを保ちつつ魅力的なプロフィールを維持できます。

たとえば、ピン留め投稿に「自己紹介」「実績」「サービス紹介」などを設置している場合も、内容が古くなったら更新する。
このように、ピン留めは一度やったら終わりではなく、定期メンテナンスが必要だということを忘れないでくださいね。

8. まとめ|ピン留め解除も“戦略的”に使うのがインスタ運用のコツ

8-1. 解除は「削除」ではない、正しく使えば印象UP

インスタグラムの「ピン留め解除」は、投稿を完全に削除するわけではなく、プロフィールの最上部から外すだけの操作です。つまり、投稿自体はタイムライン上に残り続けるため、“見せる順番を調整する”だけの便利な機能なんです。たとえば、キャンペーンの終了や、シーズンが終わった情報はピン留めから外すことで、最新の印象をキープすることができます。これは「情報が古く見えないようにする」ための、いわばブランディングの一環とも言えますね。

また、「ピン留め解除」を使うことで、より注目してほしい投稿を差し替えることができます。たとえば、新しいサービス紹介や告知が出たときに、その情報をトップに配置するために、古いものを解除する。こうした操作をうまく活用すれば、アカウント全体の鮮度が保たれ、ユーザーの印象もアップしますよ。

8-2. 投稿を見せる順番もブランディングの一部

ピン留め投稿は最大で3件。表示順は左から新しい順になります。つまり、どの投稿をどの順番で見せるかというのは、ユーザーへの「見せ方の設計図」でもあります。

たとえば、左に「自己紹介」、中央に「実績」、右に「サービス紹介」と並べると、初めてプロフィールを訪れた人に“誰で、何をしていて、何ができるか”を一目で伝えることができます。こうした構成は、ブランドイメージを明確に伝えるうえで非常に重要です。ピン留めを解除・差し替えることで、伝えたい順番やアカウントのストーリー性を柔軟に調整できるのが、この機能の大きな魅力です。

また、季節やイベント、キャンペーンのタイミングに合わせてピン留めを見直すことで、そのとき一番ユーザーに届けたい情報を、的確にアピールできます。見せる順番を戦略的にコントロールすることで、ただの投稿も「ブランドメッセージ」になりますよ。

8-3. 最後に:月1回のピン留め見直し習慣で効果UP

ピン留め投稿は「一度設定したら終わり」ではなく、定期的な見直しが成功のカギです。おすすめなのは、月に1回、投稿の内容・鮮度・デザインをチェックする習慣をつけること。これはSNS運用を継続的にブラッシュアップしていくための、小さくてもとても重要なステップです。

たとえば、過去のピン留めがすでに終了したイベントだったり、今の方向性とズレた内容になっていたりしませんか?もしそうなら、すぐに新しい投稿と差し替えるべきタイミングです。

また、ピン留め投稿の順番も「現在の優先順位に合っているか」を見直しましょう。新しいキャンペーンや旬の話題をトップに配置すれば、プロフィールを訪れたユーザーの興味をグッと引き寄せることができます。

毎月の見直しによって、「このアカウントはしっかり更新されてる!」という信頼感にもつながりますし、運用者としての意識向上にもつながります。“定期的なピン留め見直し”は、小さな手間で大きな効果を生むインスタ運用の裏ワザです。ぜひ、カレンダーに見直し日を入れて、習慣化してみてくださいね。