Twitter(X)のDM(ダイレクトメッセージ)は、フォロワーとの気軽なやり取りから、ビジネスでの問い合わせ対応まで、幅広く活用されています。しかし、「DMが送れない」「知らない人からのメッセージを制限したい」「スパムDMが届いて困る」など、設定に関する疑問やトラブルも少なくありません。この記事では、DMの基本から、送受信設定の変更方法、便利な活用テクニック、トラブル対処法まで詳しく解説します。
Twitter(X)のDMとは?基本を理解する
Twitter(X)のDM(ダイレクトメッセージ)は、特定のユーザーと直接やりとりができる機能です。
LINEのようなチャット形式でやりとりでき、他のユーザーには内容が見えないため、プライベートなコミュニケーションに適しています。
DMの特徴や他のメッセージ機能との違い、活用シーンについて詳しく解説していきます。
DM(ダイレクトメッセージ)とは?
DM(ダイレクトメッセージ)は、Twitter(X)上で特定のユーザーと1対1、またはグループで直接メッセージをやりとりできる機能です。
2023年5月時点で、DMの1回の送信可能な文字数は10,000文字までとなっています。
また、最大50人までのグループDMも可能です。
DMを送れる相手
DMを送ることができるのは、以下の条件を満たすユーザーです。
- 自分をフォローしているユーザー
- 相互フォローのユーザー
- DM機能を開放しているユーザー
- 過去に一度でもDMでやりとりをしたことがあるユーザー
もしDMを送りたい相手がフォローしていなかったり、DM機能を開放していなかったりする場合は、フォローをお願いするか、DM機能の設定を変更してもらう必要があります。
DMの特徴と他のメッセージ機能との違い(LINE・Instagramとの比較)
Twitter(X)のDMは、LINEやInstagramのメッセージ機能と異なる点がいくつかあります。
1. 既読通知の有無
Twitter(X)のDMでは、既読通知をオン・オフで設定できます。
LINEは既読が強制表示されますが、Twitter(X)では既読を表示させたくない場合はオフにできます。
2. 文字数制限
Twitter(X)のDMは10,000文字まで送信可能ですが、LINEは1回のメッセージに文字数制限はありません。
InstagramのDMも大きな制限はなく、長文メッセージのやりとりが可能です。
3. グループDMの上限
Twitter(X)のグループDMは50人までが参加可能です。
LINEのグループチャットは上限500人、InstagramのグループDMは最大250人と、他のサービスに比べて少人数向けの機能です。
4. 画像・動画の送信
Twitter(X)のDMでは、画像や動画を送信できます。
ただし、InstagramのDMでは、送信した画像や動画を一度見た後に消える「一回表示」などの機能がありますが、Twitter(X)にはそのような機能はありません。
DMの利用シーンとメリット
1. ビジネスでの活用
企業やブランドがユーザーと1対1でやりとりする際にDMは非常に便利です。
例えば、カスタマーサポート対応や、インフルエンサーとのコラボ依頼など、個別の連絡手段として活用されています。
2. プライベートなやりとり
Twitter(X)のDMは、公開ツイートとは異なり他のユーザーには見られません。
そのため、特定のユーザーとプライベートな会話をするのに適しています。
3. グループでのやりとり
最大50人までのグループDMを利用できるため、特定のコミュニティ内での情報共有や、イベントの打ち合わせなどに活用できます。
4. 既読通知のコントロール
LINEのように強制的に既読がつくのが嫌な場合、Twitter(X)では既読通知をオフにできます。
既読をつけずにDMを読むことができるため、相手にプレッシャーを与えずにコミュニケーションをとることが可能です。
このように、Twitter(X)のDMはビジネスからプライベートまで幅広く活用できます。
2. DMの送信・受信設定の方法
2-1. DMを送れる相手の条件とは?
Twitter(X)のダイレクトメッセージ(DM)は、特定の条件を満たした相手にのみ送信することができます。
DMを送れるのは、以下のような相手です。
- 自分のアカウントをフォローしているフォロワー(片思いフォローでも送信可能)
- 相互フォローのユーザー(お互いにフォローしている場合)
- DM機能を開放しているユーザー(設定で「すべてのアカウントからのメッセージリクエストを許可する」にしている人)
- 過去に一度でもDMをやりとりしたことがあるユーザー
フォロー関係がない相手には基本的にDMを送れませんが、相手が「すべてのアカウントからのDMを受け取る」設定をしている場合は、フォローされていなくても送信できます。
2-2. DMの送り方(スマホ・PCでの操作手順)
スマホ(iOS・Android)
スマートフォンのTwitterアプリを使用してDMを送る場合、以下の手順で操作します。
- DMを送りたいユーザーのプロフィールページを開く。
- 画面右上にある封筒マーク(DMアイコン)をタップ。
- メッセージ入力欄にテキストを入力。
- 「送信」ボタンをタップ。
送信したメッセージは、LINEのようなチャット形式で表示されます。
PC(ブラウザ版Twitter)
パソコンのブラウザからTwitterのDMを送る場合は、以下の手順で操作します。
- Twitterの公式サイト(https://twitter.com)にアクセスし、ログイン。
- 左側メニューの「メッセージ」をクリック。
- 右上の「新規メッセージ」(鉛筆と紙のアイコン)をクリック。
- メッセージを送りたい相手を検索して選択。
- メッセージ入力欄にテキストを入力し、「送信」ボタンをクリック。
2-3. DMの受信設定の変更方法(全ユーザー・フォロワー限定など)
Twitterでは、DMの受信設定を変更することで、どのユーザーからメッセージを受け取るかを調整できます。
DMをすべてのユーザーから受け取る設定
- Twitterの「設定とサポート」を開く。
- 「設定とプライバシー」を選択。
- 「プライバシーと安全」を開く。
- 「ダイレクトメッセージ」を選択。
- 「すべてのアカウントからのメッセージリクエストを許可する」にチェックを入れる。
この設定をオンにすると、フォロー関係がないユーザーからもDMを受け取れるようになります。
フォロワー限定にする設定
知らないユーザーからのDMを防ぎたい場合は、上記の「すべてのアカウントからのメッセージリクエストを許可する」のチェックを外してオフにします。
この場合、DMを送れるのは「自分をフォローしているユーザー」または「相互フォローのユーザー」に限られます。
2-4. 既読通知の設定と変更方法
TwitterのDMには「既読通知」機能があり、相手がメッセージを読んだかどうかを確認できます。既読を付けたくない場合は、設定を変更することでオフにできます。
既読通知をオンにする方法
- 「設定とサポート」を開く。
- 「設定とプライバシー」を選択。
- 「プライバシーと安全」へ進む。
- 「ダイレクトメッセージ」を開く。
- 「既読通知を表示」にチェックを入れる。
この設定をオンにすると、自分がDMを読んだ際に、相手に既読マークが表示されます。
既読通知をオフにする方法
DMを読んでも相手に既読を付けたくない場合は、以下の手順で設定を変更します。
- 「設定とサポート」→「設定とプライバシー」→「プライバシーと安全」→「ダイレクトメッセージ」に進む。
- 「既読通知を表示」のチェックを外す。
初期設定ではこの機能はオンになっているため、既読を付けたくない場合はオフにすることをおすすめします。
DMを利用する際は、送受信設定や既読通知をうまく活用しながら、快適なやりとりを楽しみましょう!
3. DMの活用テクニック
3-1. グループDMの作成・管理(最大50人まで)
X(旧Twitter)のDM(ダイレクトメッセージ)では、最大50人までのグループDMを作成できます。これは、チームでの連絡やイベントの調整、趣味のグループでの会話などに便利です。
グループDMを作成するには、DM画面を開き、右下の「新規メッセージ」アイコンをタップします。その後、追加したいユーザーを検索して選択し、「作成」を押せば完了です。なお、グループDMに招待できるのは、フォロー関係があるユーザーまたはDM機能を開放しているユーザーに限られます。
また、グループDMの管理も簡単です。参加メンバーの削除や通知の管理、グループ名の変更などが可能です。これらの設定は、グループDMの詳細画面から編集できます。
3-2. 画像・動画・GIFをDMで送る方法
X(旧Twitter)のDMでは、テキストだけでなく画像・動画・GIFも送信可能です。これにより、よりリッチなコミュニケーションができます。
送信方法は簡単です。DM画面のメッセージ入力欄の横にある「画像」アイコンをタップし、送信したいメディアを選択するだけです。なお、動画は最大512MB、長さは140秒までアップロードできます。
また、GIFを送る場合は「GIF」ボタンを押し、カテゴリや検索で適切なものを選ぶだけでOKです。これを活用すれば、より表現豊かな会話が楽しめます。
3-3. 音声メッセージの送信方法(スマホ限定機能)
スマートフォンのXアプリでは、音声メッセージをDMで送ることができます。これは、急いでいる時や、文章を打つのが面倒な時に便利な機能です。
音声メッセージを送るには、DM画面のマイクアイコンを長押しし、話したい内容を録音します。指を離すと自動的に送信されますが、キャンセルしたい場合は、録音中に左にスワイプすれば削除できます。
なお、音声メッセージは現在、スマホアプリ限定の機能であり、PC版のXでは利用できません。また、最大録音時間は140秒までです。
3-4. DMでのアンケート・質問機能の活用法
XのDMには、正式な「アンケート機能」はありませんが、工夫次第で質問や意見を集めることが可能です。
例えば、DMグループ内で簡単な「Yes/No」形式の質問を投げかけたり、番号を振って選択肢を示したりすることで、意見を集めることができます。また、事前にテンプレートを作成しておけば、複数の人に対して効率的に質問を送ることができます。
さらに、絵文字リアクションを活用すると、回答を可視化しやすくなります。例えば、「👍=はい」「👎=いいえ」と決めておけば、短時間で集計できます。
このように、DMを工夫して活用することで、アンケートのような使い方が可能になります。
4. DMが送れない・受信できないときの対処法
X(旧Twitter)のダイレクトメッセージ(DM)が送れなかったり、受信できなかったりする原因はさまざまです。ここでは、よくあるトラブルの原因とその解決策を詳しく解説します。
4-1. DMボタンが表示されない原因と解決策
DMを送りたい相手のプロフィールページを開いても手紙のアイコン(DMボタン)が表示されない場合、以下の原因が考えられます。
- 相手がDMの受信を制限しているXでは、設定によってすべてのアカウントからのDMを受け取るかどうかを決められます。もし相手が「フォローしている人からのみDMを受け取る」設定にしている場合、自分がフォローされていないとDMを送れません。
- 相手が自分をブロックしている相手が自分をブロックしている場合、そのユーザーにDMを送ることはできません。
- 過去にDMのやり取りがない一度もDMをしたことがない相手には、相手が「すべてのアカウントからのDMを許可」していない限り、DMを送ることができません。
解決策:
- 相手にリプライや別の方法でDMの受信設定を変更してもらうよう依頼する。
- 一度フォローしてもらうことでDMを送れる可能性がある。
4-2. 送信エラーが出る場合のチェックポイント
DMを送信しようとしても「送信できませんでした」などのエラーが表示される場合、以下の点を確認してください。
- インターネット接続を確認するWi-Fiやモバイルデータ通信が不安定だと、DMの送信に失敗することがあります。
- 相手のDM設定を確認するすべてのユーザーからのDMを受け取る設定になっていない場合、フォローされていないと送れません。
- DMの送信上限に達していないかXにはDMの送信制限があり、短期間に大量のDMを送ると制限がかかることがあります。
解決策:
- ネットワーク環境を確認し、安定した接続で再試行する。
- 相手にフォローしてもらうか、設定を変更してもらうよう依頼する。
- しばらく時間を置いてから再度DMを送る。
4-3. DMが制限・凍結されたときの解除方法
DMを送ろうとするとエラーメッセージが出る場合、アカウントが一時的に制限されている可能性があります。
- 短期間に大量のDMを送信した迷惑行為とみなされると、一時的にDMの送信が制限されることがあります。
- 不審なアクティビティが検出された乗っ取りやスパム行為が疑われると、アカウントが凍結されることがあります。
解除方法:
- Xの公式サポートに問い合わせる。
- 時間を置いて再度試す(通常24時間~48時間で解除されることが多い)。
- アカウントの安全性を確保するため、パスワードを変更し、2段階認証を設定する。
4-4. 特定のユーザーからのDMを受け取れない理由
特定の人からのDMだけが届かない場合、以下の原因が考えられます。
- 相手がDMを送信できない状態になっている例えば、相手のアカウントが凍結されているとDMは送れません。
- 「すべてのアカウントからのDMを許可」していない相手がDMを制限していると、フォロー関係にない場合はメッセージを受け取れません。
解決策:
- 相手に別の手段で連絡を取り、DMの設定を確認してもらう。
- 相手にフォローしてもらうことでDMが届くようになるか試す。
5. DMのセキュリティ・プライバシー設定
Twitter(X)のDM(ダイレクトメッセージ)は、特定のユーザーと直接やり取りできる便利な機能ですが、不審なメッセージやスパム、フィッシング詐欺のリスクも存在します。
ここでは、安全にDMを利用するためのセキュリティ設定や、不審なメッセージをブロック・通報する方法を詳しく解説します。
5-1. スパムDMの見分け方とブロック・ミュート方法
スパムDMは、不特定多数に送られる迷惑メッセージのことを指します。
詐欺サイトへの誘導や、偽のキャンペーン情報を送ってくる場合が多いため、注意が必要です。
スパムDMの特徴
- 不自然な日本語や誤字脱字が多い
- 突然の高額プレゼントや「当選しました」といった誘い文句
- 怪しいURLが記載されている
- フォローしていないアカウントからのDM
スパムDMのブロック・ミュート方法
スパムDMを受け取った場合、以下の手順でブロックまたはミュートが可能です。
- DMを開き、右上の「…」メニューをタップ
- 「ブロック」または「ミュート」を選択
- 確認画面で「はい」を選択
ブロックすると、そのアカウントからのDMが完全に届かなくなります。
ミュートは、相手のメッセージを通知なしで受け取ることができます(相手には通知されません)。
5-2. DMの通報機能を活用して不審なメッセージを報告する方法
スパムや嫌がらせDMを受け取った場合は、Twitterの通報機能を活用して報告しましょう。
DMの通報手順
- 問題のDMを開く
- 右上の「…」メニューをタップ
- 「報告する」を選択
- 「スパム」「不適切な内容」など、該当する理由を選択
- 報告を送信
報告したアカウントは、Twitterの審査チームによってチェックされ、悪質な場合は凍結や制限が行われます。
5-3. フィッシング詐欺・なりすましDMへの対策
フィッシング詐欺とは、偽のリンクを送りつけ、個人情報(パスワードやクレジットカード情報)を盗み取る手口です。
特に「Twitter公式を装ったDM」には要注意です。
フィッシング詐欺の例
- 「あなたのアカウントが凍結されます!」など、不安を煽る内容
- 「本人確認が必要です」として、偽のログインページに誘導
- Twitter公式を装ったアカウント(@twitter_security などの偽名)
フィッシング詐欺の対策
- 公式サイト以外のURLを開かない(本物のTwitterは https://twitter.com のみ)
- 二段階認証を設定する(設定とプライバシー → セキュリティ → 二要素認証)
- 怪しいDMは無視し、通報する
5-4. DM履歴の削除・アーカイブ方法
不要なDMを削除したい場合、以下の方法で対応できます。
DMの削除方法
- 削除したいDMを開く
- 右上の「…」メニューをタップ
- 「削除」を選択
- 確認画面で「削除する」をタップ
ただし、DMの削除は自分側でのみ適用され、相手側には残ります。
DMのアーカイブ(バックアップ)
TwitterにはDMのアーカイブ機能はありませんが、手動でバックアップを取ることは可能です。
- DMのスクリーンショットを撮る
- Twitterのデータをダウンロードする(設定とプライバシー → アカウント → データをダウンロード)
安全なDMの運用を心がけ、トラブルを未然に防ぎましょう!
6. 企業・ビジネスでのDM活用法
Twitter(X)のダイレクトメッセージ(DM)は、企業やビジネスにとって非常に便利なツールです。DMを活用することで、顧客とのスムーズなコミュニケーションが可能となり、カスタマーサポートやマーケティングにも役立ちます。ここでは、具体的な活用事例や運用のコツを紹介します。
6-1. 企業アカウントのDM活用事例
企業がTwitter(X)のDMを活用する場面は多岐にわたります。特に、以下のような用途で利用されることが一般的です。
- カスタマーサポート:ユーザーからの問い合わせをDMで受け付け、個別に対応する。
- キャンペーン対応:懸賞やキャンペーンの当選連絡をDMで送信する。
- フィードバックの収集:サービスや製品の意見・要望をDMで受け取る。
- 営業や提案:特定のフォロワーに対して、サービスや商品を紹介する。
たとえば、大手ECサイトでは「注文に関する問い合わせ」をDMで受け付けることで、個人情報を守りながら対応できます。また、ファッションブランドがフォロワーへ「限定クーポン」をDMで送ることで、特別感を演出するケースもあります。
6-2. 顧客対応におけるDMの使い方と注意点
DMを顧客対応に利用する際は、適切な運用が求められます。特に、以下のポイントに注意すると、よりスムーズな対応が可能になります。
1. DMの受信設定を確認する
企業アカウントがDMを活用するためには、「すべてのアカウントからのメッセージリクエストを許可する」をオンにすることが推奨されます。これにより、フォローしていないユーザーからの問い合わせも受け付けられます。
2. 迅速な対応を心がける
Twitterはリアルタイム性が高いため、ユーザーはすぐに返信が来ることを期待しています。そのため、24時間以内に返信するのが理想的です。特にカスタマーサポートとして運用する場合は、即時対応できる体制を整えましょう。
3. 自動返信機能を活用する
DMの「自動返信機能」を設定すると、ユーザーからの問い合わせに対して即座に応答できます。たとえば、「お問い合わせありがとうございます。担当者が確認次第、返信いたします」といったメッセージを自動送信することで、ユーザーに安心感を与えられます。
4. 既読通知の管理
DMでは、メッセージを開封すると「既読通知」が相手に送信されます。ユーザーによっては、既読後の返信が遅れると不安を感じることもあるため、運用方針に応じて「既読通知をオフ」にするのも一つの方法です。
6-3. 自動返信機能を活用したDMマーケティングの手法
Twitter(X)のDMは、マーケティングにも活用できます。特に、「自動返信機能」を駆使することで、ユーザーとの接点を増やし、エンゲージメントを向上させることが可能です。
1. キャンペーン応募の受付
企業がキャンペーンを実施する際に、「DM応募方式」を導入すると効果的です。たとえば、「フォロー&DMでクーポンGET!」といった施策を展開することで、フォロワーを増やしつつ、購買意欲を高められます。
2. 商品情報の自動配信
新商品やセール情報を希望するユーザーに対して、DMで自動送信する仕組みを作ることも可能です。たとえば、「最新のセール情報をDMでお届け!」と告知し、ユーザーにDMを送らせることで、関心度の高い層に直接アプローチできます。
3. チャットボットによる顧客対応
DMの自動返信機能とチャットボットを組み合わせることで、24時間対応が可能になります。たとえば、「よくある質問」に対して自動応答を設定することで、ユーザーの疑問を即座に解決できます。
4. フォロワーとの関係構築
DMを活用してフォロワーと定期的に交流することも重要です。たとえば、「誕生日DM」を送ることで、ブランドの親しみやすさを演出できます。また、イベントの招待状をDMで送ることで、特別感を持たせることも可能です。
まとめ
Twitter(X)のDMは、単なるメッセージ機能ではなく、企業のマーケティングやカスタマーサポートにも活用できる強力なツールです。特に「自動返信機能」や「DMの開放設定」をうまく活用することで、スムーズな顧客対応や効果的なプロモーションが可能になります。今後のビジネス運用にぜひ取り入れてみてください。
7. まとめ:安全・快適なDM利用のために
X(旧Twitter)のDM(ダイレクトメッセージ)は、特定のユーザーと直接やりとりできる便利な機能です。しかし、プライバシーを守りながら安全に利用するためには、適切な設定を行い、トラブルを避けることが重要です。ここでは、安心してDMを活用するためのポイントをまとめます。
DMの設定を見直して安全に利用する
DMは「すべてのアカウントからDMを受け取る」か、「指定した人からのみDMを受け取る」かを選択できます。設定を変更するには、以下の手順で進みます。
- 設定とサポート → 設定とプライバシー → プライバシーと安全 → ダイレクトメッセージ
この設定を適切に行うことで、不特定多数のユーザーから不要なDMを受け取るリスクを減らせます。特に、見知らぬアカウントからの迷惑メッセージを避けたい場合は、DM受信をフォロー中のユーザーのみに制限するのが安全です。
既読通知の設定を活用する
DMには既読通知の設定があり、これをオンにしていると、メッセージを読んだことが相手に伝わります。もし、既読を相手に知られたくない場合は、以下の手順でオフにしましょう。
- 設定とサポート → 設定とプライバシー → プライバシーと安全 → ダイレクトメッセージ
- 「既読通知を表示」のチェックを外す
既読通知はデフォルトでオンになっているため、気になる場合は必ず確認しておきましょう。
DMの送信ルールを理解してトラブルを回避
DMを送れるのは、以下の条件を満たす相手のみです。
- 自分をフォローしているフォロワー
- 相互フォローのユーザー
- DM機能を開放しているユーザー
- 過去に一度でもDMをやり取りしたことがあるユーザー
フォローされていない相手にDMを送りたい場合は、まずフォローしてもらう必要があります。また、DM機能を開放しているかどうかも確認しましょう。
まとめ
DMは便利な機能ですが、安全に利用するためには適切な設定とマナーが大切です。
- DMの受信設定を見直し、不必要なメッセージを防ぐ
- 既読通知をオフにしてプライバシーを守る
- DMを送れる条件を理解して、適切な相手に送る
これらのポイントを意識すれば、快適にDMを活用できます。安心してX(旧Twitter)のDM機能を使いこなしましょう!