インスタのDMで「チャットに招待」ってどういうこと?通知の仕組みを解説

「Instagramで“〇〇をチャットに招待”と表示されたけど、これって一体何?」――そんな疑問を持った方は少なくないはずです。2023年以降、インスタのDM機能には大きな仕様変更が加えられ、従来のように気軽にメッセージを送れなくなりました。本記事では、この「チャットに招待」機能の正体や仕組み、通知のされ方、そして効果的な招待メッセージの書き方までを徹底解説します。

目次

1. はじめに:「チャットに招待」って何?いきなり出るこの表示の正体

InstagramのDM(ダイレクトメッセージ)を使っていると、突然「〇〇をチャットに招待」と表示されることがありますよね。特に、初めての相手にメッセージを送ろうとしたときにこの表示が出ると、「え、これってどういう意味?」と驚いてしまうかもしれません。でも、心配しなくて大丈夫です。これはInstagram側が導入した新しい仕様によるものなんです。

このメッセージは、あなたがまだやり取りしたことがない相手にDMを送ろうとしたときに出現します。いわば「これからDMを始めてもいいかな?」と相手にお伺いを立てるようなステップですね。この段階では、あなたが送れるメッセージは最初の1通だけ。その1通を見て、相手が「この人と話してもいいかな」と思って承認してくれたら、晴れて普通のチャットができるようになります。

つまり、「〇〇をチャットに招待」という表示は、新しいつながりのための最初のドアノックみたいなものなんです。知らない人からのメッセージがいきなり届くのを防ぐ、プライバシーに配慮した仕様でもあります。ちょっと面倒に思えるかもしれませんが、安心・安全のための仕組みだと考えると、納得しやすいですね。

1-1. 「〇〇をチャットに招待」が出るタイミング

この表示が出るのは、まだ一度もDMのやり取りをしていない相手にメッセージを送ろうとしたときです。具体的には、フォロー関係がなかったり、フォローしていても一度もDMを交わしたことがない場合に発生します。例えば、初めて見つけたクリエイターさんや、フォロワーじゃないけど気になる人に連絡を取ろうとしたときですね。

このとき送れるメッセージはたった1通だけ。しかも、その1通目を送ったあとには、「招待が送信されました」と表示され、相手が承認してくれるまで次のメッセージは送れません。まるでラブレターみたいに、その1通目がすべてを決める大事なメッセージになります。

ちなみに、このとき相手の画面にはどう表示されるかというと、「リクエスト」という形で通知されます。そこから相手は、「ブロック」「削除」「承認」の3つから行動を選ぶことができるんです。

なので、「あれ?メッセージ送ったのに返事がこない…」と思ったら、まだ相手が承認していないだけの可能性がありますよ。焦らずに待ってみましょう。

1-2. 2023年以降で導入されたInstagramのDM仕様変更とは?

この「チャットに招待」機能が登場したのは、2023年以降に行われたInstagramのDM機能のアップデートによるものです。Meta社は、ユーザーのプライバシーや安全性をより強化するために、知らない人からの連絡を制限する仕組みを取り入れました。

以前は、フォロー外からでも複数回DMを送れてしまったため、スパムや迷惑メッセージが問題になることも多かったんです。でも、この変更により、初回の1通だけを送り、相手が内容を確認したうえで許可するという段階が追加されました。

これによって、安心してDMのやり取りを始めることができるようになりましたし、いきなり長文が届いて不快に感じる心配も減りました。

一方で、メッセージを送る側にとっては、1通に気持ちを込めて送る必要があります。たとえば、「こんにちは、○○に関する件でご連絡しました。よろしければご返信いただけると嬉しいです」など、丁寧でわかりやすい内容にするのがポイントです。

この仕様変更をきっかけに、Instagramはよりクリーンで信頼できるコミュニケーションの場として進化しているのですね。最初はちょっと戸惑うかもしれませんが、慣れてしまえばとても理にかなったルールだと実感できるはずです。

2. 「チャットに招待」機能の仕組みと目的

インスタグラムのDMを開こうとしたとき、「〇〇をチャットに招待」と表示されたこと、ありませんか?この機能、実はインスタグラムが導入した新しい“招待制DM”のルールなんです。見慣れない文言に驚く人も多いけれど、これはただの表示ではなく、大切な仕組みが隠れているんですよ。この章では、そんな「チャットに招待」機能がどうやって動いているのか、そしてどんな目的で導入されたのかを、子どもにもわかるように丁寧に解説していきます。

2-1. 一通目しか送れない?“招待制DM”の新ルールとは

インスタグラムでは、2024年以降、新しいDMの仕組みが始まりました。それは「初めてのメッセージはたった1通だけしか送れない」というもの。どういうことかというと、まだDMのやりとりをしたことのない相手にメッセージを送るとき、まず「〇〇をチャットに招待」と表示され、そこから1通だけメッセージを送信することになります。

この1通を送ったあとは、「招待が送信されました」と表示され、相手がその招待を承認するまで、新しいメッセージは一切送れません。つまり、「この1通で勝負」ということですね。この段階では、送り主のメッセージがDMリクエストとして相手に届きます。相手は「承認」「削除」「ブロック」のいずれかを選べるようになっており、承認されるまでは沈黙の状態が続きます。

2-2. 「この招待で送信できるメッセージは一件」ってどういう意味?

実際にDMを送ろうとすると、「この招待で送信できるメッセージは一件」という表示が出てきます。これはまさにそのままの意味で、「最初の1通しか送れないルールですよ」ということを教えてくれているんです。このメッセージにはとても重要な役割があります。なぜなら、最初の1通が「あなたの第一印象」そのものになるからです。

たとえば、ただ「こんにちは」だけを送っても、相手は承認してくれないかもしれませんよね。そこでこの1通に、自分がどんな人なのか・何のために連絡をしたのかを丁寧に書くことが必要になるんです。友達にプレゼントを渡すとき、ただ箱をポンと渡すのではなく、リボンやメッセージカードを添えると気持ちが伝わるのと似ていますね。

2-3. なぜ招待が必要なの?スパム対策としての機能目的

「こんな面倒なこと、なんで導入したの?」と感じる人もいるかもしれません。でも、これにはとても大切な理由があるんですよ。それはズバリ、スパムや迷惑メッセージからユーザーを守るためなんです。

以前のインスタグラムでは、知らない人から突然メッセージが何件も届くことがありました。その中には、怪しいリンクや詐欺メッセージなども多く、安心してDMを使えない状況があったんです。

そこで登場したのが、この「チャットに招待」機能。見知らぬ人からのメッセージは1件だけに制限し、そのメッセージを受け取った側が内容を確認してからやりとりを続けるか選べる仕組みになったのです。このシステムのおかげで、不特定多数へのスパム送信はできなくなり、より安全に、安心してDMを使える環境が整えられています。

たとえば、小学生がインスタを使う場合でも、見知らぬ人からいきなり連絡が来ることはなく、まずは内容を見てから「話しても大丈夫そう」と判断できるのです。インスタグラムは“人と人の信頼”を守るために、この新しいルールを取り入れたというわけですね。

3. 招待メッセージを送るとどうなるのか

3-1. 相手にはどう通知される?DMリクエスト欄の実際の見え方

Instagramで初めての相手にDM(ダイレクトメッセージ)を送ろうとすると、画面に「〇〇をチャットに招待」という表示が出ます。これは通常のメッセージ送信とは異なり、最初に“招待”という形で一通だけメッセージを送れるという仕組みです。この一通目のメッセージは、相手の受信箱には直接届かず、「メッセージリクエスト」という専用欄に表示されます。

たとえば、あるユーザー「taro123」に初めてメッセージを送ると、「taro123をチャットに招待」と表示され、送信後には「招待が送信されました」と出ます。そしてtaro123のアカウントには「リクエスト」タブにて通知が届き、そこを開くことで招待メッセージの中身が確認できるのです。この段階では、まだ通常のDMとしては機能せず、あくまで“仮の状態”。相手がどう対応するかにすべてがかかっています。

特に安心して読んでもらうためには、1通目の内容がとても重要。いきなり「こんにちは!」だけではスルーされやすいので、自分が誰なのか・なぜメッセージを送ったのかを簡潔に書くことが、承認されやすくなるポイントです。

3-2. 「承認・削除・ブロック」の3つの選択肢とは

相手がメッセージリクエスト欄を開くと、招待メッセージとともに「承認」「削除」「ブロック」の3つの選択肢が表示されます。これはInstagram側が受信者の安全とプライバシーを守るために用意している機能であり、どの選択肢を選ぶかで、その後のやり取りが大きく変わります。

まず「承認」を選ぶと、その招待が受け入れられ、通常のDM画面に切り替わります。ここからは、相手と自由にメッセージをやり取りできるようになります。まさに“正式なチャット開始”ということですね。

一方、「削除」を選ぶと、その招待は完全に破棄され、あなたのメッセージは見られたとしても無視される形になります。そして「ブロック」は、それ以降あなたからの連絡が一切届かなくなる非常に強力な措置です。もし相手が警戒心を持っていたり、不快に思った場合にはこの選択をされる可能性もあるので、最初の印象はとても大切です。

3-3. 相手が招待を承認しないとどうなる?

ここが特に気になるところですが、相手が「承認」しない限り、あなたはそれ以上のメッセージを送ることができません。送信できるのは「招待」としての最初の1通のみで、それ以上は相手の承認待ちの状態になります。

つまり、どれだけ続きを送りたくても、相手が承認ボタンを押してくれない限り、チャットは始まりません。時間が経っても、既読がつかなくても、こちらからは何もできない仕組みです。この点は、相手に選択権があるというInstagramの大きな特徴のひとつです。

また、相手が承認も削除もブロックもしない、つまり何のアクションも取らなかった場合でも、招待はそのまま保留の状態になります。こちらからは“保留中”の状態が続くだけで、進展することはありません。ですので、送る側としては、できる限り誠実で丁寧なメッセージを意識して書くことが、唯一できる工夫といえるでしょう。

4. 1通目が勝負!成功率を上げるDMの書き方

インスタグラムで初めて誰かにDM(ダイレクトメッセージ)を送るとき、「〇〇さんをチャットに招待」という表示が出ることがありますね。

これは、インスタの仕様によるもので、初対面の相手には1通目のメッセージしか送れないというルールがあるからなんです。

しかも、相手がその1通目を見て「承認」してくれない限り、その先のやりとりは一切できません。

つまり、この1通目が勝負。ここで印象が悪いとブロックされることも…。

だからこそ、ただの「こんにちは」ではなく、相手にとっても興味が持てるような内容を、失礼のないように丁寧に書くことが大切です。

4-1. 返信されやすい招待メッセージ例【初対面・共通点なし編】

初対面の相手にいきなりDMを送るのは勇気がいりますよね。

でも、共通点がないからといって諦める必要はありません。

大事なのは、「なぜあなたにメッセージを送ったのか」をちゃんと伝えること。

以下のようなテンプレートを参考にしてみてください。

「こんにちは。突然のメッセージ失礼します。
〇〇さんの投稿をいつも楽しく拝見していて、特に○月○日のカフェの写真が素敵で、ついコメントしたくなりました。
もしよかったら、少しだけお話しできたら嬉しいです。」

このように、相手の投稿をきっかけにした理由づけを入れると、返信率がぐっと上がります。

4-2. 相手がフォロー中・フォロワーのときに使えるメッセージ例

相手が自分をフォローしていたり、逆に自分がフォローしていたりする場合は、完全な初対面よりも少し砕けた表現でも大丈夫です。

ただし、最初の1通目であることに変わりはないので、敬意を持った文章を心がけましょう。

「こんにちは!フォローありがとうございます☺️
〇〇さんの投稿、いつも楽しみに見ています!
よかったら、ちょっとお話しできたら嬉しいです♪」

こんなふうに、フォローしてくれていることへの感謝を伝えると好印象です。

また、絵文字を少し入れると親しみやすくなりますが、乱用はNG。

4-3. ビジネス・営業向けの招待メッセージテンプレ

ビジネスや営業目的でDMを送るときこそ、1通目の信頼感が命です。

押し売りっぽくならず、相手に「丁寧だな」「誠実そうだな」と感じてもらえるような文章を心がけましょう。

「はじめまして。株式会社〇〇の△△と申します。
突然のご連絡で失礼いたします。
〇〇様の投稿を拝見し、共通のテーマでお仕事をされていることに興味を持ち、ご挨拶させていただきました。
もしご迷惑でなければ、お話を伺える機会をいただけると幸いです。」

ここでは、企業名や所属、名前を明記することで、ビジネスとしての信頼性を高めています。

また、「ご迷惑でなければ」というクッション言葉を入れることで、相手の負担を軽減しています。

4-4. ブロックされやすいNGワード・誤解される言い回し

1通目で「うわっ、怖い…」と思われてしまうと、即ブロックされてしまうこともあります。

とくに避けるべきなのは、以下のようなワードや表現です。

  • 「副業しませんか?」「絶対に稼げます!」などのビジネス色が強すぎる言葉
  • 「一目惚れしました」「タイプです」などの唐突な恋愛アプローチ
  • 「会って話しませんか?」といきなりのオフライン誘導
  • 「即返信ください」などの圧をかけるような表現

こうした言い回しは、相手の警戒心を一気に高めてしまいます。

とくにインスタグラムはプライベートな空間でもあるため、押しつけがましい印象は避けるのが鉄則です。

1通目はあくまで「丁寧な挨拶と目的の説明」にとどめて、相手に判断してもらう余地を残しましょう。

5. 「招待が送信されました」の表示が出たら何が起こる?

インスタグラムで、まだ一度もDMのやりとりをしたことがないユーザーにメッセージを送ろうとすると、「○○をチャットに招待」という表示が出ることがあります。これはちょっとびっくりする表示ですが、実はインスタの新しい仕様なんです。この段階でメッセージを送信すると、「招待が送信されました」と表示され、それ以降は相手が承認しない限り、次のメッセージは送れなくなります。

つまり、最初の1通目だけが勝負!ということです。このメッセージは、相手にとっては「リクエスト」として届きます。相手がそのリクエストを開くと、メッセージの内容を読んだうえで、「承認」「削除」「ブロック」のいずれかを選べる画面が表示されます。ここで「承認」を選んでもらえたら、ようやく通常のDMのやり取りがスタートできるんですね。

つまり、「招待が送信されました」というのは、DMの入口に立っただけの状態。相手の反応があるまでは、それ以上は動けないということを、しっかり覚えておきましょう。

5-1. 送信済みの招待メッセージは取り消せるのか

結論から言うと、一度送った招待メッセージは取り消すことができません。インスタグラムでは、「チャットに招待」の形式で送られたメッセージが、相手のリクエスト一覧に表示された時点で取り下げ不可となります。

ただし、どうしても気になる場合は、相手のプロフィールをブロックするという方法もあります。ブロックすれば、送ったDMも相手の画面からは見えなくなりますが、これはかなり極端な対応になるので、慎重に判断したいところです。

「間違えて送っちゃった!」ということがないように、送信前に文章を見直すクセをつけると安心ですね。

5-2. 承認されるまでの間にこちらからできることは?

相手が招待メッセージを「承認」してくれるまでは、こちらから追加でメッセージを送ることはできません。これは、スパム対策として導入された仕組みで、相手のプライバシーを守るためでもあります。

この「承認待ち」状態では、相手のプロフィールを見たり、ストーリーズをチェックするくらいしかできることはありません。ただし、あまり頻繁に相手のプロフィールを訪問すると、不自然に感じられる可能性もあるので注意が必要です。

どうしても連絡を取りたい場合は、他のSNSや共通の知人を通じて連絡をお願いするなど、別の手段を考えるのもひとつの方法です。

5-3. 一度送った招待を再送する方法はある?

残念ながら、一度送った招待を再送する方法は用意されていません。送信後は、相手がそれに気づき、開封してくれるのを待つしかないのが現状です。

「相手が気づいていないかも?」と思っても、再送や追伸のようなメッセージは送れないので、最初の1通目がとても大事になります。プロフィールに名前や目的が分かる情報をしっかり載せたり、自己紹介を添えた丁寧な文章を心がけると、承認される可能性がグッと上がりますよ。

また、一定期間が経っても反応がない場合は、新たに別アカウントを作って再度送るという手段もありますが、これはややグレーな対応です。あくまで正攻法で、丁寧に気持ちを伝えることをおすすめします。

6. 招待される側の視点:どんな風に届くの?

インスタで誰かからDMの「チャット招待」を送られたとき、受け取る側はちょっとドキドキしますよね。知らない人からいきなり届いたら、「これって何?」って思うのも当然なんです。でも、実際のところどう見えて、どう通知されるのか、わかりやすく解説していきますね。

6-1. 通知音・バッジは鳴る?スマホ設定による違い

まず気になるのが、「招待されたときに通知が鳴るの?」ということ。これはスマホ本体の通知設定と、Instagramアプリの通知設定の両方が影響しています。

たとえば、iPhoneでInstagramの通知をオンにしていて、さらに「DMリクエストの通知」も有効になっていれば、通常のDMと同じように通知音が鳴り、アイコンにバッジがつくことが多いです。ただし、Androidの場合や、アプリの通知カテゴリが細かく分かれている機種では、「リクエスト」のみ通知オフになっていることもあるので注意が必要ですね。

また、Instagramのアプリ側で「メッセージリクエストの通知」をオフにしていると、招待メッセージは届いていても通知されず、気づかれないこともあります。そのため、招待を送るときは、相手が気づいてくれるかどうかは半分運次第かもしれません。

6-2. 招待を承認したらどうなる?既読や足跡はつくのか

では、リクエストとして届いた「チャット招待」を、受け取った人が承認した場合どうなるのでしょうか?

まず、その時点から通常のDM画面に切り替わります。つまり、LINEなどと同じように、相互でメッセージを自由に送りあえるようになるんですね。

それまでの「1通しか送れない状態」から、「制限なしで会話が続けられる状態」に変わる、というわけです。そしてこの承認を行うと、送信者側には『既読マーク(✓)』が表示されるようになります。つまり、「相手が読んだことがわかる」ようになるのです。

ただし、「足跡」的な機能――たとえば「誰がリクエストを開いたか」などが詳しくわかるような通知はありません。承認されたことは通知されるけれど、開いたかどうかだけでは通知されません。ここが安心ポイントですね。

6-3. 承認した側は招待をあとから取り消せる?

では一度「承認」してしまったあと、「やっぱりやめたい」と思ったときはどうすればいいのでしょうか?

残念ながら、「承認」自体を取り消すという操作は用意されていません。つまり、一度承認してしまったら、それを「リクエスト状態に戻す」ことはできないのです。

でも、代わりにできるのが「ブロック」や「削除」といった対応です。ブロックをすれば、相手からのDMを一切受け取らなくなりますし、過去の会話も見られなくなります。削除を選べば、会話履歴を自分の画面から消すこともできますよ。

つまり、「取り消す」という選択肢はなくても、その後の対応でリスクは十分コントロールできるようになっているんです。

このあたりも、Instagramがプライバシーをとても重視していることの表れですね。

7. よくある疑問・トラブルに答えるQ&A集

7-1. 「チャットに招待」が消えた?送れない?バグ?

インスタグラムでDMを送ろうとしたとき、「〇〇をチャットに招待」という表示が出ていたのに、突然その表示が消えたという声がよく聞かれますね。この場合、一番多いのが相手がすでにあなたからの招待を承認したか、あるいはブロック・削除した場合なんです。表示が消えた=バグと決めつける前に、相手の対応が完了している可能性をまず考えてみましょう。

また、一度送った「チャットに招待」は1通目しか送れない仕様なので、2通目以降は相手の承認がないと送信できません。この仕様を知らずに、「あれ?送れなくなった?」と焦る方も多いんですよ。とくに初めてメッセージを送る場合、「この招待で送信できるメッセージは一件」という注意書きが出ます。この1通がとっても大切なので、落ち着いて丁寧に書くようにしましょうね。

7-2. 招待を送ってすぐブロックされたらどうなる?

せっかく「チャットに招待」を送ったのに、すぐに相手にブロックされた場合はどうなるの?と不安に思いますよね。この場合、あなたの招待メッセージは相手側の「リクエスト」に表示された状態でブロックされるため、そのまま未読・未承認のまま完全に遮断されます

その後、相手のリストからあなたのメッセージが消えたように見えることもあります。もちろん、あなたのDM画面でも送信済みマークは表示されたままですが、既読にはなりません。このような場合、メッセージは相手に届いてはいますが、一方通行の状態といえるでしょう。新たにメッセージを送ることもできなくなるため、ブロックされた場合はそれ以上のやり取りは事実上不可能になります。

7-3. 複数人に同時に招待できる?グループDMの場合

インスタで「チャットに招待」を複数人に一気に送りたい場合、グループDM機能を使いたくなりますよね。しかしここにも注意が必要。グループDMで初めてメッセージを送る相手が含まれている場合でも、その人ごとに招待の扱いが発生するんです。

たとえば、自分+Aさん(やり取り済み)+Bさん(初対面)でグループを作ったとき、Bさんには個別に「チャットに招待」が表示されます。このため、グループに招待しただけではメッセージは完全には届かず、Bさんが承認するまでやり取りはできません。つまり、グループDMであっても初回のやり取りがある人には個別承認が必要なのです。まとめて一斉送信したい気持ちはわかりますが、インスタ側のセキュリティ設計がそのようになっているので、1人ずつ確認して対応するのが一番です。

7-4. スクショしたらバレる?既読との関係性は?

インスタで「チャットに招待」を送ったあと、相手がどんな反応をするのか気になりますよね。特に、相手がそのDM画面をスクショしたら通知が届くのか?という疑問を持つ方が多いです。結論から言うと、通常のテキストDMではスクショしても相手に通知は届きません

ただし、注意が必要なのは消える写真・動画(View Once)など、特定の形式のメッセージをスクショした場合は通知が飛ぶ仕様になっています。「チャットに招待」はテキストで送る形になるため、基本的にスクショは相手にバレません。とはいえ、相手が既読にしたかどうかは、こちらのDM画面から既読マーク(チェック2つ)でわかるので、そこは確認できますよ。

ただし、これも相手が承認してDMが成立してから初めて有効になるので、承認前には既読もスクショ通知も一切ないと考えていいでしょう。安心してやり取りを始めたいなら、内容は誠実かつわかりやすく、そして送るタイミングも丁寧に選びましょうね。

8. 類似ワードと混同しがちな機能との違いを整理

8-1. 「チャットに招待」と「リクエスト」の違い

「チャットに招待」と「リクエスト」は、InstagramのDM(ダイレクトメッセージ)機能において非常に似たタイミングで登場する言葉ですが、実は役割がまったく異なります。

たとえば、あなたがInstagramで初めて誰かにDMを送ると、そのときに表示されるのが「〇〇さんをチャットに招待」という文言です。これはその人との会話を始めるための“きっかけ”となるアクションで、招待という名前がついていますが、実際にはメッセージ送信の「許可を求める」仕組みです。

このとき、相手側のDM画面には「リクエスト」という形で通知が届きます。つまり、送信者側から見えるのが「チャットに招待」であり、受信者側から見えるのが「リクエスト」なのです。

リクエストを開いた相手は、「承認」「削除」「ブロック」といった対応を選べるようになっています。承認されれば、ようやくお互いにメッセージのやりとりが可能になります。

このように、「チャットに招待」は能動的なメッセージ送信の一歩であり、「リクエスト」は受動的に届いたその一歩に対する反応待ちの状態というわけですね。ちょっと紛らわしいけれど、ここを理解しておくと戸惑わずに使えますよ。

8-2. ライブ招待・ストーリーシェアとの混同に注意

「チャットに招待」と似たような文言がInstagramにはたくさんあります。その中でも特に混同しやすいのが、ライブ配信の招待や、ストーリーのシェア機能です。

たとえば、Instagramライブ中に誰かを「ゲストに招待」する機能がありますよね。これは、リアルタイムの配信に他のユーザーを参加させるための機能で、「チャットに招待」とはまったく目的が違います。

また、ストーリーに投稿した内容を他のユーザーと共有する際、「ストーリーをシェアする」や「この投稿を誰かに送る」といった文言が出ますが、これらはDM機能とは直接関係ありません

「チャットに招待」は、あくまでDM機能の中で新しい会話を開始するための仕組みであり、ライブやストーリーといったコンテンツ共有機能とは分けて考える必要があります。

間違ってライブの招待と勘違いしてしまうと、「なんでDM送っただけでライブに呼ばれるの?」と混乱してしまう子もいるかもしれません。だからこそ、言葉の使われる場面や意味を冷静に整理することが大切です。

8-3. Threadsやノート機能との連携は?

最近のInstagramは、Threads(スレッズ)ノート機能など、日常のつぶやきや軽い投稿に特化した機能が増えています。でも「チャットに招待」とこれらがどう関係しているのか、気になる人もいるでしょう。

まずThreadsですが、これはMeta社が展開するInstagram連携型のミニブログ的SNSです。DM機能とも連携はしていますが、「チャットに招待」と直接的な関係はありません。Threadsでフォローしている人とは、Instagram上でもDMがしやすくなる程度の補助的な役割です。

一方、ノート機能は、DM画面の上部に表示される短いメッセージのことで、「今日カフェなう」や「課題やばい…」みたいな一言を発信できます。このノートからDMが始まることもありますが、それでも「チャットに招待」が必要な相手には、ノートの反応からでも招待が送信される仕様になっています。

つまり、Threadsやノート機能は「チャットに招待」を補助する存在ではあるけれど、招待そのものをスキップできる機能ではないということ。相手がまだあなたのDMを承認していないなら、どんなに親しげなノートを送っても、やはり最初の1通目での“招待”が必要になるのです。

このように、表面的には似て見えるInstagramの各機能も、それぞれ目的や構造が全然違うんですね。混同しないように気をつけて、楽しく安全にSNSを使っていきましょう!

9. 「チャットに招待」機能の活用シーンと注意点

インスタグラムで初めて誰かにダイレクトメッセージ(DM)を送ろうとしたとき、「〇〇さんをチャットに招待」という表示が出て、戸惑った経験はありませんか?この「チャットに招待」機能は、2024年ごろから導入された比較的新しい仕組みです。

1通目のメッセージが「招待」として送信され、それに対して相手が承認しないと、それ以降のDMが送れないという仕様になっています。つまりこの機能は、スパム防止やユーザー同士の安心安全なやり取りのために設けられたものなのです。ここでは、このチャット招待機能の活用方法や注意点を、具体例を交えてやさしく解説していきます。

9-1. フォロワー増加施策としてのDM活用例

たとえば、インフルエンサーや小規模ビジネスの運営者が、新規フォロワーを獲得するためにDMを活用するケースがありますよね。でも、いきなりDMを送ろうとして「チャットに招待」の表示が出たら、驚く方も多いはず。この「招待」は一度しか送れない大切な1通目になります。相手に「怪しい」「迷惑そう」と思われたら、そのままブロックや削除されてしまうリスクも。

そこで、効果的な活用法としておすすめなのが、フォロー直後に自己紹介と簡潔な目的を添えて招待メッセージを送ること。たとえば、「こんにちは!〇〇というアカウントで、料理レシピを毎日発信しています。よかったら仲良くしてください♪」といった内容なら、受け取った側も安心できますよね。あまりに営業色が強い内容や、一方的な誘導リンクを含むメッセージは逆効果です。まずは信頼感を築くことが、フォロワー増加への第一歩です。

9-2. 通報対象になるDMとは?やってはいけない注意点

DMでの最初の「招待」メッセージは、インスタグラムのシステム上でも特に厳しく見られています。もし、この1通目で不適切な内容が含まれていると、相手から通報されてアカウントに制限がかかる可能性があります。実際、迷惑行為とみなされるのは次のようなケースです。

  • 不特定多数に同じ内容の宣伝メッセージを送る
  • いきなりリンクを送りつける(特にアフィリエイトリンク)
  • 過剰な売り込みや「今すぐ連絡ください」といった強引な文面

これらはすべて、相手にとってスパムDMとして見なされやすい行為です。また、同じ文面を複数アカウントに連続して送信すると、Instagramの自動検知機能が働いて、一時的にDM機能が制限されることも。せっかくのプロモーション活動も逆効果になってしまうので、十分注意しましょう。

9-3. 迷惑アカウントに誤解されないための工夫とは?

どんなに丁寧にメッセージを書いても、相手から「知らない人から来たDM」として警戒されてしまうことはありますよね。だからこそ、迷惑アカウントと誤解されないための工夫が大切になります。

まず第一に、プロフィール写真や自己紹介文を整えること。「顔が見えないアカウント」や「情報がほとんどないアカウント」からのDMは、警戒されやすいんです。たとえば、アイコンにご自身の顔写真や活動内容を入れ、プロフィール欄には「都内でハンドメイドアクセサリーを作っています。日々の作品を紹介中♪」といった親しみやすい紹介文を記載しましょう。

さらに、相手の投稿に「いいね」やコメントを残すなどして先に関係性を作っておくことも大切です。DMがいきなり来るより、事前に交流があると「あ、この人前にコメントくれた人だ」と思い出してもらいやすくなります。こうした細やかな気配りが、迷惑アカウントとしての誤解を防ぎ、円滑なやり取りの第一歩になります。

10. 最新アップデート情報と今後の変更予測(2025年版)

10-1. 今後「チャットに招待」機能はどうなる?メタ社の動き

2024年後半から話題になっていたInstagramの「チャットに招待」機能ですが、2025年に入ってもこの仕様は継続中です。特に注目されているのは、メタ社がこの機能をより強化する方向に動いているという点です。

この「チャットに招待」機能は、一度もDMのやり取りをしていないユーザーに初めてメッセージを送るときに、強制的に「招待制」になるというシステムです。最初のメッセージは「招待」として処理され、相手がそのメッセージを「承認」しない限り、以降のやり取りができません。これはメタ社が掲げるプライバシー保護の強化や、スパム対策の一環で、ユーザーが安心してSNSを利用できる環境を整えるための施策とされています。

2025年現在、すでに一部のビジネスアカウントやクリエイター向けプロファイルには、「チャットに招待せずにDMを許可」するオプションも導入されています。ただしこれは一般ユーザーにはまだ開放されていません。今後、一般アカウントでもこの許可設定をカスタマイズできるようになる可能性があります。

また、AIによるスパム検出やフィルタリング精度の向上も進められており、「怪しいアカウントからの招待」は自動的に削除されることもあるようです。今後は、さらに高度なセキュリティと、ユーザーの操作性のバランスをとるため、機能拡張やUI改善が続いていくと予想されます。

10-2. 海外版Instagramでの挙動は違う?比較と注意点

「チャットに招待」機能はグローバルで展開されていますが、海外版Instagramでは日本とはやや異なる挙動を見せることがあります。特に顕著なのが、通知文言の違いとメッセージリクエストの処理方法です。

たとえばアメリカやカナダのユーザーにメッセージを送った場合、「招待」ではなく「Message Request」として通知されるケースが多いです。この場合、相手のDM画面に「リクエストタブ」があり、そこに入ったメッセージを承認・拒否できるというスタイルになっています。

また、ヨーロッパ地域ではプライバシー規制(GDPR)の影響から、より細かいメッセージ管理機能が追加されており、ユーザーが通知の受信そのものをオフにできる設定も存在します。そのため、同じ「チャットに招待」を送っても、相手の設定によっては通知されない・気づかれない可能性もあるのです。

特に注意が必要なのは、言語が異なる相手には「メッセージ内容が翻訳された状態」で表示されることがあるという点です。日本語で送った丁寧なメッセージが、翻訳時に意味が変わってしまう可能性もあるので、英語で簡潔に要件を書くと良いでしょう。

このように、Instagramの「チャットに招待」機能は国によって挙動が少しずつ違うため、海外ユーザーとやり取りするときには事前に仕様を確認することがとても大切です。

11. まとめ:「チャットに招待」を理解して円滑なDMコミュニケーションを

インスタグラムのDMで表示される「〇〇をチャットに招待」という言葉。これは、ただのメッセージ送信ではなく、新しい相手に対して最初の一通を届けるための“招待状”のような役割を持っています。この機能は2024年以降に導入されたもので、ユーザーのプライバシー保護やスパム対策を目的としています。そのため、初めてやり取りするユーザーに対しては、一度だけメッセージを送ることができ、その後は相手の「承認」がない限り、次のDMは送信できないようになっているのです。

この最初のメッセージが相手にとっての“第一印象”になります。「誰から」「どんな目的で」送られてきたメッセージなのか、相手に安心してもらえるように、丁寧かつ簡潔に自己紹介や用件を伝えることが重要です。例えば、「こんにちは、〇〇でお見かけしてフォローしました!少しお話しできたら嬉しいです」といった一言で、印象が大きく変わるかもしれません。

招待を受け取った相手の画面には、「リクエスト」として通知が表示され、承認・削除・ブロックといった選択肢が並びます。ここで相手が承認ボタンを押してくれれば、通常のDM画面に切り替わり、お互いに自由にやり取りができるようになります。一方で、承認されない限りは、それ以降の連絡は届かなくなるため、最初のメッセージは非常に大切です。

「チャットに招待」の機能は、最初は戸惑う人も多いですが、慣れてしまえばとても合理的で安心できるシステムです。知らない人からいきなりたくさんメッセージが来ると怖いですし、特に女性ユーザーにとってはこの一段階フィルターの存在が大きな安心感を与えてくれるでしょう。

また、承認された後はいつもどおりのDMができるようになるので、「この人と話してみたいな」と思ってもらえるような丁寧なアプローチを心がけましょう。インスタグラムはただの写真共有アプリではなく、信頼とマナーを大切にしたコミュニケーションの場でもあるのです。

このように、「チャットに招待」という表示の意味や使い方を理解すれば、相手との距離を自然に縮め、安心でスムーズなDMのやり取りができるようになります。ちょっとした言葉遣いや心づかいが、あなたのSNSコミュニケーションをより豊かにしてくれるはずですよ。