インスタの共同投稿者をあとから追加したい時の対処法とは?

「Instagramで共同投稿者を“あとから追加したい”けど、どうやるの?」と悩む方が急増しています。便利なはずの共同投稿機能ですが、仕様を正しく理解していないと「え、投稿後は無理なの?」と戸惑ってしまう場面も少なくありません。

この記事では、Instagramの共同投稿の基本から、「あとから追加できるのか?」という疑問の答え、さらには削除や変更といった投稿後の対応策まで、最新の情報をもとに詳しく解説します。

目次

1. はじめに|「共同投稿者をあとから追加したい」人が急増中?

Instagramで写真や動画を投稿したあと、「あっ、この人も共同投稿者にしておけばよかった!」なんて思ったこと、ありませんか?そんなふうに投稿後に共同投稿者を追加したいと考える人が、最近とても増えているんです。

なぜそんなに「あとから追加したい」という声が増えているのでしょうか?それは、Instagramの共同投稿機能が注目され始めたことと、その影響力の大きさが広く知られてきたからなんです。

たとえば、ある企業では、共同投稿機能を使ったことで、普段の投稿では届かない層にもリーチでき、閲覧数が3倍以上に跳ね上がったというケースもあるほど。このように、たった1つの機能がフォロワー数や反応を一気に増やす力を持っているんですね。

その一方で、「投稿後に追加できるのか?」といった疑問を持って検索する人も多くいます。なぜなら、投稿後の編集って、基本的には限られている機能が多いからです。

ですが、実はInstagramでは投稿後にも一部の操作が可能なんです!特に共同投稿者の削除や、自分が招待された投稿から抜ける方法は、公式にも紹介されているしっかりとした手順があります。

ただし、あとから共同投稿者を「新たに追加する」ことは、現時点では原則できないとされています。これは多くの人が誤解しやすいポイントなので、注意が必要です。

「後からでも追加できるはず!」と信じて待っていると、機会を逃してしまうかもしれません。ですから、もしコラボ相手が決まっているなら、投稿する前にしっかり招待しておくことが大切です。

とはいえ、Instagramは頻繁にアップデートが行われるSNS。今はできなくても、今後の機能追加によって「あとからの追加」もできるようになる可能性はゼロではありません。だからこそ、常に最新情報をチェックしておく姿勢が求められます。

このあと続く記事では、そんな「投稿後にどう対応すればいいのか?」や、「そもそも投稿前にどんな準備をしておけば安心か?」といったことを、具体的な手順や事例を交えてわかりやすく解説していきます。

もし今、あなたが「もう投稿しちゃったけど、やっぱり共同投稿者を入れたい」と思っているなら……この記事で解決のヒントがきっと見つかりますよ!

2. Instagram共同投稿の基礎知識

2-1. そもそもInstagramの共同投稿とは?

Instagramの共同投稿とは、1つの投稿を複数のアカウントでシェアできる機能のことです。写真や動画、リールを自分だけでなくコラボ相手のフォロワーにも同時に届けられるため、フォロワーの拡大やエンゲージメントの向上に大きく貢献します。

たとえば、自分が1000人のフォロワーを持っていて、共同投稿相手が5000人のフォロワーを持っていた場合、その投稿は合計6000人以上にリーチする可能性が出てくるのです。これは、通常の投稿では実現しにくい大きなメリットです。また、共同投稿はリールや通常のフィード投稿でも使用できるため、さまざまなシーンで柔軟に活用できます。

この機能は、ビジネスのプロモーション、ブランド間のコラボ、イベントのお知らせなど、幅広い目的に対応しており、まさにインスタ運用の新定番とも言える存在です。

2-2. 通常のタグ付けやメンションとの違い

Instagramには「タグ付け」や「メンション」といった機能もありますが、共同投稿とは明確に異なる役割を持っています。

タグ付けは写真にアカウント名を載せることで、その人のプロフィールへリンクさせる仕組みです。メンションはキャプションやコメント欄で「@アカウント名」と記載して相手に通知を送る形ですが、どちらも投稿は自分のタイムラインにしか表示されません

一方、共同投稿では相手が承認した場合に限り、その投稿が両者のフィードやリールに同時に表示されます。つまり、相互に投稿を所有している状態になり、いいねやコメントなどのエンゲージメントも統合されるのです。

この点が、従来のタグ付けやメンションと決定的に違うポイントであり、影響力や信頼性を高めたい場合には、圧倒的に共同投稿が有利だと言えるでしょう。

2-3. リール・フィード・ストーリーズで使えるのか?

Instagramの共同投稿機能は、リールとフィード投稿で利用可能です。たとえば、コラボ商品の紹介や、イベント告知のリール動画を共同投稿すれば、双方のフォロワーに一斉に情報を届けることができます。

ただし、ストーリーズには現在のところ共同投稿機能は対応していません。そのため、ストーリーズでのコラボを行いたい場合は、お互いに同じ内容をそれぞれのアカウントから投稿する必要があります。

また、共同投稿を行う際には「共同投稿者を招待」という選択肢を使い、相手の承認を得ることで機能が有効になります。招待が承認されると、自動的に投稿は双方のタイムラインに表示される仕組みです。

なお、投稿後に共同投稿者を追加することも可能ですが、操作には注意が必要です。一度投稿を公開してしまうと、追加や削除の操作には一定の手順と時間がかかるため、事前にしっかり計画を立ててから投稿を行うことが大切です。

Instagramの仕様は日々更新されているため、機能の拡張や変更がある可能性もあります。今後はストーリーズにも対応されるかもしれませんので、最新のアップデート情報を定期的にチェックすることをおすすめします。

3. 「あとから追加」は可能?投稿後の操作に関する真実

Instagramの共同投稿はとても便利な機能ですが、「投稿したあとに共同投稿者を追加できるのか?」という疑問は、使い始めたばかりの人が必ずといっていいほど気になるポイントです。ここでは、投稿後にできること・できないこと、そしてちょっとした裏技的な方法について、しっかりと詳しく説明していきますね。

3-1. 投稿後にできるのは「削除」だけ?仕様の正確な理解

結論から言うと、Instagramの共同投稿は「あとから追加すること」はできません。一度投稿を公開してしまうと、その投稿に対して新たな共同投稿者を追加する機能は、Instagramの仕様上サポートされていないのです。

ただし、投稿後でも「削除」は可能です。たとえば、「やっぱりこの人との共同投稿をやめたいな……」というときは、以下の方法で共同投稿者を外すことができます。

1. 自分が作成した投稿から共同投稿者を削除する場合は、該当の投稿を開き、オプションから「シェアを停止」を選びます。2. 逆に、誰かが作成した投稿から自分が共同投稿者として招待された場合、自分のプロフィールページからその投稿を表示し、「投稿から自分を削除する」という操作も可能です。

「公開後に編集して共同投稿者を加える」ことはできないという前提を理解して、投稿前の段階で誰を共同投稿者にするかしっかり決めておくことが大切です。特にビジネスやブランド同士のコラボでは、投稿内容だけでなく共同投稿者の選定が大きなカギになりますよ。

3-2. 招待できるのは公開前?非公開での裏技的運用方法

それでは、どうしても「あとから共同投稿者を追加したい」と思った場合、どうすればいいのでしょうか?実は、ちょっとした裏技的な運用方法があります。

ポイントは「投稿をまだ公開しない状態で下書き保存しておく」こと。以下のステップで進めてみましょう。

1. 投稿を作成し、キャプションや写真、タグなどを設定したら「共同投稿者を招待」を選択。
2. 招待した相手が承認するまで、その投稿は「公開せず」に下書きのままにしておきます。
3. 承認が確認できたら、そのタイミングで投稿を公開しましょう。

このように、「公開前であれば、共同投稿者を自由に招待できる」のがInstagramの仕様です。一度公開してしまうと追加できないため、「下書き+事前招待」が重要なテクニックになります。

なお、現在のInstagramは日々アップデートされており、将来的には投稿後の共同投稿者追加もサポートされる可能性はゼロではありません。ですが、2025年10月時点では「公開前に招待する」という形が唯一の方法です。

3-3. 共同投稿の「やり直し」方法と注意点

もし「共同投稿のやり方を間違えてしまった」、または「違う相手とやり直したい」という場合は、再投稿するしかありません。

一度公開してしまった投稿は編集できないため、以下の流れで「やり直し」対応を行いましょう。

1. 最初の投稿を削除(またはアーカイブ)する。
2. 新たに投稿を作成し、正しい共同投稿者を招待して再度公開。

このときの注意点は、招待された側が「承認」をしないと共同投稿が成立しないという点です。つまり、やり直しをしても、相手が承認してくれなければ共同投稿にはなりません。

また、過去の投稿の「いいね」やコメントは新しい投稿には引き継がれません。反応が良かった投稿であれば、やり直すことで数字的な成果が落ちる可能性もあるため、事前の計画と確認がとても大切です。

どうしても修正したい場合は、「新しい投稿で再チャレンジ」して、最初の投稿はアーカイブしておくのが無難です。これなら過去の記録も残りつつ、新しい内容での再挑戦ができますよ。

4. 具体手順|あとから共同投稿者を追加・変更・削除する方法

Instagramの共同投稿はとても便利な機能ですが、「あとから変更できるの?」と気になる方も多いですよね。ここでは、投稿を公開した後の共同投稿者に関する操作方法をわかりやすく解説します。削除・退出・変更という3つの場面ごとに、丁寧に手順を紹介しますので、同じように進めてみてくださいね。

4-1. 投稿作成後の「共同投稿者の削除」手順

「一度招待したけど、やっぱり共同投稿者から外したい……」そんなときも慌てなくて大丈夫です。Instagramでは、投稿の公開後に共同投稿者を削除することが可能です。以下の手順で操作を行ってください。

1. Instagramアプリを開いて、削除したい共同投稿のページを表示します。

2. 投稿の右上にある「…(メニュー)」アイコンをタップします。

3. 表示されるメニューから「投稿の編集」を選択してください。

4. 「共同投稿者」の部分をタップすると、現在設定されているアカウントが表示されます。

5. その中から削除したいアカウントの横にある「×マーク」をタップして削除します。

6. 最後に右上の「完了」または「✓マーク」を押せば変更は反映されます。

これで共同投稿者は削除され、投稿は自分のアカウントのみに表示されるようになります。削除された側にも通知は届きませんが、相手の投稿一覧からは消えるため、必要に応じて事前に一言伝えておくのもおすすめです。

4-2. 自分がタグ付けされた投稿からの「退出」方法

反対に、「自分が誰かの投稿に共同投稿者として参加しているけど、抜けたい」という場面もありますよね。そんなときは、自分の側からも簡単に退出の操作が可能です。以下の手順で行いましょう。

1. 自分が共同投稿者になっている投稿を開きます。

2. 右上の「…(メニュー)」をタップしてください。

3. メニューの中から「シェアを停止」または「共同投稿をやめる」といった表記を選びます。

4. 確認メッセージが表示されたら、「はい」や「確認」などをタップして完了します。

これでその投稿は自分のプロフィール一覧やフィードから非表示になり、共同投稿からは退出した状態になります。相手側には通知が行かない仕様なので、気まずくなりたくない場合はDMなどで一言伝えておくと安心ですね。

4-3. 投稿後に共同投稿へ「変更したい時」の対応策

投稿を公開したあとに「やっぱりあの人と共同投稿にしたい!」と思うこともありますよね。ですが、Instagramでは投稿後に新しく共同投稿者を追加することは現時点(2025年10月)ではできません。それでも何とかしたい場合は、以下のような方法で対応できます。

1. 同じ内容の投稿を再作成する方法

最も確実な方法は、元の投稿を削除し、同じ内容で新しい投稿を作成し直すことです。その際に共同投稿者を追加して、再度投稿することで共同投稿が成立します。このとき、キャプションや画像・動画の内容をなるべく一致させることで、元の投稿との違和感も少なくなります。

2. 共同投稿でなくてもタグ付けやメンションで補う

どうしても元の投稿を残しておきたい場合は、共同投稿の代わりにタグ付けやメンション(@ユーザー名)を使って相手のアカウントを紹介する方法もあります。これならあとからでも編集可能ですし、相手に通知も届くため、コラボ感を演出できます。

3. ストーリーやリールで再コラボを提案

別の形でコラボレーションしたい場合は、ストーリーやリールでの共同投稿(リミックス)を活用するのも一つの手です。最近では、短尺動画を活用したコラボが増えており、よりカジュアルな印象を与えることもできますよ。

なお、Instagramは頻繁に仕様が変更されるため、今後「投稿後に共同投稿者を追加できる機能」が登場する可能性もあります。日ごろからアップデート情報をチェックしておくと良いでしょう。

5. うまくいかないときのチェックリスト

Instagramの共同投稿はとても便利な機能ですが、うまく機能しないこともありますよね。

特に「招待が送れない」「エラーが出てしまう」「なぜか共同投稿にならない」といったトラブルは、多くの人が一度は経験するもの。

ここでは、そんなときに確認しておきたいチェックポイントをまとめました。

1つずつ原因を見つけて、楽しくスムーズに共同投稿できるようにしましょうね。

5-1. 招待が送れない・承認されない時の原因と対処法

「共同投稿者を招待」のボタンを押しても、うまく相手に届かないことってありますよね。

また、招待されたはずの相手にも通知が来ない…というケースも。

そんなときは、次の5つのポイントを確認してみてください。

① アカウントがビジネス or クリエイターアカウントか確認個人アカウントでも使えますが、特に企業やプロモーション目的の場合、ビジネスプロフィールにしておく方が安定しやすいです。

② フォロー・フォロワー関係が成立しているか相手とお互いにフォローしていないと、招待が表示されなかったり、承認の通知が届かないことがあります。

③ Instagramアプリが最新版か意外と多いのが、アプリのアップデート忘れ。

機能が正しく動作しない場合は、まずアプリを最新バージョンにしてから再試行しましょう。

④ 通知設定がオフになっていないか「共同投稿の招待」は、通知で届くことが多いため、相手の通知設定がオフだと見逃されてしまうかもしれません。

⑤ 非公開アカウント同士の制限に該当していないか後述しますが、非公開アカウント同士だとうまく機能しないことがあります。

もし何度送っても相手に届かない場合は、一度キャンセルして再送信するのも効果的です。

5-2. 非公開アカウントとの共同投稿ができない理由

非公開アカウント(鍵付きアカウント)と共同投稿を試みたけれど、なぜか反映されない…そんなときはこの仕様が関係しています。

Instagramの仕様では、共同投稿は「公開アカウント」の投稿として扱われるため、非公開アカウントとの連携には制限がかかることがあります。

特に、招待する側・される側どちらかが非公開だと、共同投稿が完了しても相手のプロフィールには投稿が表示されないことがあるんです。

たとえば、あなたが公開アカウントでも、相手が非公開だと、共同投稿としてリーチする範囲が制限されるということですね。

そのため、共同投稿をする際は、両者とも「公開アカウント」であることが理想です。

また、非公開アカウント同士の場合、共同投稿機能自体が使えないこともあるので、事前に確認しておきましょうね。

5-3. エラーになる場合のよくある設定ミス5選

「投稿をシェアしようとしたのにエラーが出た」「共同投稿の招待が途中で消えた」そんなトラブルも少なくありません。

ここでは、よくある設定ミスを5つ紹介します。

① 投稿後に共同投稿者を追加しようとしているInstagramでは、投稿を公開した後に共同投稿者を追加することはできません

あくまで、投稿作成時に「共同投稿者を招待」する必要があります。

② 投稿タイプが対象外ストーリーズやライブ配信では、共同投稿機能は使えません。

現在、共同投稿が使えるのは「通常投稿」または「リール投稿」だけです。

③ アカウントに制限がかかっているInstagramのコミュニティガイドラインに違反した履歴がある場合、一時的に一部の機能が制限されることがあります。

共同投稿機能も対象になるので、ガイドライン違反の通知が届いていないか確認してみてください。

④ すでに別の共同投稿者が設定されている共同投稿は、一つの投稿につき1人のみという制限があると誤解されがちですが、実際には複数人との共同投稿も可能です。

ただし、招待できる人数やタイミングによっては、一部エラーが出る場合があります。

⑤ 招待された側が承認前に通知を削除してしまった招待通知をうっかり消してしまうと、再承認ができなくなることがあります。

この場合は、再度招待を送り直してあげると安心ですね。

エラーの多くは、操作の順番や、機能の仕様を誤解していることが原因です。

あせらず、上から順に確認していくと、きっと解決のヒントが見つかりますよ。

6. 人数制限と共同投稿の活用幅

6-1. 何人まで?2025年最新仕様の「事実と推測」

Instagramの共同投稿機能では、2025年時点において明確な「上限人数」は公表されていません。ただし、公式ヘルプや最新の運用事例をもとにすると、現在の仕様では複数名の共同投稿者が招待可能であることがわかっています。

具体的には、共同投稿を実施したい場合、投稿の編集画面で「共同投稿者を招待」の項目からアカウントを選び、リクエストを送信する形式となっています。招待された側が承認すれば、投稿が相互のフィードに表示され、フォロワー同士に届く仕組みです。

なお、現段階では一つの投稿に2〜3人までというパターンが多く見られるものの、これは公式な制限ではなく、実際の運用における快適性や画面表示のバランスを考慮したものと考えられます。

今後のアップデートによって正式に最大人数が定義される可能性もありますが、現在は「招待できる限り複数人」という柔軟な仕様になっています。とはいえ、表示の見やすさや承認の手間を考えると、実務上は2〜4名程度までにとどめておくのが現実的です。

また、複数人でのコラボレーションを意図する場合でも、一つの投稿に無理に詰め込むのではなく、次項で紹介するように複数の投稿に分散させる方法が有効です。

6-2. 複数アカウントを使ったプロモーション事例

共同投稿の魅力は、単に「一緒に投稿する」ことではありません。プロモーションの幅を一気に広げる戦略的な手段として、複数のアカウントを巻き込んだ実践例がすでに数多く登場しています。

たとえば、ある企業では、自社とインフルエンサー2名の合計3アカウントで同じリール動画を共同投稿しました。その結果、普段の単独投稿では届かなかった合計5万人以上のフォロワー層へアプローチでき、再生数は3倍以上に跳ね上がったそうです。

また別のケースでは、地域イベントを主催する団体が、スポンサー企業地元メディアとの3者間で共同投稿を行いました。それぞれ異なるターゲット層を持つアカウント同士が連携することで、フォロワーの属性に広がりが生まれ、参加者数の増加にも貢献しています。

このように、複数のアカウントを活用することで、単なる拡散ではなく、「信頼性の上乗せ」や「興味の分散回避」といった複合的な効果が期待できます。共同投稿は、従来のハッシュタグキャンペーンやストーリーシェアよりも深い連携が可能なプロモーション手法です。

そのため、プロジェクトやプロダクトに関わる複数の関係者を巻き込みながら、「関係性の見える化」を図ることで、ユーザーにとっても安心感のある情報提供が実現できます。

6-3. 「複数投稿」でカバーするテクニック

「共同投稿にもっと多くの人を関わらせたい!」という場合、1つの投稿に全員を招待する必要はありません。むしろ、Instagramの仕様や見た目の観点から考えても、投稿を分割する方法が非常に有効です。

例えば、3ブランドがコラボする場合、以下のような3段構成で投稿を展開することができます。

  • 1投稿目:ブランドAとブランドBの共同投稿
  • 2投稿目:ブランドBとブランドCの共同投稿
  • 3投稿目:ブランドAとブランドCの共同投稿

このように複数の投稿を作成し、それぞれ異なる組み合わせで共同投稿を行うことで、「重複を避けつつ、全体の関係性を伝える」ことができます。

また、フォロワー側からしても、1つの投稿に何人もタグ付けされているよりも、少人数のコラボのほうが内容を把握しやすいという利点もあります。

さらに、同じテーマで複数投稿を展開することで、ストーリー性連続性を持たせたプロモーションも可能になります。たとえば、「第一弾は開発秘話」「第二弾は商品紹介」「第三弾はユーザーレビュー」といった構成にすることで、エンゲージメントの継続が期待できます。

こうしたテクニックは、共同投稿の人数制限を気にせず、より柔軟な情報発信を行ううえで欠かせない方法です。「多くのアカウントとコラボしたい」「投稿ごとのメッセージ性を明確にしたい」という方にとって、分割投稿+共同投稿の組み合わせは非常に効果的です。

7. 「投稿後変更」が必要になる原因と防止策

Instagramの共同投稿はとても便利な機能ですが、実は「投稿後に設定変更をしたい!」というトラブルがよく起こります。この章では、そんな事態を避けるために「なぜ投稿後の変更が必要になってしまうのか」、そして「どうすれば未然に防げるのか」を、具体例と一緒にやさしくお話ししていきますね。

7-1. 事前準備不足が招くトラブルパターン

Instagramの共同投稿では、一度投稿を公開してしまうと設定の変更や取り消しに手間がかかるのが難点です。特に「コラボ相手に招待を送るのを忘れていた!」「意図していなかったアカウントと投稿してしまった…」といった声はよく耳にします。

例えば、招待したい相手を正確に指定せずに投稿を公開してしまうと、後から再投稿が必要になってしまうことも。しかもInstagramでは、共同投稿者を「あとから追加」する機能は公式にサポートされていません(2025年10月時点)。つまり、一度公開してしまった投稿に「あとから共同投稿者を追加する」ことは基本的にはできないのです。

これにより、以下のようなトラブルが起きやすくなります:

  • すでに公開した投稿を削除して作り直す手間が発生
  • コラボ相手からの信頼を失う可能性がある
  • エンゲージメント(いいね、コメントなど)の数値がリセットされてしまう

こうした問題は「ちょっとした準備不足」から起こることが多いんです。でも、次のセクションでお話しする「事前の取り決め」をしっかりしておけば、こうしたミスはきっと減らせますよ。

7-2. コラボ前に決めておくべき5つのこと

共同投稿を成功させるためには、投稿する前に話し合っておくべきポイントがあります。「一緒にやろうね!」と気軽に始める前に、以下の5つを必ず確認しましょう。

  1. 投稿の目的(商品紹介・イベント告知・ファン獲得など)
  2. 投稿の日時(最も効果的な時間帯に合わせる)
  3. 共同投稿者のアカウント名(正式名称)
  4. 使用する画像・動画の確認(両者が納得できるビジュアルか)
  5. キャプションとハッシュタグのすり合わせ

これらをきちんと決めておくことで、投稿後に「やっぱり変更したい!」とならずに済みます。特に投稿者と共同投稿者の「目的のズレ」や「伝えたい内容の違い」は、公開後の後悔につながりがちです。事前のすり合わせがとっても大切なんですよ。

Instagramの共同投稿は、招待を送ったあと、相手が承認してはじめて成立するもの。だからこそ、事前にしっかり段取りを整えて、スムーズなやり取りができるようにしましょうね。

7-3. 投稿ミス時に再投稿せず対処する方法

「しまった!投稿を間違えたけど、再投稿はしたくない…」そんなときのために、再投稿せずに対処するテクニックをご紹介します。

まず知っておいてほしいのは、すでに公開された投稿でも「共同投稿者を削除」することは可能だということ。これは、Instagramアプリ内の「…(メニュー)」をタップして「シェアを停止」を選択すればOKです。

逆に、他の人が作成した投稿に自分が共同投稿者として追加されていた場合、自分のプロフィールからも同じ手順で削除できます。この機能を使えば、「名前を消したいだけ」であれば、投稿そのものを削除せずに済むのです。

しかし、「新しく別の共同投稿者を追加したい」という場合には話が変わってきます。Instagramの仕様上、一度公開した投稿に新たな共同投稿者を追加することはできません。どうしても追加したい場合は、既存の投稿を削除して新しく作り直すしか方法がありません。

だからこそ、投稿前の確認が本当に大切なんです。ミスを防ぎつつ柔軟に対応するには、共同投稿の基本機能と制限をよく理解しておくことがカギになりますよ。

8. 成功事例と失敗事例から学ぶ運用ノウハウ

8-1. フォロワー3倍に!実在企業の成功コラボ例

Instagramの共同投稿機能を活用することで、実際にフォロワー数を3倍以上に伸ばした成功事例があります。そのひとつが、企業同士の戦略的なコラボレーションです。

たとえば、ある企業(戸田様)が、理学療法を提供する木城様との共同投稿を行ったケースでは、通常の投稿で約3,000回の閲覧数だったのが、共同投稿により1万〜1.2万回と、閲覧数が3倍以上に伸びました。投稿の内容は対談形式で、話し方や表情などが自然に映り、視聴者に親しみを持ってもらいやすくなったことが、成功の要因のひとつと考えられます。

さらに、双方のフォロワー層が似ていたため、投稿がお互いのフォロワーに効果的にリーチし、新規フォロワーの増加にもつながりました。このように、リーチ拡大を目的とする場合、価値観やターゲット層が一致するパートナーとのコラボが、非常に高い効果を発揮します。

見せ方にも工夫が必要です。プロフィールに統一感を持たせたり、投稿ビジュアルのトーンを合わせることで、違和感なくユーザーの目に届き、自然とブランドイメージも高まります。

8-2. 失敗例に見る「やってはいけない」共同投稿

共同投稿には大きなメリットがある一方で、失敗のリスクも存在します。その多くは、事前準備の不足や相手選びのミスによって起こります。

典型的な失敗例として、フォロワー層が異なる相手とコラボしてしまうケースが挙げられます。たとえば、美容系のアカウントとスポーツ関連のアカウントが共同投稿を行った場合、それぞれのフォロワーが興味を持つ内容が異なるため、投稿への反応が鈍くなってしまいます。結果として、「誰にも刺さらない投稿」になってしまう可能性が高いのです。

また、投稿内容についてのすり合わせが不十分だと、双方の意図がずれてしまい、「これは何を伝えたいの?」と受け手に混乱を与える結果になります。さらに、短期的な成果だけを求めて中途半端に実施すると、信頼性の低下を招いてしまいます。

もうひとつ見落としがちなのが、投稿のクオリティを軽視することです。画像の解像度が低い、キャプションが雑、ストーリー性がない…など、小さな欠点が積み重なると、エンゲージメント率の低下につながってしまいます。

これらの失敗を避けるためには、コラボ相手との丁寧なすり合わせと、質の高いコンテンツ制作が欠かせません。

8-3. 結果を出す人がやっている3つの共通点

Instagramの共同投稿で結果を出している人には、いくつかの共通した成功パターンがあります。以下の3つは、特に大きな違いを生み出すポイントです。

① 適切なコラボ相手を選ぶ

成功している人は必ず、「自分のフォロワーと親和性の高い相手」を見極めてコラボしています。たとえば、同じ業界でもジャンルや価値観が合致していれば、相乗効果が生まれやすく、フォロワーにとっても自然で魅力的に映る投稿が可能です。「なんとなく知ってる人だから」「付き合いで」ではなく、戦略的に選ぶことが重要です。

② 高品質なコンテンツを作る

どんなに良い相手とコラボしても、投稿自体のクオリティが低ければ効果は激減します。ビジュアルの統一感、キャプションの文章構成、タグの選定まで、ひとつひとつに手を抜かず丁寧に作り込む姿勢が求められます。また、ストーリー性やブランドの世界観が伝わるように構成することで、エンゲージメント率の向上も期待できます。

③ 投稿後の分析を忘れない

成功している人は、投稿後に必ずデータを分析しています。再生数、保存数、フォロワー増減、エンゲージメント率などをチェックし、次の施策に活かしています。その積み重ねが、中長期的に見て「勝ちパターン」を築く鍵になります。

このように、「誰と」「どんな内容で」「どのように振り返るか」が、共同投稿の成果を左右する3大要素です。思いつきではなく、きちんとした戦略のもとで運用していくことで、フォロワーやエンゲージメントに確かな変化が現れます。

9. よくある質問(FAQ)

9-1. 招待は拒否されたらどうなる?

Instagramで共同投稿者として誰かを招待したときに、相手がその招待を拒否することは、実はよくあることなんです。でも心配しないでください。拒否されたとしても、あなたの投稿そのものが消えたり、相手のプロフィールに何か表示されたりすることはありません。

相手が招待を拒否すると、投稿は通常の単独投稿として公開され続けるだけなんです。通知も「〇〇さんがあなたの共同投稿の招待を辞退しました」といったようなシンプルなもので、目立つ形では表示されません。そのため、万が一断られたとしても、お互い気まずくなるような心配はないですよ。

どうしても一緒に投稿したい場合は、もう一度投稿内容を見直してみたり、相手にメッセージで事前に一声かけておくと、承認されやすくなることもあります。相手の都合やタイミングもあるので、無理にお願いしすぎないことが大切ですね。

9-2. 投稿後に共同投稿できる裏技はある?

これは多くの方が気になっているポイントだと思いますが、Instagramの公式仕様では、投稿後に「あとから」共同投稿者を追加することはできません。投稿を公開した時点で、共同投稿の設定が確定してしまうため、「あ、やっぱりあの人も追加したい!」というのは、残念ながらできないんです。

ただし、「裏技」としては、元の投稿を削除して、もう一度同じ内容で投稿し直すという方法があります。もちろんこれは一種の手間なので、フォロワーの反応がよかった投稿であれば消すのは惜しいかもしれません。でも、どうしても共同投稿にしたい相手がいるなら、再投稿して新たに共同投稿者を設定し直すのが唯一の方法なんですね。

そのため、最初の投稿時に誰と共同投稿するかは、しっかりと事前に決めておくのがとても大切です。プレビューを見ながら確認したり、相手に先に確認しておくと、公開後に後悔せずに済みますよ。

9-3. 共同投稿後に相手がアカウントを削除したら?

ちょっと特殊なケースですが、「共同投稿をした相手がアカウントを削除したらどうなるの?」という質問もありますね。実はこの場合、その投稿はあなたのアカウント上では、単独投稿のような扱いに切り替わります

Instagramの仕組み上、共同投稿者のアカウントが削除されると、そのユーザーとのリンクが自動的に解除されます。プロフィール上からも、共同投稿としての表記が消えるので、ぱっと見では「普通の投稿」と見えるようになります。

ただし、投稿そのものが消えるわけではないので安心してくださいね。エンゲージメント(いいね数やコメント数)なども、あなたの側のデータは維持されるのが特徴です。もし相手が一時的にアカウントを停止している場合は、復帰後にまた元の状態に戻る可能性もありますが、基本的にはアカウント削除=共同投稿の終了と考えておくとよいでしょう。

10. まとめ|「あとから追加」は難しい。でも回避策はある

Instagramの共同投稿機能はとても便利ですが、「投稿後に共同投稿者をあとから追加すること」は基本的にできません。一度投稿を公開してしまうと、そこに新たな共同投稿者を加える操作は現在のInstagramの仕様上サポートされていないのです。これは多くの人が見落としがちなポイントで、投稿後に「やっぱりこの人も入れたい!」と思っても、手遅れになることがあるのです。

でも、ちょっと待ってくださいね。完全に方法がないわけではないんです。回避策として有効なのは、「事前に全員をしっかり招待しておくこと」。投稿前に共同投稿者のアカウントをきちんと選び、「共同投稿者として招待」しておけば、あとは相手が承認するだけで共同投稿が成立します。このとき、忘れやすいのが「相手が承認しない限りは共同投稿が完了しない」という点です。承認が間に合わずに投稿を公開してしまうと、あとからの追加ができず、通常のタグ付け投稿としてしか表示されなくなってしまいます。

それでも「どうしても投稿後に追加したい…」という場合には、新たに投稿を作り直すという方法も検討しましょう。たとえば、元の投稿を削除せずに、ほぼ同じ内容を新たに投稿し、その中で改めて共同投稿者を招待すれば、見た目には同じように見せることも可能です。もちろん、既に集まった「いいね」やコメントは引き継げませんが、それでもコラボ感を演出したいときには十分効果がありますよ。

さらに、複数人との共同投稿を考えている場合は、「1つの投稿に全員を入れる」のではなく、「複数の投稿に分けて、それぞれ異なる相手と組む」というスタイルもおすすめです。Instagramの仕様では「招待できる人数」が明記されておらず、上限についても不透明な部分があります。そのため、人数が多すぎるとエラーになる可能性もあるので、安全策として投稿を分けてコラボするのが賢いやり方です。

つまり結論はこうです。Instagramの共同投稿で「あとから追加」は今のところ難しいけれど、最初からしっかり準備しておけば避けられる問題なんです。そして万が一追加し忘れたとしても、投稿を作り直したり、複数投稿で対応したりと、やりようはいくつもあります。

「うっかり追加し忘れた…!」と焦る前に、まずは落ち着いて。そして、次の投稿では事前の計画と確認をしっかり行いましょう。Instagramは細かな仕様がちょくちょく変わるので、最新情報をこまめにチェックして、失敗のない共同投稿ライフを楽しんでくださいね。