【Excel関数】substitute:文字列に含まれる文字を他の文字に置換する

説明

関数substituteは、ある文字列に含まれる文字を、指定した文字に置換したい場合に使用します。

ケース(例)

たとえば、セルA1に「東京都中央区」というデータが入力されているとします。

サンプルデータをが入力されているexcelファイル

このデータを「東京都港区」に置き換えたいとします。

使い方(サンプル)

関数substituteの使い方は次の通りです。(コピペですぐに使えます)

=SUBSTITUTE(A1,”中央区”,”港区”)

SUBSTITUTEを入力した画面

※関数SUBSTITUTEはB2に入力しています。

出力結果

B2のセルに「東京都港区」と出力されています。

SUBSTITUTEを使った結果が表示されているExcelの画面

中央区を港区に置換した結果が得られました。

substituteの説明

substituteのパラメータ、戻り値については次の通りです。

書式

substitute(文字(文字列), 検索文字(文字列), 置換したい文字(文字列),[置換対象]

各パラメータ、戻り値の説明

項目
詳細
第1パラメータ
文字(文字列)とは、置換したい文字(文字列)を含むデータのことです。
第2パラメータ
検索文字(文字列)は、置き換えたい文字(文字列)のことです。置き換え元の文字(文字列)。
第3パラメータ
検索文字(文字列)は、置き換える文字(文字列)のことです。置き換え先の文字(文字列)。
第4パラメータ(省略可能)
置換対象とは、置き換えたい文字(文字列)が複数存在している場合に、何番目の置き換えたい文字(文字列)なのかを指定します。


例えば、文字列「ATA」を「ATZ」に置き換えたいなら、「=substitute(“tot”, “A”, “Z”, 2)」と設定します。(3文字目の「A」だけ置換)
また、もし第4パラメータを省略すると「A」はすべて「Z」に置換されて「ZTZ」と出力されます。

戻り値
置換後の文字列

第4パラメータの使い分け(サンプル)

第4パラメータの使い分け(サンプル)を検証をしてみました。

C列に置換した結果が出力されています。

サンプル(Excelファイル)

関数substituteを使用しているExcelファイルは下のリンクからダウンロードすることができます。

Excelファイルは2つ用意しました。

⇒サンプルExelファイル

⇒サンプルExelファイル(第4パラメータの使い分け(サンプル))