【ExcelVBA】left:文字列の左端(先頭)から指定した数だけ文字列を取得する

メソッドleftとは?

メソッドleftとは、文字列の左端(先頭)から、自分が指定した数の長さの文字列を取得します。

たとえば、文字列「abcdef」から左端(先頭)4文字「abcd」を抜き出したい場合、メソッドleftを使用します。

使用例

left(“abcdefg”, 4)

実行結果

abcdが取得できます

説明

使用例のコードでは、第1引数に文字列「abcdefg」を、第2引数に値4を指定しています。
実行すると、「abcd」を取得することができます。
※第2引数が1なら「a」(1文字)、第2引数が3なら「abc」(3文字)を取得することができます。

使用方法

メソッドleftに引数を設定して実行します。
実行後、処理した結果(戻り値)を受け取ることが出来ます。

引数

  1. 第1引数:抜き出す元の文字
  2. 第2引数:抜き出したい文字

戻り値

  1. 抜き出した文字列

サンプルコード

dim hoge as string
dim val as string
hoge = "abcdef"
val = left(hoge, 4)

ソースコードの解説

  1. dim hoge as string ‘文字列「abcdef」を格納する変数hogeを宣言します
  2. dim val as string    ‘抜き出した文字列を格納する変数valを宣言します
  3. hoge = “abcdef”     ‘文字列「abcdef」を変数hogeに格納します
  4. val = left(hoge, 4)   ‘抜き出した4文字を変数valに格納します

サンプルコード実装画像

結果

変数valに「abcd」が格納されます。

サンプル動画

サンプルファイル

動画で使用したExcelのサンプルファイルを置いておきます。
⇒サンプルファイル